スペクティ、サプライチェーンリスク管理プラットフォーム「Resilire」に災害情報を提供開始 ～ グローバルサプライチェーンの災害リスク検知機能を強化

株式会社Spectee（本社：東京都千代⽥区、代表取締役：村上建治郎、以下「スペクティ」）は、サプライチェーンリスク管理プラットフォーム「Resilire」を提供する株式会社Resilire（本社：東京都港区、代表取締役：津⽥ 裕⼤、以下「レジリア」）向けに、災害情報の提供を開始しました。また、レジリアは「Resilire」上でグローバルサプライチェーンの災害リスク検知機能の提供を開始しました。

■背景
多くの企業でグローバルにサプライチェーンが展開される中、昨今の新型コロナウイルスによるロックダウンやウクライナ紛争の影響、また度重なる自然災害など、サプライチェーンへの影響リスクは年々増加しています。

そういった背景を踏まえ、世界規模でのリスク情報の把握が必要というサプライチェーン管理者からの声を受け、この度、スペクティとレジリアは連携し、グローバルサプライチェーンのリスク情報をいち早く把握する機能を提供することに至りました。

■機能概要
「Resilire」は、サプライチェーン全体をクラウド上で管理し、災害時には影響のあるサプライヤーを⾃動的にリストアップするサービスです。

現在、国内の地震・⽔害・⼟砂・停電情報を取得しておりますが、この度、グローバルで災害やリスク情報を提供するスペクティの「Spectee Pro」と連携することで、SNS情報からグローバルの災害（地震、洪⽔、寒波等）、事故(⽕災、爆発、交通⼨断等)、インフラ⼨断(停電、断⽔等)、事件(テロ、クーデター、デモ)といったリスク情報を取得することが可能になりました。

■今後について
スペクティとレジリアは、本機能の利便性向上を図るとともに、より精度の⾼いグローバルリスク検知を実現するために、情報ソースの多⾓化などに取り組んでまいります。

■Resilire（レジリア）について
株式会社Resilireは「テクノロジーで持続可能な社会を創造する」というビジョンの元、サプライチェーンリスク管理サービス「Resilire(レジリア)」を開発しております。

多くの製造業では、サプライヤー(調達先)がブラックボックス化しています。災害等のインシデント発⽣時の影響把握が遅れてしまうことにより、製品の供給が停⽌する事態が起きています。(コロナによる需給バランスの変化によるマスク等の不⾜や、半導体不⾜による減産等)　サプライヤーネットワークの可視化とインシデントデータの連携を可能とするSaaSを提供することで、サプライチェーンの⼨断を予防し製品の安定供給を実現し製造業全体のレジリエンスに貢献していきたいと考え事業を⾏なっています。
[企業ホームページ] https://www.resilire.jp/

■ Spectee（スペクティ）について
スペクティは、「危機を可視化する」をミッションに、SNSや気象データ、カーナビ情報や道路カメラなど様々なデータからの災害・リスク情報の解析し、被害状況の可視化や予測を行っています。

国内トップシェアを誇るAI危機管理ソリューション『Spectee Pro』は、災害や事故等のリスク情報をリアルタイムに配信する他、SNSや河川・道路カメラ、カーナビ情報、人工衛星データなどをもとにAIで被害のシミュレーションや予測など様々な角度から被害状況を”可視化”することで、自治体の災害対応や企業の危機管理、物流やサプライチェーンのリスク管理などの目的に導入が進んでいます。
[企業ホームページ] https://spectee.co.jp