INTLOOP株式会社とIdein株式会社の資本業務提携について

IdeinのエッジAIプラットフォーム「Actcast」とINTLOOPのコンサルティングサービスによりあらゆる企業に利用しやすいエッジAIサービスを提供

INTLOOP株式会社

INTLOOP株式会社(読み:イントループ 本社:東京都港区、代表取締役:林 博文、東証グロース(9556)、以下「INTLOOP」)とIdein株式会社(読み:イデイン、本社:東京都千代田区、代表取締役:中村 晃一、以下「Idein」)は、資本業務提携契約を締結いたしました。

■資本業務提携の背景

INTLOOPとIdeinは、2024年5月に、デバイス本体が人工知能(AI)でデータ処理を行う「エッジAI」*1ソリューションの提供、エンジニアリング支援等での包括的な協業を開始しており、第一弾として、Ideinの開発したLLM App on Actcast*2と呼ばれるエッジAI技術とLLM(大規模言語モデル)を活用した革新的なPoC(Proof of Concept/実証実験)ソリューションとINTLOOPのコンサルティング支援サービスを組み合わせたPoC伴走支援サービスを提供しています。

また、24年9月上旬にINTLOOPは、IdeinのActcastを活用したDXコンサルティングサービスの提供を開始いたしました*。

 

*INTLOOPのエッジAIを活用したDXコンサルティングサービスについて: https://www.intloop.com/actcast/

 

現状、エッジAIは、あらゆる産業で利用可能性を検討され、実際に一部の小売業での来店者調査(AIカメラによる顧客層、購買状況の分析・調査)や製造業における新人技能員の教育(AIで熟練者と新人の姿勢や骨格を推定、自動解析して作業の遅延状況を可視化)等に活用されています。

しかしながら企業にとって、まだまだエッジAIは、AIによるデータ収集時のプライバシー管理や開発と運用コスト、セキュリティ等の課題が多くあり、PoCから導入、実装までの難易度が高いものとなっています。

そのような課題に対して、Ideinが提供するエッジAIプラットフォーム Actcastは、エッジAIシステムの導入・運用に必要なインフラ等の機能までを一括で開発することにより、顧客に低価格かつ短納期でサービス提供できるプラットフォームサービスであり、特定のハードウェアベンダーに依存しない中立的で自由度の高いものとなっています。

このActcastとINTLOOPの自社コンサルタントおよび約41,000名の登録プロフェッショナル人材が提供するエッジAIの導入~実装までのコンサルティングサービスを組み合わせることにより、各企業のエッジAI導入に伴う課題を迅速に解決し、エッジAIの導入を簡単かつ効果的に行うことが可能となります。

 

このたびの資本業務提携により、両社がさらなる連携を強化することで、企業におけるエッジAIの利用を促進するためのエコシステムを構築し、日本社会におけるデジタルトランスフォーメーション推進に貢献してまいります。また、この協力関係を通じて、技術革新と持続可能な成長を実現し、未来の産業基盤を支えることを目指します。

 

*1 エッジAI :エッジコンピューティングの一種で、末端のデバイスやその付近に配置されたサーバーなど、ネットワークの端に近い箇所(エッジ)でAI処理を行い、クラウドとの通信を最小限に抑える仕組みのこと。これと対比されるのがクラウドAIで、解析したデータをアップロードし、クラウドで処理する方式。クラウド上で解析するためには映像や音声などの大容量の生データをクラウドへアップロードする必要がある。

 

*2 LLM App on Actcast :エッジデバイスで取得した画像をOpenAI社のChatGPTを用いて解釈することで、プロンプトエンジニアリングにより疑似的なアプリ設計を行うもの。これにより、PoC向けAI開発が不要となりソフトウェア開発期間が大幅短縮されることに加え、プロンプト操作が中心となるため、非エンジニアでも価値仮説の検証を繰り返し行うことができる。

 

■両社代表コメント

〈INTLOOP株式会社 代表取締役 林 博文〉

Ideinと当社は、本年5月にエッジAIプラットフォーム Actcastのソリューションの提供およびエンジニアリング支援等の包括的な協業を開始しました。このたびの資本業務提携により、さらに両社の連携が深まることを非常に嬉しく思います。現在、エッジAIは多くの産業で利用が検討されていますが、十分に普及しているとは言えません。しかし、当社社員と約41,000名のプロフェッショナル人材が提供するコンサルティングサービスと、エッジAI分野の先駆者であるIdeinのActcastを組み合わせて企業に提供することで、企業のエッジAI導入とデジタルトランスフォーメーションの推進に寄与いたします。また、両社の連携によって、エッジAI利用を促進するエコシステムを構築し、未来の産業基盤づくりに貢献してまいります。

 

〈Idein株式会社 代表取締役 中村 晃一〉

この度、INTLOOP様と資本業務提携を締結できたことを心より光栄に思います。 当社はこれまで、エッジAI分野における独自技術を基に、複数の大規模導入実績を積み重ねてきましたが、今回の提携を通じて、エッジAIの社会実装をさらに加速させ、より高度な価値をお客様に提供できると確信しています。特に、LLM App on Actcastの活用と、INTLOOP様が誇るコンサルティング力およびプロフェッショナル人材との融合により、エッジAI導入期のみならず、その後の安定的な運用と成長に向けたトータルサポートが可能になります。 両社の強みを最大限に活かし、企業のAI導入からDX推進までを強力に支援し、日本社会におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の更なる発展に貢献してまいります。

 

■INTLOOP株式会社について

INTLOOP株式会社は、企業の経営課題解決をミッションとし、社員として所属する国内系・外資系ファーム出身の経験豊富なコンサルタントが担うコンサルティングサービス、約41,000名(2024年6月末時点)の登録を誇るコンサルタント、ITエンジニアなどのプロフェッショナル人材を支援する人材ソリューションサービスを主軸に展開しています。そのほか、プロフェッショナル人材ソリューションサービスで培ったマーケティングノウハウを提供するデジタルトランスフォーメーションサービス、先端技術を中心とした開発支援を行うテクノロジーソリューションサービスを展開。国内企業のみならずグローバル企業からベンチャーまで取引社数累計1,000社(2023年10月末時点)を超える支援実績があります。

 

会社名:INTLOOP(イントループ)株式会社

所在地(本社):東京都港区赤坂2-9-11 オリックス赤坂2丁目ビル6F

代表者:代表取締役 林 博文

事業内容:コンサルティング、プロフェッショナル人材支援、テクノロジーソリューション、 デジタルトランスフォーメーション、人材紹介

設立年月日:2005年2月25日

URL: https://www.intloop.com/

 

■Idein株式会社について

安価な汎用デバイス上での深層学習推論の高速化を実現した、世界にも類を見ない高い技術力を有するスタートアップです。当該技術を用いたエッジAIによる現場データ収集プラットフォーム「Actcast」を開発し、実用的なAI/IoTシステムを開発・導入・活用する開発者及び事業会社へのサービス提供を行っております。今後もパートナー企業と共に、AI/IoTシステムの普及に貢献してまいります。「実世界のあらゆる情報をソフトウェアで扱えるようにする」をミッションに掲げ、日本国内では経済産業省 J-Startup選定をはじめ、日本経済新聞社 NEXTユニコーン企業にも選ばれています。英Arm社のAI Partnerや、米NVIDIA社のInception Program Partnerに選定されるなど、海外でも高く評価いただいています。

 

会社名:Idein(イデイン)株式会社

所在地:東京都千代田区神田神保町1-4-13

代表者:代表取締役 中村 晃一

事業内容:Actcast事業(エッジAIプラットフォームの開発・運営)、受託開発事業(次世代自動車開発での協業等)

設立年月日:2015年4月7日

URL: https://www.idein.jp/

■お問い合わせ先

INTLOOP株式会社 広報担当:東

電話:03-5544-8040  FAX:03-5544-8041 メール:chiaki.azuma@intloop.com

 

Idein株式会社 広報担当:高橋

電話:03-5577-3234  メール:pr@idein.jp

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会社概要

INTLOOP株式会社

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URL
https://www.intloop.com
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂2-9-11 オリックス赤坂2丁目ビル6F
電話番号
03-5544-8040
代表者名
林 博文
上場
東証グロース
資本金
19億8200万円
設立
2005年02月