新しい文藝マガジン『mille』(ミル)、11月1日発刊! 美と知と抒情を愛する人へ贈る文藝マガジン
一人の編集者が「一冊のアンソロジーを編む感覚」で編集。言葉(文字、詩歌、物語、随筆)・絵・写真全てをカラー掲載!
mille(ミル)はフランス語で「千」。「たくさんの」「いくつもの」という意味であり、「ミル・フルール(千花模様)」という言葉があるように、「多様性」にも通じます。日本語の「見る」もかけています。仕様はB5あじろ綴じ、定価は1,000円(税込)です。
◎キーワード:「好きなものと、うれしいことを、集めよう」。
「性別や年齢にかかわらず、感性でつながれるということが実感としてありました。趣味嗜好に関して、年齢での切り分けや「○○女子」「○○男子」などの括りへの違和感もあった」(編集長・丹所千佳)
表紙は、1950年代に6年間だけ制作活動をした岡上淑子のコラージュ作品。長らく「幻の作家」とされてきた岡上の過去の作品と現在の談話も掲載されています。アートディレクションとデザインは、1989年生まれのデザイナー・今垣知沙子が担当しました。
◎寄稿者:ベテラン、新進気鋭、故人まで
寄稿者は、宇野亜喜良、穂村弘、岸本佐知子、川内倫子、巖谷國士などのベテランから、文月悠光、平野紗季子、青衣茗荷といった新進気鋭まで、幅広いラインナップです。岡本敏子や梶井基次郎といった故人も「登場」します。京都発の雑誌として、日菓、稲岡亜里子、カンバラクニエ、早川茉莉、ナカムラユキといった京都のクリエイターが多数参加しているのも特徴です。(以上、敬称略)
◎特集:「女の子の力」「檸檬をめぐる6章」「レースと標本」「幾度目かの京都」
「『好きなこと』『大切にしたいこと』を愚直にやりました。“偏り”は当然あると思っています。その偏りがどのくらいの人に伝わるものなのかは、自分でも正直わかりません。『わかる人にわかってもらえればいい』とはある種の傲慢でもあるけれど、それをいうなら、『すべての人にわかってほしい、わかってもらえるはずだ』というのもまた傲慢に思えます。『mille』では、万人の共感を得ようとする最大公約数的なものとは逆のものを目指しました」(同上)
◎イベント:全国書店で刊行記念トークショーを開催
刊行を記念して、代官山蔦屋書店、青山ブックセンター本店、心斎橋アセンスなど、各地の書店でフェアを開催。恵文社一乗寺店や本屋B&Bなどでは、イベントも予定しております。また、百年(東京・吉祥寺)や橙書店(熊本)といった個性派書店でもお取り扱いいただきます。
◆11月8日(金) 恵文社一乗寺店COTTAGE
西淑さん×千早茜さんトークイベント〈京都で描く、書く、暮らす。〉
http://www.php.co.jp/news/2013/11/mille1101.php
◆11月12日(火) 代官山蔦屋書店
宇野亜喜良さん×穂村弘さんトークショー〈女の子の力〉
http://www.php.co.jp/news/2013/10/m1121.php
◆11月17日(日) 本屋B&B
巖谷國士さんトークショー「〈見る〉シュルレアリスム」
http://www.php.co.jp/news/2013/10/m1117.php
◆12月13日(金) 恵文社一乗寺店COTTAGE
穂村弘さんトークイベント〈僕の好きな本〉
http://www.php.co.jp/news/2013/11/m1213.php
【商品情報】
■発売日:2013年11月1日
■判型:B5判
■定価:1,000円(税込)
【ご参考】
《PHP研究所》http://www.php.co.jp/magazine/phpsp/mille0.php
【本件に関するお問合せ】
株式会社 PHP研究所 広報
TEL:03-3239-6229 FAX:03-3239-6248
E-mail:prinfo@php.co.jp
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