【調査リリース】就職・転職活動における「生成AI活用」に関するZ世代の実態調査/就職・転職に活動中の68.2%が「使っていない」と回答
AI代替を見越して「志望職種や求人を変えた」との回答は2割弱

第二新卒・既卒・フリーター・新卒を中心とした20代若手に特化した就業支援事業を運営するUZUZ(ウズウズ)グループ[本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 啓毅]は、20代の若者向けに就職・転職活動における「生成AI活用」の実態について調査を実施いたしました。この実態調査は、定期的に自社ユーザーにアンケートを取ることでデータを収集し、公開しています。
■調査の背景
生成AIが日常生活に浸透する中、大学論文や就活などでの生成AI活用に関する話題をメディアで目にすることが増えています。また、「AIに代替される職種」についての議論も目立ちますが、実際に就職・転職活動をしているZ世代は「生成AIの活用」や「AI代替を見越した志望職種」についてどのように感じているのか、実態調査を実施しました(有効回答数:698)。
■調査結果サマリー
・日常的に生成AIを「使っていない」との回答は58.9%で、「使っている」と回答した41.1%を上回った。
・就職・転職活動に生成AIを「使っている」としたのは31.8%にとどまり、7割近くが「使っていない」と回答。
・就職・転職活動でAIを使用する目的や用途としては、「エントリーシートの作成」が最多。続いて「業界分析、企業や職種のリサーチ」、「面接対策」、「キャリア相談」、「モチベーションアップ」の順番だった。
・AI代替を見越して「志望する職種や求人を変えた」という回答は18.1%にとどまり、81.9%が「変えていない」との結果に
■専門家コメント
今回の調査から、デジタルネイティブとされるZ世代が、意外にも生成AIを十分に活用できていないことが明らかになりました。就職・転職活動で生成AIを使用しているのはわずか31.8%にとどまり、日常的にも58.9%が「使っていない」と回答しています。AIによる応募書類の作成や面接対策は、準備時間の短縮や一定の品質担保に有効なはずですが、この低い利用率は驚きです。
エントリーシート作成にAIを活用する学生は増えている一方で、「AIに代替されるリスクを考慮して志望職種や求人を決めた」と回答したのは18.1%にとどまり、多くがキャリア選択においてAIの影響を意識していないことが分かりました。これは、Z世代にとって生成AIが「就活で使う便利なツール」に過ぎず、「自身のキャリアに影響を与えるもの」とは捉えられていないことを示しています。
しかし、これからの時代、AIは仕事や働き方に大きな影響を及ぼす可能性があります。現存する仕事がなくなったり、新たな職種が生まれたりする中で、Z世代はAIを「就活ツール」として使うだけでなく、実際の業務にも取り入れ、変化に対応する力を養うべきです。日常的にAIを使いこなすことでスキルが向上し、大きな変化が訪れた際には、職を守るだけでなく、AIを活用してキャリアアップするチャンスも手に入れることができるでしょう。

UZUZグループ 専務取締役/川畑 翔太郎
1986年生まれ、鹿児島出身。高校卒業後、九州大学にて機械航空工学を専攻。大学卒業後、住宅設備メーカーINAX(現:LIXIL)に入社。2012年UZUZ立ち上げに参画。第二新卒・既卒・フリーターの就活支援実績は累計2,000名を超える。2024年2月より、株式会社UZUZ COLLEGE代表取締役。現在、東洋経済オンラインにて採用・就活関連の連載を行う。
Q1.日常的に「生成AI」を使っていますか?【単一回答】

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よく使っている 105人(15.0%)
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まあまあ使っている 182人(26.1%)
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あまり使っていない 176人(25.2%)
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まったく使っていない 235人(33.7%)
Q2.就職・転職活動において「生成AI」を使っていますか?【単一回答】

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よく使っている 81人(11.6%)
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まあまあ使っている 141人(20.2%)
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あまり使っていない 142人(20.3%)
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まったく使っていない 334人(47.9%)
Q3.(「よく使っている」「まあまあ使っている」を選んだ方)どのような目的・用途で使っていますか?【複数回答】

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エントリーシート作成 137人(61.7%)
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業界分析、企業や職種のリサーチ 105人(47.3%)
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面接対策(想定質問に対する回答作成など) 93人(41.9%)
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キャリア相談(キャリアコンサルタントの代わりとして) 82人(36.9%)
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モチベーションアップ(AIに元気づけてもらう) 57人(25.7%)
Q4.就職・転職活動において「将来AIに代替される可能性」を考えて、希望する職種や求人を変えましたか?

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はい 126人(18.1%)
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いいえ 572人(81.9%)
■調査概要
調査の方法:キャリア面談の予約時にアンケート実施
調査の対象:既卒・第二新卒、新卒として就職活動中の20代男女
有効回答数:698名(既卒者:155名、第二新卒:492名、新卒:51名)
調査実施日:2025年3月1日~2025年5月6日
※本調査では、第二新卒を「正社員や契約社員として3年以内の就業経験がある20代」と定義しています。
※各回答結果の割合(%)は、端数処理の関係上、合計が100%にならない場合があります。
■「UZUZ(ウズウズ)グループ」について

「UZUZグループ」は、「100年先もウズウズはたらいている世の中をつくる」」をミッションに、第二新卒・既卒・フリーターを中心とした若者向けに就業支援事業、IT分野の教育研修事業、ITエンジニアのSES(派遣)事業を行っています。
「UZUZモデル」という、「株式会社」「奨学金制度」「学校法人」の3つの要素で成り立つエコシステムを実現することで、ミッション達成を目指しています。UZUZグループ各社の利益を、奨学金として学校法人に寄付し、奨学金制度を利用して、学びたくても学べない若者たちが学びの機会を得る。学んだ若者たちが、社会に出てウズウズ働く、そんなサイクルが回っていく世の中を目指しています。
■グループ概要
<UZUZグループ>
代表者:代表取締役社長 岡本 啓毅
本社所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿3丁目11-20オフィススクエアビル新宿3階
設立:2012年2月
事業内容:若手人材(第二新卒、既卒、フリーター、新卒)に特化した就業支援事業、IT/DX分野の教育研修事業、ITエンジニアのSES事業、グローバル事業
<グループ会社>
株式会社UZUZホールディングス:https://uzuz-holdings.jp/
株式会社UZUZ:https://uzuz.jp/
株式会社UZUZ COLLEGE:https://uzuz-college.jp/
株式会社ESES:https://eses-inc.jp/
株式会社Otaks:https://otaks.jp
<関連メディア>
キャリア情報メディア「第二の就活」:https://uzuz.jp/service/career-support/column/
無料匿名でキャリア相談ができる「キャリエモン」:https://career-emon.com/media/
YouTubeチャンネル「ウズウズカレッジ」:https://www.youtube.com/channel/UCRDj3fsO4eEwh1yHgRoRiww
YouTubeチャンネル「ひろさんチャンネル」:https://www.youtube.com/channel/UCmAqktSctzCRCMQ_HEUjGnw
YouTubeチャンネル「ITエンジニアch【ESES社長・白川】」:https://www.youtube.com/@itengineer-career/videos

UZUZグループ
【本リリースに関する報道関係者からのお問い合わせ先】
UZUZ(ウズウズ)グループ 広報担当:川畑、渡邊
TEL:03-5333-0802 FAX:03-5333-0803
e-mail:r.watanabe@uzuz.jp
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