エミレーツ航空、UAE建国50周年を記念した特別デザイン機を公開
エミレーツ航空は、本拠地であるアラブ首長国連邦(以下、UAE)の建国50周年を記念した特別デザインのエアバスA380機を公開。機体の側面に、『United Arab Emirates 50(アラブ首長国連邦50周年)』と、英語とアラビア語で施されたエアバスA380機とボーイングB777-300ER機が運航します。
この特別デカールは、エミレーツ航空の機体に通常塗装使用されている『エミレーツ(Emirates)』の文字をそのまま利用し、UAEの正式名称『ユナイテッド・アラブ・エミレーツ(United Arab Emirates)』の文字を完成させています。特別塗装を通じて、エミレーツ航空はUAEの発展の一翼を担う航空会社としての誇りを表現しています。また、UAEの展望、価値観、そして感動的なサクセスストーリーを世界中の就航地へ届ける思いが込められています。本拠地であるUAEと同様に、エミレーツ航空は比較的短い歴史の中で世界的な地位を確立してきました。特別デカール機は、世界中の人、企業、経済を結びつけるUAEの世界的な航空産業の強さと回復力を示すものでもあります。
特別塗装の『50』の数字は、ダイナミックかつ優美なシルエットを描き、UAEの歴史の積み重ねを表現しています。連続する曲線や渦巻き模様は、先見性のあるリーダーシップに導かれ、可能性の限界を絶えず押し広げてきたUAEの50年の歴史における功績と活気溢れる特徴を表しています。また、塗装の『50』の数字の『0』の中には、UAE建国50周年記念の公式ロゴ『YEAR OF THE FIFTIETH』が納められています。
エミレーツ航空グループ会長兼最高責任者シェイク・アハメッド・ビン・サイード・アル・マクトゥーム殿下は、50周年記念塗装デザインについて次のように述べています。「50周年をテーマにした機体は、UAE建国者のビジョン、決意、情熱、そして設立時から50年辿ってきた素晴らしい旅路を体現しています。UAEは、世界各地を最もつなぐ航空路線を展開する国のひとつへと急成長してきたほか、宇宙開発にまで取り組む数少ない国へと発展を遂げ、これまで世界の想像を超え続けてきました。この先50年も、野心あふれる精神で邁進しながら、人類のために持続可能かつより良い未来を築くことでしょう。UAEは国の可能性を躍進させ、イノベーションを推進し、様々な分野で世界的なリーダーとしての地位を強めながら、先導していくことでしょう。」
『United Arab Emirates 50(アラブ首長国連邦50周年)』の特別デザインを施した1機目は、機体記号A6-EVGで、今月ドバイからフランクフルトに向けてデビューフライトを運航しました。
今後1ヶ月の間に、さらに多くの航空機に50周年記念の特別塗装が施される予定です。エミレーツ・エンジニアリングのエアクラフト・アピアランス・センターでは、1枚のデカールを取り付けるために、最大14名のスタッフが約3日間作業をします。
UAE建国50周年記念の特別塗装機は、エミレーツ航空のネットワーク上の様々な都市へ運航する予定です。今後数週間で、ロサンゼルス、ロンドン、ワシントンD.C.、ニューヨーク、ミュンヘン、チューリッヒ、パリなどへ飛行し、UAE建国50周年のメッセージを世界に広めることになります。
エミレーツについて
エミレーツ航空は2002年に日本への就航を開始しました。成田国際空港や関西国際空港からドバイをはじめとする世界各地へ、最も快適な空の旅を提供しています。エミレーツ航空はその商品やサービスが評価され、世界のアワードの数々を受賞しており、今年のワールド・トラベル・アワードでは「リーディング・エコノミークラス」「エアライン・リワード・プログラム」「ビジネスクラス空港ラウンジ」の3部門で受賞しています。
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