シンガポール最大級のステンレス問屋HH Stainless社へ 日本製鉄のGXスチール「NSCarbolex Neutral」の販売を開始
日鉄物産株式会社(以下、「当社」)は、シンガポールの大手ステンレス問屋HH Stainless Pte Ltd.(以下、「HH Stainless社」)*1に向けて、日本製鉄株式会社(以下、「日本製鉄」)が提供するGXスチール*2「NSCarbolex® Neutral(エヌエスカーボレックス ニュートラル)」*3の販売を開始することになりましたので、お知らせいたします。日本製鉄および当社にとって、二相系ステンレス鋼管※4での初めての採用となります。
HH Stainless社は、30年以上の歴史を誇るシンガポール最大級の総合ステンレス問屋であり、石油化学・建設・造船・オフショア分野を中心にビジネスを展開しています。
今回の取り組みは、ESG経営の深化に向けて取り組むべき重要課題の一つ「脱炭素社会・環境保全への貢献」を目指す当社と、「“Sustainability For The Next Generation”(次世代に向けた持続可能性)」を目指すHH Stainless社の双方のビジョンが合致し、実現しました。
今後も当社は、HH Stainless社をはじめとするパートナー企業と連携し、日本製鉄グループの中核商社として、カーボンニュートラル社会の実現に向けて貢献していきます。
*1:HH Stainless社 概要(https://www.honghock.com.sg/)

会社名 |
HH Stainless Pte Ltd. |
所在地 |
32 Gul Crescent, Singapore 629537 |
代表者 |
Low Chui Heng(Chairman cum CEO) |
事業内容 |
ステンレス製品の販売 |
設立年 |
1964年 |
*2:GXスチール
2025年1月経産省主催「GX推進のためのグリーン鉄研究会」のとりまとめで定義された
「グリーントランスフォーメーション推進のためのグリーン鉄」を指しています。
*3:NSCarbolex® Neutral
日本製鉄のマスバランス方式を適用したグリーンスチールの名称。同社が実施した追加性のある削減プロジェクトによるCO2等のGHG(Greenhouse Gas、温室効果ガス)の排出削減量を組織内でプールし、その削減量を同社の任意の製品に配分して証書と共に供給する鉄鋼製品です。一般社団法人日本鉄鋼連盟が制定する「マスバランス方式を適用したグリーンスチールに関するガイドライン」に準拠しています。
*4:二相系ステンレス鋼管
オーステナイト系ステンレスの長所とフェライト系ステンレスの長所を掛け合わせた二相混合ステンレス鋼管
(参考)
NSCarbolex Neutralに関する詳細は下記リンクをご参照ください。
https://www.nipponsteel.com/product/nscarbolex/neutral/

※シンボルマーク・「NSCarbolex®」は、日本製鉄株式会社の登録商標です。
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