CMIC Trustと山梨県、重度心身障害者医療費助成の新たなモデル事業を開始
シミックホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO 中村 和男)のグループ会社であるCMIC Trust株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 秋田 昌男、以下:CMIC Trust)は、令和8年度より山梨県(知事:長崎 幸太郎)と共に新たな重度心身障害者医療費後払いモデル事業(以下:新モデル事業)を開始します。
CMIC Trustは、これまで培った自治体や医療機関との豊富な協働実績を活かし、新モデル事業の設計・構築、運用までの全体統括を担い、受給者や医療機関の負担軽減と更なる参加拡大に貢献します。
【背景と目的】
山梨県では重度心身障害者医療費助成制度において、医療機関における会計時の一時的な金銭負担の軽減を目的とし会計窓口での現金支払いを不要とするモデル事業を実施しています※。
新モデル事業は、これまでの山梨県での取り組みを発展させ、受給者・医療機関の負担を軽減し参加者をさらに拡大することを目的にCMIC Trustと共同で新たに設計・構築したものです。
※スマートフォンの電子決済アプリを活用した、医療機関等の窓口での現金払いを不要とするためのモデル事業。(参考:https://www.pref.yamanashi.jp/shogai-fks/model_zigyo.html )
【新モデル事業の特長】
1. 受給者の参加条件の緩和
・従来対象外であった社会保険加入者も含め、全健康保険加入者が利用可能です。
2. 受給者の利便性の向上
・従来必要であったスマートフォンアプリでの操作が不要となり、医療機関窓口で診察券と受給者証を提示するのみで利用可能です。
・登録口座(自治体からの助成金振り込みおよびその後の医療費引き落としに必要)は、全ての金融機関から受給者が自由に選択可能です。
3. 医療機関の導入負担の軽減
・従来医療機関が一部負担していたシステム改修費用が不要です。

■CMIC Trust 株式会社について
CMIC Trustは母子保健・自治体検診・予防接種実施機関向けアプリの開発を行い、国が推進しているPMH(Public Medical Hub)事業における先行実施で自治体および、医療機関における導入支援や継続的なサポートを実施します。これにより、自治体・医療機関・妊産婦・保護者などの間でスムーズに情報共有ができる体制を構築し、医療情報のデジタル化推進に寄与してまいります。
当社はシミックグループの一員として、医療・健康分野におけるDXソリューション事業を担い、国が推進する医療DX施策における課題解決に貢献しています。ソリューションの提供実績など、詳しくはウェブサイトをご覧ください。
■シミックグループについて
シミック(CMIC)は、1992年に日本で初めてCRO(医薬品開発支援)事業を開始し、今では開発から製造、営業・マーケティングまでの医薬品に関する総合的な支援業務を提供しています。製薬・バイオテクノロジー・医療機器等の海外企業の日本市場参入や、アジアでの臨床試験実施、米国と日本における医薬品開発および製造のサポートなども展開しています。また、シミックは個人や自治体を支援する新しいヘルスケアソリューションを提供しており、製薬企業のバリューチェーンを全面的に支援する豊富な経験と実績を基盤として、“個々人の健康価値を最大化”する事業モデルPHVC("Personal Health Value Creator”)の展開を目指しています。シミックグループは、世界中に7,500人を超える従業員とグループ会社28社を擁しています。詳しくはウェブサイトをご覧ください。
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