味の素㈱、CDP「気候変動Aリスト(最高評価)」に3年連続で選定
味の素株式会社(社長:藤江 太郎 本社:東京都中央区)は、国際的な環境非営利団体であるCDP(※1)より、2022年度の「気候変動Aリスト」に選定されました。これは、当社の気候変動に関する開示の包括性や先駆的な取り組みなどが評価されたもので、当社のAリストへの選定は3年連続となります。
CDPは、環境問題に高い関心を持つ世界の機関投資家や大手購買企業の要請に基づき、企業や自治体に対して、気候変動、水資源保護、森林保全等の環境問題への取り組みの促進と情報開示を求める活動を行う非営利団体です。同団体は、世界の主要企業の環境活動に関する情報を収集・分析・評価しており、2022年度は世界の時価総額の約半分に相当する18,700社以上の企業がCDPのデータ開示要請に応じました。今年度、気候変動に関する取り組みと情報開示において最も優れた企業を選定する「気候変動Aリスト」に、対象となった約1,700の国内企業より74社が 選定されました(※2)。
世界的に喫緊の課題となっている気候変動は、味の素グループの事業においても原材料の調達等に多大な影響を及ぼしかねません。当社グループは、気候変動を全社経営レベルのリスクかつ機会と捉え、地球・環境との共生に向けた目標として、2030年度までに温室効果ガス排出量を2018年度比で50%削減することを掲げています。さらに今年3月には、2050年度までに温室効果ガス排出量のNet Zeroを実現することを宣言しました。TCFD(※3) (気候関連財務情報開示タスクフォース)の枠組みに沿った気候変動に関するリスク・機会およびその対応策に関する情報開示、国際的な環境イニシアティブ「RE100」の参画等を行いながら、バイオマスや太陽光等の再生可能エネルギーの積極的な利用や購入等、脱炭素経営に向けた取り組みを推進していきます。
なお下記ウェブサイトにて、気候変動への適応とその緩和に関する味の素グループの考え方や取り組みをご紹介しています。
気候変動への適応とその緩和
https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/activity/materiality/climate_change.html
※1) CDPウェブサイト https://www.cdp.net/ja
※2)「気候変動Aリスト」企業の一覧 https://www.cdp.net/en/companies/companies-scores
※3) Task Force on Climate-related Financial Disclosures
参考
2020年8月4日付プレスリリース
味の素グループ、国際的な環境イニシアティブ「RE100」に参画
https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/presscenter/press/detail/2020_08_04.html
2022年3月15日付プレスリリース
味の素グループ、カーボンニュートラルを新たな目標に設定
https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/presscenter/press/detail/2022_03_15.html
味の素グループは、“アミノ酸のはたらき”で食習慣や高齢化に伴う課題を解決し、人々のウェルネスを共創する、食と健康の課題解決企業を目指しています。
私たちは、“Eat Well, Live Well.”をコーポレートメッセージに、アミノ酸が持つ可能性を科学的に追求し、事業を通じて地域や社会とともに新しい価値を創出することで、さらなる成長を実現してまいります。
味の素グループの2021年度の売上高は1兆1,493億円。世界36の国・地域を拠点に置き、商品を販売している国・地域は130以上にのぼります(2022年現在)。詳しくは、 www.ajinomoto.co.jp をご覧ください。
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