NECキャピタルソリューションとafterFITは、ヨロズ大分に1.2MWのソーラーカーポートと野立て太陽光発電設備を設置し電力供給を開始

株式会社ヨロズの子会社・株式会社ヨロズ大分にソーラーカーポート328台分と野立て太陽光発電設備20基を設置し、PPA方式での電力供給を開始

しろくま電力株式会社

NECキャピタルソリューション株式会社(東京都港区、代表取締役社長 菅沼 正明、以下 NECキャピタル)と株式会社afterFIT(東京都港区、代表取締役 谷本 貫造、以下 afterFIT)が出資する合同会社NaF(東京都港区、代表社員 NECキャピタル)は、株式会社ヨロズ(神奈川県横浜市、代表取締役社長 平中 勉、以下 ヨロズ)の子会社である株式会社ヨロズ大分(大分県中津市、社長 惣原 徹、以下 ヨロズ大分)の従業員駐車場へソーラーカーポートであるしろくまカーポートと、敷地内に野立て太陽光発電設備を設置し、PPA方式*1)での電力供給を開始しました。

ヨロズ大分全景ヨロズ大分全景


●取り組みの背景

 ヨロズは「ヨロズグローバル環境ビジョン2040」を策定し、2040年までにカーボンニュートラルを目標に掲げ、①省エネ活動 ②再生エネルギーの導入 ③グリーン電力の調達 ④燃料の転換 の4つの施策を柱として、グリーン電力の調達と太陽光発電設備の設置に取り組み、現在、国内外で推進中です。その取り組みの一つとして、2022年3月1日にヨロズ大分を皮切りに、2024年秋までに国内6拠点をafterFITのグリーン電力に切り替える予定です。なお、ヨロズ大分においては2022年3月時点でグリーン電力への切り替えを100%完了しており、工場全体のCO2排出削減量は5,180t/年に及びます。

 今回の太陽光発電設備を自社に設置し、自家消費する施策は、環境への付加価値向上に向けた取り組みのひとつとなります。



しろくまカーポートしろくまカーポート

●取り組みの詳細

 ヨロズ大分の従業員駐車場328台分のしろくまカーポートと野立て太陽光発電設備20基による総発電容量は1,156kW(しろくまカーポート967kW、野立て189kW)で、想定発電量*2)は130万kWh/年、CO2排出削減量*3)は400t/年で、エネルギー自給率*4)は約8%となる見込みです。

 今回のスキームはPPAモデルとなっており、発電設備はNaFが所有し、afterFITはNaFから設計・施工と運営管理を受託し、ヨロズ大分に電力を供給しています。


                        

●今後について   

しろくまカーポートは夜間照明で夜も利用しやすいしろくまカーポートは夜間照明で夜も利用しやすい

 ソーラーカーポートタイプの太陽光発電設備は、屋根上の太陽光発電設備の設置のように工場建屋の屋根の強度を補う必要がなく、従業員の駐車場を有効活用できます。

ヨロズはこの利点から今後も他拠点へのソーラーカーポートの設置を検討しています。

直近では、東海エリアで1月から一部稼働している同社の新拠点である、ヨロズサステナブルマニュファクチャリングセンターへのしろくまカーポートと屋根上太陽光発電設備の設置工事について、NaFをPPA事業者として、afterFITが設計・施工と運営管理を受託する同様のスキームで、今秋の運転開始を目指して進行しています。

また、今秋に国内6拠点が全てグリーン電力化を達成した暁には、年間11,700tのCO2排出削減量を見込んでいます。これは、2013年比で80%の削減となり、2030年に掲げている全社のCO2排出量50%削減の達成を前倒しできる見込みです。

駐車場に隣接する遊休地を利用した野立て太陽光発電設備駐車場に隣接する遊休地を利用した野立て太陽光発電設備

                       

 NECキャピタルは、環境と成長の好循環につながるサービスを提供することにより、次世代循環型社会の実現を目指しています。「脱炭素社会・循環型経済の推進」を重要課題(マテリアリティ)の一つに特定し、企業における再エネの利用拡大・脱炭素化の取り組みを推進しています。今後も脱炭素社会の構築に向けたサービスや事業を創出し、お客様と共に社会課題を解決して参ります。


 afterFITは、今後もしろくまカーポートによる土地の有効活用で再生可能性エネルギーを増やす事業、発電された再生可能エネルギーを廃棄することなく有効活用できる系統用蓄電池事業、グリーンな電力を供給する電力小売り事業などを通して、日本の脱炭素社会の推進に寄与いたします。



*1 PPA:電力の消費者(需要家)が発電事業者に敷地や屋根などのスペースを提供し、発電事業者が太陽光発電システムなどの発電設備の無償設置と運用・保守を行う。発電事業者は発電した電力の自家消費量を検針・請求し、需要家側はその電気料金を支払う。

*2 想定発電量:「JIS C8907」に基づく太陽電池の発電量計算方法を用いて算出

*3 CO2排出削減量:環境省・経済産業省公表の電気事業者別排出係数をもとに算出

*4 エネルギー自給率:年間需要に対して太陽光発電で賄った電力量の割合





【株式会社ヨロズについて】

サスペンションを主体とする⾃動⾞部品メーカーで、国内外の多数の⾃動⾞メーカーと取引。 研究開発から設計、試作、実験、⾦型や治⼯具の設計・製作、そして製品製造から品質保証まで全⼯程を⾃社で行っており、⼀貫したその技術⼒は業界トップクラスです。

企業概要

社名   :株式会社ヨロズ(証券コード7294 東証 プライム)

創業   :1948年4⽉

代表者  :代表取締役社⻑ 平中 勉

本社所在地:神奈川県横浜市港北区樽町3-7-60

資本⾦  :62億

事業内容 :⾃動⾞部品、農業機械部品、⽣産設備、⾦型の開発・設計・製造・販売

URL   :https://www.yorozu-corp.co.jp/ 



【NECキャピタルソリューション株式会社について】

NECグループのリース会社として創業、2008年にリースにとどまらない幅広い「キャピタルソリューション」を提供するべく、現商号に変更。次世代循環型社会に向けたサービスの創造・提供を目指すことで、社会課題を事業を通して解決するCSV経営を実践します。

企業概要

社名   :NECキャピタルソリューション株式会社(証券コード8793 東証 プライム)

設立   :1978年11月30日

代表者  :代表取締役社長 菅沼 正明

本社所在地:東京都港区港南2-15-3

資本金  :払込資本金 37億7688万円

事業内容 :情報通信機器・事務用機器・産業用機器設備・その他各種機器設備等のリース・割賦及びファクタリング、融資、集金代行業務

URL   :https://www.necap.co.jp/



【株式会社afterFITについて】

グリーンに特化し、発電・送電・売電の電力3事業を展開するグリーン電力会社。自社で開発から保守管理まですべてを一気通貫で行える強みを活かし、発電事業領域で成長。その実績とノウハウで系統用蓄電池開発や電力の市場運用なども行っています。その他、AIを活用した発電適地探しや大規模蓄電池をアルゴリズム制御するシステム開発など、グリーン電力の課題解決に注力しています。

企業概要

社名   :株式会社afterFIT

設立   :2016年10 月

代表者  :代表取締役 谷本 貫造

本社所在地:東京都港区芝大門2-4-6

事業内容 :グリーン電力事業

URL   :https://afterfit.co.jp/ 



【合同会社NaFについて】

NECキャピタルソリューション株式会社と株式会社afterFITの出資によるグリーンエネルギー発電所にかかわる一連の事業を行っています。

企業概要

社名   :合同会社NaF

設立   :2023年5月

代表社員 :NECキャピタルソリューション株式会社

事業内容 :太陽光などのグリーンエネルギーの開発、用地取得、管理、賃貸借、リース、運用、電力供給などのグリーンエネルギーの供給に係る一連の業務

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会社概要

しろくま電力株式会社

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URL
https://corp.shirokumapower.com
業種
電気・ガス業
本社所在地
東京都港区芝大門2-4-6 豊国ビル
電話番号
03-6868-5268
代表者名
谷本貫造
上場
未上場
資本金
9900万円
設立
2017年04月