大正時代から続く島の敬老会が100回目を迎えます。五島列島随一の芸どころと言われる福江島・長手町で、第100回長手敬老会が盛大に開催されます。
2020年1月19日(日)、五島列島福江島(長崎県五島市)の長手町で、第100回長手敬老会が開催されます。敬老者の中には、夫・妻ともに100歳以上の夫婦も!
敬老会では、氏神様に捧げる神楽や伝統民謡「五島さのさ」「ハイヤ節」のほか、閉校してしまった小学校の校歌などが披露されます。
- 五島列島五島市プロフィール
五島列島五島市は、長崎市の西約100キロに浮かぶ11の有人島と52の無人島で構成されています。
美しい砂浜などの自然景観と文化的歴史的資産が豊かな観光地であり、世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産を有する、注目度上昇中の地方自治体です。
人口は36,728人(2019年11月末現在)。
2018年4月~2019年3月の1年間で202人が移住。いまも移住者が増え続けています。
- 長手町とは
古くからのしきたりが現在も続いている、歴史や風習を重んじる地域です。昔から「女性は三味線をたしなむ芸どころ」と言われています。
- 長手敬老会とは
敬老会当日は、子どもからお年寄りまで、住民総出で先輩のご長寿をお祝いします。
式典から始まり、昼食、アトラクションと続きますが、アトラクションが大変特徴的です。毎年、まちの子どもたちが、昭和45年に閉校した長手小学校の校歌を披露します。そのほか、島の人による落語や踊りなどが披露されます。※長手小学校校歌以外のアトラクションは、毎年演目が異なります。
会場には、敬老者(数え年で75歳以上の方)の名前と年齢が書かれた札が掲げられ、式典でひとつひとつ読み上げられます。札は、敬老会前日に、町内会の役員や消防団が準備します。
- 第100回長手敬老会 概要
■場所 長手スポーツセンター(長崎県五島市長手町1111)
■アクセス 五島つばき空港から車で約10分、福江港から車で約10分
■内容 第100回記念碑除幕式、敬老会式典、昼食、アトラクション
【アトラクション(予定)】
・子どもたちによる長手小学校校歌の披露
・氏神様に捧げる神楽…宮司さんが神楽の解説をする予定です。
・五島市の代表的民謡「五島さのさ」「ハイヤ節」の披露…長手民謡保存会の長老さんが解説をする予定です。
<五島さのさ>
いまから100年以上前(明治30年ごろ)に流行した俗謡で、歌の終わりに「さのさ」という囃し言葉がつきます。
その後、いろんな地域で、土地の生活や文化が歌詞として盛り込まれたご当地さのさ節が多くつくられました。
「五島さのさ」は、長い間途絶えていましたが、昭和39年、福江島に住むお年寄りの記憶を基に復元されました。
<ハイヤ節>
出漁中に遭難した夫を亡くした未亡人が哀しみをまぎらわすため、小皿を持ち寄り踊りを踊ったのが起源と言われています。現在は、航海の安全、大漁、豊作を祈願する踊りとして伝えられています。
■その他 敬老者に、夫・妻ともに100歳以上のご夫婦(敬老会への参加は未定)や、親子ともにお祝いされる方がおられます。
- お問合せ
電話:0959-72-6369(直通)
FAX:0959-74-1994(代表)
e-mail:gotoweb●city.goto.nagasaki.jp(●を@に置き換えてください)
五島市ホームページ:https://www.city.goto.nagasaki.jp/
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