ContractS AIエージェント基盤をリリース レビューを超え、あらゆるAIから契約の全工程を自律実行可能に
AIが契約業務そのものを自律的に実行できる環境を構築する新戦略を発表

ContractS株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO 齊藤 慶介、以下ContractS)は、AIが契約業務そのものを自律的に実行できる環境を構築する新戦略を発表いたします。
AIレビューを導入しても、法令調査や新旧対照表の作成、承認フローの実行は手作業のまま、契約業務の大部分が依然として人手に頼っている現状を変えるため、本戦略では契約業務の全工程をAIから操作できる仕組みを構築します。法務担当者が「作業」ではなく「判断」に集中できる環境を実現し、人員を増やさずに対応できる案件の幅を広げます。
第一弾として、Anthropic社のAIアシスタント「Claude」との接続機能をすでに提供開始しています。
AIレビューから、AIによる契約業務の実行へ
契約書のAIレビューは、法務部門の業務効率化に大きく貢献してきました。しかし、AIが担っているのは契約業務のごく一部です。

AIレビュー(これまでのAI活用)
AIに契約書ファイルを渡すと、リスクのある条項を指摘し、修正案を提示してくれます。しかし、その前後の業務――契約書の取得、関連法令の調査、修正版の比較、承認フローへの投入、契約台帳の更新はすべて人の手で行う必要がありました。
AIが関与できるのは「契約書の中身を読む」という1つの工程だけであり、契約業務の大部分は依然として手作業のままです。
AIによる契約業務の実行(本戦略が実現すること)
ContractSが構築するのは、AIが契約業務そのものを操作できる環境です。
企業が日常的に利用しているAI(Claude、ChatGPT、Geminiなど)から「ContractS CLM」の機能を直接呼び出し、以下のような業務をAIに任せることが今後可能になります。
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契約書のレビュー依頼を受け取り、AIが内容を確認する【提供済み】
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レビュー依頼から、レビューすべきかどうかやレビュー方針自体の判断
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レビューに不足している情報の追加の収集、依頼者へのコミュニケーション
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メールやTeams、Slackの履歴、CLM内の経緯情報の自律探索【一部提供済み】
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契約条項に関連する法令をAIが検索・照合する【提供済み】
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自社基準(プレイブック)を元にした、自社の状況を踏まえた自社基準レビュー
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変更前後の契約書からAIが新旧対照表を自動生成する
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承認フローの実行、契約データの検索、台帳の更新をAIが実行する
AIの役割が「読んで指摘する」から「業務を実行する」へ拡張される ―― これが本戦略の核心です。
なぜ「どのAIからでも使える」ことが重要なのか
ContractSは、特定のAIに依存しないオープンな接続の仕組みを採用しています。
多くのリーガルテック企業は、特定のAIモデルを自社プロダクトに組み込む方式を採っています。この方式では、AIの選択肢がベンダー側に固定されるため、企業がすでに導入しているAIとは別のAIを使うことになりがちです。
ContractSのアプローチはこれとは異なります。企業がすでに業務で利用しているAI(Claude、ChatGPT、Gemini、Copilot)などから直接「ContractS CLM」の機能を呼び出せるようにすることであり、新しいAIツールの導入や学習なしに、いま使っているAIの延長線上で契約業務を実行できる環境を提供します。

Anthropic社 Claudeとの接続を先行提供
その第一弾として、ContractSはAnthropic社のClaude向けに接続機能(MCPサーバー)の提供を開始しました。Claudeとの対話の中から、「ContractS CLM」上のレビュー機能や法令検索機能をシームレスに呼び出すことができます。
「ContractS CLM」は、国内のリーガルテックサービスの中でも最大規模のAPI(外部連携用の接続口)を公開しており、このAPI基盤がAIとの接続を迅速に実現する技術的な土台となっています。
対応AIの段階的な拡張
企業ごとに導入しているAIは異なります。本戦略はClaudeとの接続に閉じるものではなく、ChatGPT、Gemini、Copilotなど、主要な汎用AIへの対応を段階的に進めてまいります。
提供開始済みのAIスキル
Claude向けの接続機能を通じて、以下の3つのAIスキルをすでに提供開始しています。

法令検索スキル
Claudeとの対話の中から法令データベースを直接参照し、契約条項に関連する法令の検索・照合をAIが実行します。これまで法務担当者が手動で行っていた法令調査を、AIとの会話の中で完結させることが可能です。
レビュースキル
「ContractS CLM」上のレビュータスクに割り当てられた契約書を、Claudeが直接取得してレビューを実行します。ContractS CLMの業務フローの中にAIレビューが自然に組み込まれるため、ファイルの手動アップロードや画面の切り替えが不要です。
経緯情報探索スキル
契約書に関する経緯情報をやり取りしたメール等のコミュニケーションツールを通じてAIが自律的に探索し、経緯情報を自動で収集します。法務は過去のメールを遡ることなく、自動で収集された情報を元にレビューが可能です。
今後の展開

本戦略は、大きく2つの方向で拡張を進めます。
1. AIが過去の契約データを活用できる環境の構築
ContractS CLMに蓄積された契約データ(過去の契約書、修正履歴、交渉の経緯、判断の根拠など)を、AIが直接参照できる知識ベースとして整備します。「目の前の1通」だけでなく、過去に自社がどのような判断をしてきたかをAIが踏まえた上でレビューやリスク評価を行える状態を目指します。
2. AIから操作できる業務範囲の拡張
現在提供中の3スキル(法令検索・レビュー・新旧対照表)に加え、リスクチェック、修正案のドラフト、承認経路の判定、契約データの検索など、ContractS CLM上の業務をAIから操作できる範囲を順次拡大してまいります。
将来的には、契約ライフサイクルの各場面でAIが必要な情報を自動的に提示し、法務担当者は判断と承認に集中できる環境の実現を目指します。
各スキルの詳細は、今後個別に発表いたします。
法務組織の構造転換に向けて
ContractSは本戦略を通じて、法務組織の在り方そのものの変革を視野に入れています。
多くの企業では、契約案件の総量が増え続ける一方で、法務人員を同じ比率で増やし続けることはできません。AIが契約業務の実行を担うことで、法務担当者はより高度な判断業務に集中できるようになります。さらに将来的には、事業部門(依頼者)側にもAIの力を届けることで、法務部門に依頼が届く前の段階で情報整理や一次判断を行える環境を構想しています。
この構想の詳細については、今後改めて発表する予定です。
本戦略のポイント
AIの対象を拡張:
契約書の「レビュー」だけでなく、レビューの受付・依頼者コミュニケーション・経緯情報の自動探索・法令検索・自社基準レビュー・新旧対照表作成・台帳メンテナンスまで、契約業務の全工程をAIから操作可能に
特定のAIに依存しない:
Claude、ChatGPT、Gemini等、企業が利用する汎用AIからContractS CLMを操作できるオープンな接続基盤を構築(現状はClaudeのみ)
第一弾を提供開始済み:
Claude向け接続機能を通じ、法令検索・レビュー・経緯情報の自動探索の3つのAIスキルが稼働中
詳細について
今回の詳細については、以下の弊社ウェブサイト・およびオンラインウェビナーにて、詳細を公開しています。
新戦略について:
https://www.contracts.co.jp/news/update-information/21759/
ウェビナーについて:
【5/12(火)開催】
「AIで契約業務を動かす」とは何か — ContractS × Claude連携で変わる法務の実務
https://www.contracts.co.jp/news/event/21742/
【5/15(金)開催】
生成AI✖️CLMで実現!最高レベルの自社基準レビュー体制〜なぜCLMとAIの組み合わせで「本当の自社基準レビュー」を実現できるのか?〜
https://www.contracts.co.jp/news/event/21746/
ContractS株式会社について
ContractSは、「契約の力でビジネスの進化を加速させる」という志のもと、契約マネジメントシステム「ContractS CLM」と周辺システムとの連携を通じ、契約データを集約し、人とシステムが共に活用できる仕組みを提供しています。
会社概要
会社名:ContractS株式会社
本社:東京都港区南青山2-5-17 ポーラ青山ビルディング 13階
代表者:代表取締役社長 齊藤 慶介
設立日:2017年3月31日
事業内容:契約ライフサイクルマネジメント(CLM)システム「ContractS CLM」の提供
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