2時間で政治「学び直し」できる!カリスマ講師による政治コンプ解消本
“いま”旬な本情報&著者インタビューをお届けします。by本TUBE
馬屋原吉博さんの新刊『今さら聞けない! 政治のキホンが2時間で全部頭に入る』(すばる舎)が発売!その記念に、1億人の本と本屋の動画投稿サイト「本TUBE」では著者インタビューを開催しました。
馬屋原吉博さんの新刊『今さら聞けない! 政治のキホンが2時間で全部頭に入る』(すばる舎)が11月3日に発売された。本著は、中学受験の社会科のカリスマ講師による、読むだけで「政治」コンプレックスが解消される1冊。通常国会、比例代表制、官房長官、審議会、憲法改正……新聞やテレビのニュースで、なんとなく字面で見たことはあっても、結局それが何なのか説明できない方。政治のことをじつは全然わかってなくて恥ずかしいと感じている方。そんな、無知な自分にひそかにコンプレックスを持っている人に向けた、「学び直し」の本。複雑な政治のしくみを小学生でもわかるように解説している本書はまさに、今もっとも熱い「公民」の授業かもしれない。
本TUBE編集部×馬屋原吉博インタビュー
――はじめに、先生が考える社会科と、公民という科目の位置づけについてお聞かせください。
社会っていう科目って、そもそも何を勉強してるのかなって考えたときに、世の中について勉強しているんです。子供達が、「今僕達が生きている世の中ってどんな世の中なのかな?」と。この考え方には大きく3つのアプローチがあって、1つが横線です。「今僕達が生きている世界って、どんな広がりを持ってるのかな?」という問いに対して、日本地理・世界地理で勉強していくんです。もう1つは縦軸で、「今までどんなことがあって、今この世界ができているの?」これは歴史で、おそらく縦軸的なアプローチです。そして最後に、この地理と歴史を勉強した子に、「どういう風にこの社会が成り立っているのか?」という今の世の中の仕組みを教える。ここの部分が政治であり、公民の勉強なんだと思います。
――平面だったものに立体の軸を作るっていうことですね。ところで先生は、日々小学生を教えていると思うんですが、なぜ大人向けの本を今回書こうと思ったんですか?
私は普段、1対1の個別指導というフィールドで授業をさせていただいているんですが、ちょっと特殊な教室で、保護者の方がいつでも見学・参加可なんです。僕は目の前の子供に伝わるように必死なんですけど、そんなやり取りを後ろのほうでお母さん・お父さんが僕の思っている以上に、おもしろく聞いてくださっている。
――そうなんですね!では、普段のお母さん達の反応を見つつ、やはりこういう本が必要だと思われたということですね。
本著では、個人的な意見は、排除したほうだとは思います。とはいっても、この本は大人向けに書きましたので、細かいデータですとか、自民党という政党についての話とか、中学入試に比べると細かい話もしています。ただ、普段の授業で「本当にテストで聞かれる大事なキーワードだけを軸に、各キーワード同士にどんなつながりを持たせるか」という形式で、わかりやすさにこだわって子供の前に立ってきたので、そのあたりが大人の方にわかりやすく伝われば、書いた甲斐があったかなと。
――本の構成へのこだわりについても伺いたいです。
今回どういう構成にしたかというと、一番上がタイトルになっていて、タイトルの部分と図が書いてある左のページを読めば、ある程度ポイントが分かるんです。昔勉強された記憶が残っている方なら、そこだけ見ていっても復習になると思います。もうちょっと詳しく知りたいという方は、ぜひ右側のページをご覧いただければと考えて2段階の構成にさせていただきました。
――公民の抽象概念を小学生に伝えるのって、大変ですよね
地理とか歴史はまだ“見せてあげられること”が多いんです。南部鉄器って、スマホで検索して「これだ、これ」って言えるんですけど、公民は、言葉を言葉で教えるしかない。とは言っても、図やイラストの力って強いので、この本で用意していただいた沢山のイラストを、授業でもこっそり使わせていただいてます(笑)。
――政治のことを全然わかっていないな、学校の授業をもっとちゃんと聞いておけば良かったなと思っている人に向けた、学び直しの一冊です。ぜひ皆さん手にとってください。
■馬屋原吉博
中学受験専門のプロ個別指導教室SS-1社会科教務主任。中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員。大手予備校・進学塾で、大学・高校・中学受験の指導経験を積み、現在は完全1対1・常時保護者の見学可、という環境で中学受験指導に専念している。開成、灘、桜蔭、筑駒といった難関中学に、数多くの生徒を送り出す。必死に覚えた膨大な知識で混乱している生徒の頭の中を整理し、テストで使える状態にする指導が好評。バラバラだった知識同士がつながりを持ち始め、みるみる立体的になっていく授業は、生徒はもちろん、保護者も楽しめると絶大な支持を得ている。本書はなかでも「公民」に光をあて、政治の基本を大人向けにイチから書き下ろした。「小学生でもわかる」解説がモットー。著書に『CD2枚で古代から現代まで 聞くだけで一気にわかる日本史』(アスコム)、『頭がよくなる 謎解き 社会ドリル』(かんき出版)、『中学受験 見るだけでわかる社会のツボ』(青春出版社)などがある。
____
本編では、この他にも質問やトークが盛り沢山、そして普段は見ることのできない作家さんの表情も楽しめます!完全版が見たい方は、ぜひインタビュー動画をチェック!
http://www.hon-tube.com/p/movie.php?movieid=2773
本TUBE編集部×馬屋原吉博インタビュー
―――――――――――――――――――――
――はじめに、先生が考える社会科と、公民という科目の位置づけについてお聞かせください。
社会っていう科目って、そもそも何を勉強してるのかなって考えたときに、世の中について勉強しているんです。子供達が、「今僕達が生きている世の中ってどんな世の中なのかな?」と。この考え方には大きく3つのアプローチがあって、1つが横線です。「今僕達が生きている世界って、どんな広がりを持ってるのかな?」という問いに対して、日本地理・世界地理で勉強していくんです。もう1つは縦軸で、「今までどんなことがあって、今この世界ができているの?」これは歴史で、おそらく縦軸的なアプローチです。そして最後に、この地理と歴史を勉強した子に、「どういう風にこの社会が成り立っているのか?」という今の世の中の仕組みを教える。ここの部分が政治であり、公民の勉強なんだと思います。
――平面だったものに立体の軸を作るっていうことですね。ところで先生は、日々小学生を教えていると思うんですが、なぜ大人向けの本を今回書こうと思ったんですか?
私は普段、1対1の個別指導というフィールドで授業をさせていただいているんですが、ちょっと特殊な教室で、保護者の方がいつでも見学・参加可なんです。僕は目の前の子供に伝わるように必死なんですけど、そんなやり取りを後ろのほうでお母さん・お父さんが僕の思っている以上に、おもしろく聞いてくださっている。
――そうなんですね!では、普段のお母さん達の反応を見つつ、やはりこういう本が必要だと思われたということですね。
本著では、個人的な意見は、排除したほうだとは思います。とはいっても、この本は大人向けに書きましたので、細かいデータですとか、自民党という政党についての話とか、中学入試に比べると細かい話もしています。ただ、普段の授業で「本当にテストで聞かれる大事なキーワードだけを軸に、各キーワード同士にどんなつながりを持たせるか」という形式で、わかりやすさにこだわって子供の前に立ってきたので、そのあたりが大人の方にわかりやすく伝われば、書いた甲斐があったかなと。
――本の構成へのこだわりについても伺いたいです。
今回どういう構成にしたかというと、一番上がタイトルになっていて、タイトルの部分と図が書いてある左のページを読めば、ある程度ポイントが分かるんです。昔勉強された記憶が残っている方なら、そこだけ見ていっても復習になると思います。もうちょっと詳しく知りたいという方は、ぜひ右側のページをご覧いただければと考えて2段階の構成にさせていただきました。
――公民の抽象概念を小学生に伝えるのって、大変ですよね
地理とか歴史はまだ“見せてあげられること”が多いんです。南部鉄器って、スマホで検索して「これだ、これ」って言えるんですけど、公民は、言葉を言葉で教えるしかない。とは言っても、図やイラストの力って強いので、この本で用意していただいた沢山のイラストを、授業でもこっそり使わせていただいてます(笑)。
――政治のことを全然わかっていないな、学校の授業をもっとちゃんと聞いておけば良かったなと思っている人に向けた、学び直しの一冊です。ぜひ皆さん手にとってください。
■馬屋原吉博
中学受験専門のプロ個別指導教室SS-1社会科教務主任。中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員。大手予備校・進学塾で、大学・高校・中学受験の指導経験を積み、現在は完全1対1・常時保護者の見学可、という環境で中学受験指導に専念している。開成、灘、桜蔭、筑駒といった難関中学に、数多くの生徒を送り出す。必死に覚えた膨大な知識で混乱している生徒の頭の中を整理し、テストで使える状態にする指導が好評。バラバラだった知識同士がつながりを持ち始め、みるみる立体的になっていく授業は、生徒はもちろん、保護者も楽しめると絶大な支持を得ている。本書はなかでも「公民」に光をあて、政治の基本を大人向けにイチから書き下ろした。「小学生でもわかる」解説がモットー。著書に『CD2枚で古代から現代まで 聞くだけで一気にわかる日本史』(アスコム)、『頭がよくなる 謎解き 社会ドリル』(かんき出版)、『中学受験 見るだけでわかる社会のツボ』(青春出版社)などがある。
____
本編では、この他にも質問やトークが盛り沢山、そして普段は見ることのできない作家さんの表情も楽しめます!完全版が見たい方は、ぜひインタビュー動画をチェック!
http://www.hon-tube.com/p/movie.php?movieid=2773
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像