瓦礫の中の家族の居場所を電波で特定する「DRS」(ダイレクト・レスキュー・システム)が、大阪・関西万博の体験型展示「未来航路 -20XX年を目指す中小企業の挑戦の旅-」の最先端テクノロジー分野に出展
災害大国の日本に「自助」の仕組みを
AUTHENTIC JAPAN株式会社(本社:福岡市中央区、代表取締役社長:久我 一総)が開発・提供している、「DRS(ダイレクト・レスキュー・システム)」が、2025年大阪・関西万博における体験型展示「未来航路 -20XX年を目指す中小企業の挑戦の旅-」の出展社に選定されました。
展示期間は、10月3日(金)から10月7日(火)の5日間です。

「DRS(ダイレクト・レスキュー・システム)」は、災害時に電波を利用することで、警察や消防の捜索を待たずに自分自身の手で「ピンポイント」に家族を見つけることができる仕組みです。
「未来航路」は、全国から選ばれた中小企業83社が参画し、❝いのち輝く未来社会❞ の実現に向けて社会課題に挑戦する技術・サービスを紹介する企画です。来場者は、伝統の継承からデジタルテクノロジーまで5つのテーマに分かれた展示を通じて、未来を形づくる多彩な製品やサービスを体感できます。

被災地から広がる社会実装
DRSは、2024年1月の能登半島地震を背景に、被災地での防災・減災インフラとして導入が進んでいます。
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珠洲市(石川県):2025年8月、市内公立小学校(8校)の全児童にDRSを正式導入。
災害時の避難支援と日常の見守り体制を強化
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穴水町(石川県):2025年2月、DRSを寄贈。
児童の登下校時の安全確保や災害時の避難支援に活用される予定
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能登町(石川県):2024年10月、教育委員会へDRSを寄贈。
小学生に配布し、地域の安全確保に活用
これらの導入実績のとおり、DRSは災害リスクの高い地域で「命を守る社会インフラ」として確かな役割を果たし始めています。今回の「未来航路」展示は、その価値を広く伝える場となります。
出展概要
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展示テーマ :最先端デジタルテクノロジー
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会 期 :2025年10月3日(金)~10月7日(火)
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時 間 :10:00~20:00(最終入場19:30)※10月3日のみ11:00から入場開始
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会 場 :大阪・関西万博 EXPOメッセ「WASSE」<South>
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主 催 :中小企業庁、中小機構
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公式サイト :https://expo2025.smrj.go.jp/
いのちを守る最先端テクノロジー:DRS概要
DRSは、山岳遭難対策サービス「ココヘリ」で培った技術を、街中や災害時の捜索に応用したIoT機器です。専用電波・GPS・Bluetoothの3種類の電波を組み合わせ、最後の0cmまで位置を特定できるのが大きな特長です。
発信機は5センチ四方・約45グラムと小型軽量で、防水・防塵(IP68等級)性能を備え、位置確認はスマートフォンで可能。フル充電で最大約3か月稼働します。
DRS 発信機について

● 主な仕様:5センチ四方、約45グラム。
IP68等級の防水・防塵性能
(最大水深10メートルで最大30分)
● 動作時間:GPS情報送信時は約2週間
探索用電波の発信時は約2~3か月
AUTHENTIC JAPAN 会社概要
AUTHENTIC JAPAN株式会社
代表取締役社長:久我 一総
本社:福岡県福岡市中央区赤坂1-6-15-4F
URL:https://www.authjapan.com/
事業内容:山岳捜索サービス「ココヘリ」などの展開
代表取締役 久我 一総の略歴
1978年、福岡県福岡市生まれ。西南学院大学文学部外国語学科英語専攻卒業。2002年パナソニックシステムネットワークスに入社し、SCM部門の責任者としてイギリスの子会社へ出向。10年後に帰国し、商品企画部門へ異動。2011年にAUTHENTIC JAPANを立ち上げ、退職。現在に至る。
■ 本件に関する報道関係者からのお問合せ先
AUTHENTIC JAPAN株式会社 マーケティング担当
電話:092-791-2595
メールアドレス:marketing@authjapan.com
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