生成AIを使ったオペレータースタッフをアヌシー国際アニメーション映画祭MIFAブースにて出展
今般、mimik NESTの新しい活用の仕方の実証実験の第1弾として、2024年6月10日〜15日にフランスで開催されたアヌシー・アニメーション映画祭(Annecy International Animation Film Festival)にて、アニメ制作会社であるLAZO株式会社(以下「LAZO社」)の展示ブースの受付業務をmimik NESTを活用した生成AIオペレーターが応対することを試みましたので現地の取組み等をご紹介いたします。
アヌシー・アニメーション映画祭について
アヌシー・アニメーション国際映画祭は、1960年にカンヌ国際映画祭から独立して設立された世界最大規模のアニメーション映画祭として知られています。今年も世界中から約200作品が上映され、約12万人の来場者が訪れました。映画祭と同時に開催されたMIFA(Marché international du film d'animation)は、アニメ業界の一大マーケットであり、世界約70カ国以上からビジネス関係者が集結しました。
LAZO社のブースにて生成AIオペレーターを提供
今回のLAZO社の展示ブースでは、mimik NESTのコア技術を活用した生成AIオペレーターがブース来場者に対してLAZO社の会社概要や商品・サービスの特徴について説明をし、その内容に関する来場者からの質問に対し適切な回答で応対をいたしました。またこの生成AIオペレーターには、アニメに関する深い知識も事前に学習させたことで、アニメ制作プロセスや作品に関する具体的な質問にも対応できるようにいたしました。
通常であれば現場スタッフが個別に企業の学習をした上で来場者に対して個別対応をし、また国際映画祭という特性上現地の言語であるフランス語以外の言語にも対応する必要があるところ、今回の生成AIオペレーターは日本で学習をさせ、英語で対応することで効率的な現場対応をサポートすることができました。
LAZO社コメント
AIとの会話は、80%以上成立し、アニメに関する質問に対する回答範囲、知識量が多く、多くの人が驚いていた。逆に、どんな会話をしたらいいのか悩んでしまったりする場面も見られたので、AIから質問を引き出すような会話を投げる等の改善があるとさらに良いと感じた。
また、アバターについては、TPOに合わせて、2次元アニメ、実写等にすることで、よりフレンドリーになるのでは、との意見もあった。
生成AIオペレーターの今後の活用
今回の展示会では英語のみでの応対を行いましたが、生成AIは質問者の発言に合わせて言語認識をし会話することも可能であることから、あらゆる言語を話す人々とのコミュニケーションに活用ができ、多言語対応が可能な通訳として国内外での展示会や、インバウンドで来られる海外旅行者への対応など、様々なシーンでの活用が可能になると考えております。
【会社概要】
ピアズグループは、「いつかの未来を、いつもの日々に、NEW NORMAL ACCELERATION」をパーパスに掲げ、日々進化するテクノロジーを活用し、変化する市場環境に適したビジネスソリューションを提供することで社会貢献することを目指しております。
会社名:株式会社ピアズ
所在地:東京都港区港南2丁目16−4 品川グランドセントラルタワー 15F
代表者:代表取締役社長 桑野 隆司
設立 :2005年1月
URL :https://peers.jp/
会社名:株式会社Qualiagram(クオリアグラム)
所在地:東京都港区港南2丁目16−4 品川グランドセントラルタワー 15F
代表者:代表取締役 吉井 雅己
設立 :2020年11月
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