歴40年のベテラン政治記者が解く!表舞台からは見えてこない“官房長官・幹事長の秘密”とは?
“いま”旬な本情報&著者インタビューをお届けします。by本TUBE
橋本五郎さんの『官房長官と幹事長』(青春出版社)が発売!その記念に、1億人の本と本屋の動画投稿サイト「本TUBE」では著者インタビューを開催しました。
橋本五郎さんの『官房長官と幹事長』(青春出版社)が2018年11月2日に発売された。本書は、政治の表舞台からは見えてこない官房長官・幹事長の役割と仕事ぶりを明らかにする一冊。自民党総裁選で3選を果たし、総理大臣として憲政史上最長在位が見えてきた安倍内閣。一強ともいわれる安倍内閣に限らず、歴代の強力な政権、長期政権のかげには、必ずと言っていいほど、官房長官や幹事長がその仕事師ぶりを発揮していた。そんな時のトップリーダーを支える歴代の官房長官、幹事長の仕事を振り返りながら、組織を、人を、そして時にトップをも動かす政治力の秘密を、政治記者生活40年以上に及ぶベテラン記者が明らかにする。
本TUBE編集部×橋本五郎インタビュー
―――――――――――――――――――――
――政治記者歴40年とのことで!ご新卒で入って、ずっと政治一本でやられてきたんですか?
そうですね!
――今回、40年のキャリアの中で、なぜあえて官房長官と幹事長という二つの役職をお書きになったのですか?
総理だけで政治ができるのか?決してそんなことはありません。支える人達がいるからできるんです。支える人達の中で特に大切なのが、ナンバー2と呼ばれる、内閣では官房長官、政党では幹事長。安倍内閣が長くなってることの秘訣や、歴代の官房長官、幹事長と比べると現在の彼らはどうなのか比較しながら、支える人達について書こうと思ったんです。
――私自身、実は幹事長が誰なのか知らなかったりするので、読んでいると親しみがわいてきます。人間味に溢れてるなって。
頭が良ければいいってもんでもないんですよ。この人がいると上手くまとまるなっていうこと、あるでしょ。それをどうやって上手く配置するかっていうことも、トップに求められるものなんですよ。そういうことも考えさせられますね。
――歴代の数々の総理大臣の側近をご覧になってきた五郎さんが、タイプ別の分析をされています。官房長官は4つ、幹事長は3つに分けられていて。どのタイプが一番向いているっていうのはありますか?
ここは、組み合わせの問題もあります!ただ私がここで一番書きたかったことは、そのタイプごとに良さがあるということ。今の菅さんがなぜこれだけ凄いのか、理由として非常に大きいのは安倍さんとの間に心理的な齟齬がないことなんです。女房役なんですよ、官房長官というのは。夫婦の間に隙間風が吹いちゃダメです。
――政治の世界って難しいです。世の中を動かす人達なんだけど、すごい人間味に溢れてる人達なんだなっていうのが、この本を読んで伝わってきます。
これは小泉進次郎が言ってるんだけど「やっぱり指導者に大切なのは明るさだ」って。オーラがあること、華があること。国民に希望を与えたりしないといけませんからね。外国の首脳と並んでて見劣りするようじゃ困るんですよ。大事なんですよ、顔も(笑)。
――一見目立つ役職ではない官房長官と幹事長なんですが、実は政治において、すごく重要な役割を担っている。そしてとても人間性の溢れる政治家の皆さんについて親近感が持てる本だと思います。ぜひ皆さん手にとってください、ありがとうございました!
■橋本五郎
1946年秋田県生まれ。1970年慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、読売新聞社に入社。論説委員、政治部長、編集局次長を歴任。2006年より特別編集委員。読売新聞紙上で「五郎ワールド」を連載し、書評委員も担当。日本テレビ「スッキリ」、読売テレビ「ウェークアップ!ぷらす」、「情報ライブ ミヤネ屋」にレギュラー出演。2014年度日本記者クラブ賞受賞。著書に、『心に響く51の言葉』(中央公論新社)、『総理の覚悟』、『総理の器量』(ともに中公新書ラクレ)、『「二回半」読む』『範は歴史にあり』(ともに藤原書店)等がある。
____
本編では、この他にも質問やトークが盛り沢山、そして普段は見ることのできない作家さんの表情も楽しめます! 完全版が見たい方は、ぜひインタビュー動画をチェック!
http://hon-tube.com/p/movie.php?movieid=2785
本TUBE編集部×橋本五郎インタビュー
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――政治記者歴40年とのことで!ご新卒で入って、ずっと政治一本でやられてきたんですか?
そうですね!
――今回、40年のキャリアの中で、なぜあえて官房長官と幹事長という二つの役職をお書きになったのですか?
総理だけで政治ができるのか?決してそんなことはありません。支える人達がいるからできるんです。支える人達の中で特に大切なのが、ナンバー2と呼ばれる、内閣では官房長官、政党では幹事長。安倍内閣が長くなってることの秘訣や、歴代の官房長官、幹事長と比べると現在の彼らはどうなのか比較しながら、支える人達について書こうと思ったんです。
――私自身、実は幹事長が誰なのか知らなかったりするので、読んでいると親しみがわいてきます。人間味に溢れてるなって。
頭が良ければいいってもんでもないんですよ。この人がいると上手くまとまるなっていうこと、あるでしょ。それをどうやって上手く配置するかっていうことも、トップに求められるものなんですよ。そういうことも考えさせられますね。
――歴代の数々の総理大臣の側近をご覧になってきた五郎さんが、タイプ別の分析をされています。官房長官は4つ、幹事長は3つに分けられていて。どのタイプが一番向いているっていうのはありますか?
ここは、組み合わせの問題もあります!ただ私がここで一番書きたかったことは、そのタイプごとに良さがあるということ。今の菅さんがなぜこれだけ凄いのか、理由として非常に大きいのは安倍さんとの間に心理的な齟齬がないことなんです。女房役なんですよ、官房長官というのは。夫婦の間に隙間風が吹いちゃダメです。
――政治の世界って難しいです。世の中を動かす人達なんだけど、すごい人間味に溢れてる人達なんだなっていうのが、この本を読んで伝わってきます。
これは小泉進次郎が言ってるんだけど「やっぱり指導者に大切なのは明るさだ」って。オーラがあること、華があること。国民に希望を与えたりしないといけませんからね。外国の首脳と並んでて見劣りするようじゃ困るんですよ。大事なんですよ、顔も(笑)。
――一見目立つ役職ではない官房長官と幹事長なんですが、実は政治において、すごく重要な役割を担っている。そしてとても人間性の溢れる政治家の皆さんについて親近感が持てる本だと思います。ぜひ皆さん手にとってください、ありがとうございました!
■橋本五郎
1946年秋田県生まれ。1970年慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、読売新聞社に入社。論説委員、政治部長、編集局次長を歴任。2006年より特別編集委員。読売新聞紙上で「五郎ワールド」を連載し、書評委員も担当。日本テレビ「スッキリ」、読売テレビ「ウェークアップ!ぷらす」、「情報ライブ ミヤネ屋」にレギュラー出演。2014年度日本記者クラブ賞受賞。著書に、『心に響く51の言葉』(中央公論新社)、『総理の覚悟』、『総理の器量』(ともに中公新書ラクレ)、『「二回半」読む』『範は歴史にあり』(ともに藤原書店)等がある。
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本編では、この他にも質問やトークが盛り沢山、そして普段は見ることのできない作家さんの表情も楽しめます! 完全版が見たい方は、ぜひインタビュー動画をチェック!
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