HOUSEIと日刊スポーツ新聞が業界DXへの共同展開強化
組版システム「CloudXPress」でデジタルシフトの支援
AI・DXソリューションを提供するテクノロジーカンパニー、HOUSEI株式会社(本社:東京都新宿区、以下:HOUSEI)は、株式会社日刊スポーツ新聞東京本社(旧:日刊スポーツPRESS社)(本社:東京都中央区、以下:日刊スポーツ新聞東京本社)と、営業戦略的パートナーシップを締結したことをお知らせいたします。これにより、新聞業界における新聞制作システム「CloudXPress(クラウディエクスプレス)」の展開を強化し、業界全体のコスト削減と制作体制の共通化・効率化を推進してまいります。

■パートナーシップ締結の背景
本取り組みは、2022年2月に両社で発表した「新聞業界における新聞制作システム共通化」の構想をさらに発展させたものであり、既に十数社の地方紙などで利用されているCloudXPressでの新聞組版を、より多くの新聞社の利用に拡大させる提案活動を共同で加速するものです。この構想は、新聞業界全体が抱える人材不足・コスト高騰の課題に対応すべく、組版業務の効率化と標準化を図ることを目的にスタートしました。また、新聞各社ごとに異なるニーズや経営環境に対応するため、導入規模や体制に応じた柔軟なソリューション提案が求められており、HOUSEIと日刊スポーツ新聞東京本社が協力することで、営業・技術両面から包括的なサポート体制を構築できると判断しました。今後、両社の連携により、新聞業界におけるデジタル化・業務効率化の加速を実現してまいります。
■「CloudXPress」とは
新聞制作に求められる多様な編集レイアウト機能を利用できる「CloudXPress」は、柔軟性と拡張性を兼ね備えた組版システムです。共有化が見込まれる機能は順次バージョンアップされる仕組みとなっており、常に最新の機能を利用できます。新聞製作業務の共通化・標準化によって、従来の個別開発型と比べ、「業務効率の向上」と「初期導入コストや保守運用コストの削減」の両立を実現します。
加えて、各種環境共通パッケージを活用することにより、地域や規模を問わず、全国の新聞社が同じ基盤を活用できるため、今後の業界横断的な連携やデータ活用の可能性も広がります。地域紙から全国紙まで、あらゆる規模の新聞社に対して持続可能なソリューションを提供できる点も大きな強みです。
【機能紹介】
大組/地紋組/表組/箱組など、新聞制作に不可欠なレイアウト機能を標準搭載しています。また、紙面管理機能、統合集信機能、文字管理機能、出力管理機能、広告管理機能、外部配信機能など、編集から配信までを一元的に支援する各種機能も備えています。これにより、編集現場の多様なニーズに応え、新聞制作全体の質とスピードを向上させることが可能です。

■今後の展望
HOUSEIと日刊スポーツ新聞東京本社は、両社が培ってきた技術力と知見を融合させた強固なパートナーシップを構築し、さらなる顧客開拓を進めるとともに、新聞製作に関するソリューションの高度化・標準化を業界全体に拡げていきます。「CloudXPress」を通じて、急激に変化するメディア環境や読者ニーズへの対応力を高め、新聞業界全体のデジタルシフトを後押しするとともに、紙面製作の未来を見据えた長期的な業務基盤の構築に貢献してまいります。
株式会社日刊スポーツ新聞東京本社の概要
本社所在地:東京都中央区築地3-5-10
代表者:代表取締役社長 吉田 昌一
設立:1952年8月
URL:https://www.nikkansports.com/company/company-tokyo.html
HOUSEI株式会社の概要
本社所在地:東京都新宿区津久戸町1番8号神楽坂AKビル9階
代表者:代表取締役社長 管 祥紅
設立:1996年3月
URL:https://www.housei-inc.com
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