FromプラネットVol.166<コロナウイルスワクチン接種に関する意識調査>

 

 国内1,400社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネット (所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上正勝)は消費財や暮らしにまつわるトピックスをお届けする 『Fromプラネット』 の第166号として、コロナウイルスワクチン接種に関する意識調査の結果をご紹介します。未掲載のデータもご提供できますのでお気軽にお問い合わせください。
  • インフルエンザワクチン 毎年接種は3割超え
 コロナ禍以前、ここまで「ワクチン」という単語が日常的に飛び交うことはありませんでした。そこで今回は、新型コロナウイルスのワクチンが、人々にどのように受け止められているかを調査しました。
 まず、成人になってからも打つ機会があるワクチンとして、インフルエンザワクチンについて聞きました。「あなたはインフルエンザワクチンを接種したことがありますか」(図表1)と質問したところ、「毎年接種している」人が34.3%でした。一方で、「接種したことはない」人も29.2%と、同じくらいの割合になっています。
 「毎年接種している」人の割合は、男性だと年齢が上がるにしたがって高くなる傾向にありますが、女性のほうは30代で一回ピークがあり、40〜60代で一度下がったのち、70代以上でまた多くなるという結果です。女性70代以上は「毎年接種している」人が46.3%と、半数に迫る勢いです。
 20代、30代だと「毎年接種している」女性が男性より高い割合ですが、50代、60代では男性のほうが10ポイント以上高くなる逆転が起こっています。

 

  • 9月初旬で2回接種済が6割
 今回の調査は9月2日から7日の期間で行いましたが、「あなたは新型コロナウイルスワクチン接種を受けましたか」(図表2)と聞いたところ、「すでに2回受けた」と回答した人が60.8%で、「まだ受けていない」という人は28.9%でした。
 ただ、今回のワクチン接種は65歳以上の高齢者優先で行われたこともあり、年代別に見ると50代までと60代以上で大きな差があります。
 また、「すでに2回受けた」「すでに1回受けた」を合計すると、すべての年代で、男性のほうが割合が高くなっています。
 次の項目で紹介しますが、ワクチン接種を受けたいと思っている人は女性よりも男性のほうが多いようで、その影響も要因のひとつなのでしょうか。

  • 若者より高齢者が、女性よりも男性が接種に積極的
 「あなたは新型コロナウイルスワクチン接種を受けたいと思いますか。すでに受けた人は受けたいと思っていましたか」(図表3)という質問に対しては、年齢によって、傾向にはっきりと違いが出ました。
 高齢になるほど「受けたい/受けたかった」の割合が高く、男女ともに50代以上は50%を超えます。逆に若いほど「受けたくない/受けたくなかった」「どちらかというと受けたくない/受けたくなかった」の合計が高いです。
 また、女性よりも男性のほうが「受けたい/受けたかった」「どちらかというと受けたい/受けたかった」と回答した人の割合が高いです。
 「わからない」と回答した人は若いほど多く、特に20代女性では16.7%と、約6人に1人という割合です。

  • 受けたい理由・受けたくない理由
 次に、「受けたい/受けたかった」「どちらかというと受けたい/受けたかった」人、「受けたくない/受けたくなかった」「どちらかというと受けたくない/受けたくなかった」人それぞれに、そう考える理由を聞きました。(図表4、図表5)。受けた理由、受けたかった理由のトップ3は「自分が重症化するのを避けたいから」(66.8%)、「周りに迷惑をかけたくないから」(57.1%)、「早くもとの世の中に戻ってほしいから」(42.6%)でした。
 一方の受けたくない理由、受けたくなかった理由では、「副反応が怖いから」(59.6%)がダントツの1位でした。

  • 自治体指定医療機関」「自治体集団接種会場での接種が大半
 「新型コロナウイルスのワクチンを接種した場所、接種する予定の場所を教えてください」(図表6)という質問では、最も多かったのは「自治体に指定された医療機関」(34.8%)、2位が「自治体の集団接種会場」(30.2%)でした。「職域接種」(8.3%)や「大規模接種センター」(6.1%)は、ニュースなどで取り上げられることが多かったものの、対象になる人が限られたり、一部の大都市でしか実施されなかったりということで、割合としては低くなっています。
 多くの項目で男女差はほとんどありませんが、「職域接種」は男性が多く、そのぶん女性は「自治体に指定された医療機関」が多くなっています。
 また、「接種する予定はない」と回答した人は全体で10.9%でした。

  • 「自治体からのお知らせ」は若者に届かない?
 「あなたは新型コロナウイルスのワクチンに関する情報を何から得ていますか」(図表7)という質問では「テレビ・ラジオ」が80.0%とダントツでした。
 ただ、年代別に見ると、「テレビ・ラジオ」と回答した70代以上は89.7%ですが、20代は60.2%と、30ポイント近い大きな差がついています(図表8)。
 70代以上が最も高く、20代が最も低くなった項目はほかにも「新聞」(70代以上:59.0%、20代:10.0%)、「政府や自治体のホームページ」(29.4%、17.5%)、「自治体からのお知らせ」(38.2%、8.4%)などがあります。
 逆に「SNS(ツイッターやフェイスブックなど)」と回答したのは20代が最多で32.4%、70代以上だと6.7%でした。また、「何からも得ていない」という回答も20代が20.1%と最も高くなっています。
 世間ではよく「若者のテレビ離れ」「若者の新聞離れ」という言葉を聞きますが、テレビや新聞だけでなく、年代によって、触れるメディア、情報源には大きな違いがあるようです。
 ちなみに、「上記(※)以外のホームページ・インターネット」(※「政府や自治体のホームページ」)と回答した人に、自由回答で見ているページを聞いたところ、「Googleニュース」「Yahoo!ニュース」など、ポータルサイト系を挙げた人が年代を問わず多くなっていました。

  •  「旅行に行きたい」 1000件近いコメント
 「新型コロナウイルスのワクチンについての思い、周りの反応を見て考えたこと、あるいは新型コロナウイルス感染症が収束したあと、やりたいことなどを教えてください」と自由回答で聞いたところ、4分の1近くの人が「コロナ禍が収まったら旅行がしたい」と回答していました。
 ほかには「友人と会いたい・友人と遊びに行きたい」「家族で集まりたい」「子や孫と会いたい」「飲み会をやりたい・店に飲みに行きたい」などなど、我慢する期間が長いぶん、やりたいことがたくさんたまっている状況がよくわかりました。まだまだ先行きが不透明な部分もありますが、いち早い収束を願わずにはいられません。

 

  • 《 コロナ収束後にやりたいこと、ワクチンについて 》
【旅行がしたい!】
● 収束したらいろんなところに旅行に行きたいし、イベントやライブに行きたい。(女性・20代)
● 実家の家族と下呂温泉旅行に行きたい。(男性・30代)
● まずは飲み会。次に海外旅行。(男性・60代)
● 去年の3月に海外旅行をキャンセルし、とても残念な思いをした。収束したら旅行に行きたい。(女性・60代)

【家族や友人に会いたい、集まりたい】
● 医療従事者として速いタイミングで接種させてもらえた。感染リスクと隣り合わせの仕事はストレスや不安が常にあるが、いつか終わりがくると信じたい。一年以上会っていない家族に会える日が待ち遠しい。(女性・30代)
● 収束したら、長い間行くことができていない親戚の家や高齢の知人を訪れたり、友人とランチや飲み会に行ったりしたいし、夫とも旅行に行きたい。(女性・40代)
● 収束したら、まず2年ほど会っていない遠方に住んでいる両親、親戚に会いたい。(女性・50代)
● 2年近くお正月、お盆で集まっていないし、大学入学祝いもできていない。早く収束して、みんなで集まって話ができるようになってほしい。
(女性・70代以上)

【接種や副反応のために仕事を休めるか】
● 副反応について聞いていたので 接種翌日以降は休暇を取った。やはり悪寒などの副反応があったが、接種したことで安心感を得られた。
(女性・40代)
● ワクチン接種のための半休は取得できそうだが、副反応を考えると2日ないしは3日連休が必要で、予定を調整するのが難しい。ワクチンを忌避している若者は少数で、予約が取れない、予約が取れたとしても仕事や学業を休めない人が多いのではないかと思う。(女性・20代)

【大規模接種という初めての体験】
● アレルギー反応を心配していたが、自衛隊の大規模接種会場では想像を遥かに超える手厚い対応だったので大変ありがたかった。これで2回目も安心して接種に臨める。(女性・50代)
● 大規模接種センターで接種を受けました。駅構内、合同庁舎までの経路、会場周辺、会場内、大勢のスタッフがスタンバイしていて、心強かった。大変なプロジェクトなのだ、と改めて思いました。(女性・70代以上)

 

調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、株式会社ネオマーケティングにて「コロナウイルスワクチン接種」に関する意識調査を実施。
期間:2021年9月2日~7日、インターネットで4,000人から回答を得ています。

株式会社プラネットと https://www.planet-van.co.jp/ 
メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラ運営で支えている上場企業(証券コード2391)です。

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本件に関するお問い合わせ先
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株式会社プラネット 広報部(河合、角田)
E-mail : koho-pr@planet-van.co.jp
 
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