国内最大規模の腸内フローラ検査実績を誇るサイキンソー、特許庁主催「第6回 IP BASE AWARD」ファイナリストピッチ審査にて「奨励賞」と「オーディエンス賞」の二冠を達成！

～ 腸内細菌叢データの可視化と蓄積された菌叢データ基盤を活かした知財戦略が評価 ～

株式会社サイキンソー(本社：東京都渋谷区、代表取締役：沢井 悠、以下サイキンソー)は、2025 年2月28日に東京・汐留で開催された特許庁主催の「第6回 IP BASE AWARD」にて、ファイナリストピッチ審査に出場し、将来的にグランプリを獲得できると期待される者に対し授与される「奨励賞」ならびに、会場での一般観覧者投票により決定する「オーディエンス賞」の二冠を達成したことをお知らせします。

サイキンソーは腸内フローラ（腸内細菌叢）をはじめとする常在細菌叢解析を通じて、企業理念である「細菌叢で人々を健康に」の体現を目指しています。ファイナリストピッチ審査では、腸内細菌叢の可視化とこれまでに蓄積された腸内細菌叢データ活用のオープン・クローズ戦略について説明をいたしました。

「奨励賞」と「オーディエンス賞」の二冠を達成！

IP BASE AWARDについて

スタートアップの知財活動・知財支援活動を奨励することで、スタートアップによる知財活用、スタートアップ支援者による知財支援、スタートアップ知財エコシステムへの取組を後押しすることを目的としたイベント。スタートアップ部門、スタートアップ支援者の2部門から構成され、それぞれグランプリが選出されます。本年度はスタートアップ部門に限り、ファイナリストによるピッチ審査を初開催し、それに伴い一般観覧者の投票に基づいて授与される「オーディエンス賞」が新設されました。

「奨励賞」と「オーディエンス賞」の二冠を達成

サイキンソーは、部門ごとに設けられた評価観点において高い評価を獲得し、将来的にグランプリを獲得できると期待される者に対し授与される「奨励賞」と、ファイナリストによるピッチ審査を経て会場の一般観覧者投票に基づき授与される「オーディエンス賞」の二冠を達成しました。

「奨励賞」と「オーディエンス賞」をW受賞した授賞式での様子

審査員からは、腸内細菌叢データを知財として活用したうえで更に収益化に成功している点や、自社の最大の強みであるデータ利活用を主軸としたオープン・クローズの知財戦略を展開し、ビジネスモデルを構築している点などを評価いただきました。

取締役執行役員 CFOの原が登壇し、ファイナリストピッチ審査でプレゼンを実施

受賞コメント

取締役執行役員 CFO　原　洋介
「腸内フローラ検査の会社としてコツコツと検査事業を続けながら特許出願を行い、確実に知財基盤を整えてきました。今回、検査で得たデータ活用をするオープン・クローズな知財戦略についてお伝えし、このように「奨励賞」「オーディエンス賞」の二冠を達成できたことを嬉しく思っております。「検査事業」から「データ事業」という次のステージへ確実に進み始めたことを実感しております。

また、知財戦略と聞くと難しい印象があるかもしれませんが、知財の専門家ではない方にも弊社の知財戦略を基盤としたビジネスモデルをご理解いただき、今回のオーディエンス賞に繋がったと思いますので、今後の励みにしてこれからも頑張ってまいります。」

会社概要

「細菌叢で人々を健康に」を企業理念に掲げ、腸内フローラをはじめとする常在細菌叢と心身の健康・疾患リスクとの関連を解明し、全ての人々の日常に個別最適な解を提供することで、誰もが自然と健康になれる社会を目指しています。その一環として、腸内環境の状態を把握することが健康維持・増進に繋がるとの考えから、自宅で手軽にできる腸内フローラ検査「マイキンソー（Mykinso）」を開発しました。日本人の大規模な菌叢データベースと高度なデータサイエンス技術を活用し、検査サービスの拡張やOEM開発、システム構築支援、匿名加工情報の研究利活用推進など、菌叢データに基づく事業を多角的に展開しています。

・会社名：株式会社サイキンソー

・設立 ：2014年11月19日

・所在地：東京都渋谷区代々木1-36 -1 オダカビル2階

・代表者：代表取締役　沢井 悠

・主な共同研究先：大阪大学微生物病研究所

・HP ：https://cykinso.co.jp/