unerryとBrazeが、「リテール」「メディア」「グローバル」分野におけるコミュニケーションDXに向け連携開始
実社会における消費者の場所・状況・嗜好性に応じたリアルタイムパーソナライズコミュニケーションを実現
リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を運営する株式会社unerry(本社:東京都港区虎ノ門、代表取締役社長CEO:内山 英俊、以下、unerry)と、カスタマーエンゲージメントプラットフォームのリーダーであるBraze 株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:水谷 篤尚、以下 、Braze)は、双方のプラットフォーム連携およびソリューションの共同提供によるコミュニケーションDXを推進してまいります。
unerryは、4.2億ID(うち、国内1.6億ID)の人流データをベースに90%超の消費を占める(*1) リアル空間を見える化しAIで解析することで、あらゆる場所の状況や消費者の行動嗜好性をデータで把握し、リテールDX、新たなマーケティグやメディア施策の提供、スマートシティでのデータ活用などを推進しています。
Brazeは、グロースCRMを実現するプラットフォームであり、クライアントのファーストパーティデータ連携による顧客理解や、モバイルアプリ、メール、LINE、SMS等のクロスチャネルでのコミュニケーション基盤として北米・EU・APACとグローバルで導入が進んでいます。
この2社が連携することで、顧客のあらゆるタッチポイントの行動に即応するリアルタイムパーソナライズコミニュケーションが実現します。
※1経済産業省 令和4年度 電子商取引に関する市場調査報告書(https://www.meti.go.jp/press/2023/08/20230831002/20230831002-1.pdf)よると、日本国内の物販系 BtoC分野のEC化率は9.13%
連携することで実現するソリューションについて
unerryがスマートフォンアプリに提供する Beacon Bank SDKは、位置情報技術に基づき、屋内外の位置情報をほぼリアルタイムに検知し、アプリ通知やイベント等で即時に活用できることが特徴です。また、その通知については、Brazeのスマートフォンアプリ向けSDKで受け取り、パーソナライズコミニュケーションのシナリオとして利用することが可能となります。このことにより、顧客の移動を店舗外、来店、来棚、といった粒度で距離感をリアルタイムに検知し、リアルとデジタル横断でこれらの接点を繋ぎ、それぞれの瞬間を捉えたリアルタイムパーソナライズとコミュニケーションの高度化を実現します。
また、unerryの月間840億件の蓄積された人流データのAI解析により日常行動傾向から顧客の趣味嗜好を理解し、Brazeのクロスチャネルでのコミュニケーション基盤から最適な顧客、タイミング、コンテンツ、チャネル、量で施策を展開。さらに顧客の反応をフィードバックすることで、コミュニケーションのPDCAを加速します。(※2)
また特に以下の各分野において、連携を強化してまいります。
・リテールDX
2社ともにDX推進実績が豊富なドラッグストア・スーパーマーケット業界に加えて、ブランド実店舗やEC・デリバリー・流通販売など消費者接点が急速に多様化している外食業界 / ファッション業界に向けて、消費者の状態に応じたクロスチャネルでの1 to 1 コミュニケーション施策をご支援します。
・メディア / リテールメディア
unerryはメディアアプリ・サイトに対して、コンテンツや広告視聴をきっかけとした来店・購買リフトの効果計測を中心に広告事業を支援しています。BrazeのCRM機能は、メディアアプリのレコメンドや広告に関しても活用されており、視聴者ごとにあったコンテンツ表示をサポートしています。2社の連携により、視聴者の状況に合わせた効果の高いコンテンツ配信が可能になるほか、リテールメディア構築の共同支援も行ってまいります。
・グローバル
Brazeは米国ニューヨークに本社を構え、マーケティングにおけるデータ活用ニーズが高いリテールやスポーツ等の分野での導入実績が豊富にあります。またunerryは日本の高層ビル・地下街の発達といった複雑なリテール立地にも対応した細やかな位置情報技術や広告プランニングに強みを活かした北米での集客支援などを開始しており、グローバルでの共同ソリューション展開にも注力してまいります。
※2 unerryが取得する位置情報データは、特定の個人を識別することができない個人関連情報であり、LPマーク(ロケーションプライバシーマーク)に準拠して管理されています。unerryとBrazeのデータ連携については、ユーザーの許諾と法律の範囲で行われます。
各社のコメント
株式会社unerry 代表取締役社長CEO 内山英俊
Braze様とグローバルにプロダクト連携できることを大変喜ばしく思います。
この連携により、Braze様のハイパーパーソナライズ技術とunerryのリアル社会データ化技術が融合し、デジタルとリアルの両面での顧客行動分析やユーザが真に求める情報をリアルタイムで提供する新しい世界を築くことができます。
Braze様のエンゲージメントプラットフォームはグローバルで広く利用されており、その技術力と信頼性はすでに多くの企業に認められていますが、本アライアンスにより、一層高度な顧客体験の提供が可能となります。この連携を通じて、両社はグローバル市場においてさらなる成長と革新を実現することを確信しています。
Braze株式会社 代表取締役社長 水谷 篤尚
デジタル時代は、POSデータ、顧客の行動データ、在庫情報、天候データなど多くのデータソースが存在し、顧客行動にリアルタイムで対応するためには、迅速なデータ処理と分析、一貫した顧客体験が求められています。
unerry様のBeacon Bankが持つ膨大な人流データと、Brazeのクロスチャネルとパーソナライゼーションが融合することで、私たちはこれまで以上に緻密で効果的な顧客体験を提供することが可能となります。リアル空間での顧客の動きを詳細に把握し、瞬時に適切なコミュニケーションを取ることで、新たな価値を創造してまいります。
*本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
<お問い合わせ>
株式会社unerry
広報担当:内山、柳田
information@unerry.co.jp
Braze株式会社
報道関係者の問い合わせ先
Info@braze.co.jp
■株式会社unerryについて
会社名:株式会社unerry
代表取締役社長CEO:内山 英俊
設立:2015年8月
本社所在地:〒105-6901 東京都港区虎ノ門 4-1-1 神谷町トラストタワー 23F( WeWork 内)
リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank(https://www.beaconbank.jp/)」を運営する2015年創業のデータカンパニーです。GPSおよびビーコン技術を活用し、スマートフォンアプリから取得する月間840億件超、約4.2億ID(うち国内約1.6億ID)の屋内外の人流ビッグデータをAIで解析。「心地よい未来を、データとつくる。」というミッションを掲げ、OMOマーケティング支援や、スマートシティの実現に向けた事業等を展開しています。
■Brazeについて
Brazeは、ブランドが「Be Absolutely Engaging」を実現するカスタマーエンゲージメントプラットフォームです。Braze の活用で、マーケティング担当者はあらゆるデータソースから、データを収集、施策実行ができ、1 つのプラットフォームからマルチチャネル、かつリアルタイムに、顧客とパーソナライズされたコミュニケーションができます。さらにAIで仮説検証と最適化を繰り返しながら、大量配信を支援するスケーラビリティーで、ハイパーパーソナライゼーションを実現し、ブランドに熱狂するファンとの魅力的な関係を構築、維持できます。
同社は、2024 年の米国ニュースで働きがいのあるテクノロジー企業に選ばれ、英国の Great Place to Work 誌で 2023 年の女性にとって最も働きやすい職場に選ばれ、ガートナー の 2023 年マジック クアドラント でマルチチャネル マーケティング ハブおよびマーケティング ハブのリーダーに選ばれました。 (The Forrester Wave: クロスチャネル マーケティング ハブ、2023 年第 1 四半期。)
Braze はニューヨークに本社を置き、北米、ヨーロッパ、APAC に 10 以上のオフィスを構えています。詳細については、https://www.braze.co.jp をご覧ください。
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