ねんりんピック岐阜2025・オリエンテーリングの安全対策に「ココヘリ」を採用
競技の全参加者が発信機を装備、行方不明防止と安全対策を強化
山や海での行方不明者の位置を特定する捜索サービス「ココヘリ」を運営するAUTHENTIC JAPAN株式会社(本社:福岡市中央区、代表取締役社長:久我 一総 以下、当社)は、10月18日(土)に開幕する「ねんりんピック岐阜2025(第37回 全国健康福祉祭ぎふ大会)」のオリエンテーリング種目の安全対策としてココヘリを提供します。
同競技の競技中は、全参加者81名がココヘリの発信機を装備し、リアルタイムな所在地確認を可能にする体制を整え、万が一の際の迅速な位置特定を可能にします。

「高齢者の国スポ」で、安全対策を強化
「ねんりんピック岐阜2025」は、全国の60歳以上を対象に、スポーツ・文化・健康を通じて交流を深める全国大会で、1988(昭和63)年から毎年開催されています。
オリエンテーリングは、専用に作られた地図を使い、大自然の中を駆け巡りながらチェックポイントを辿って走破するアウトドアスポーツです。フィジカル・メンタル・テクニックすべての能力を駆使するチャレンジングな競技でありながら、年齢や技術レベルに応じたクラス分けにより、子どもから高齢者まで幅広く楽しめます。
会場となる下呂市「皇樹の杜周辺 四美の森特設コース」は、緑豊かな森林と起伏に富んだ地形を活かしたコース設計が特徴で、自然との一体感を味わえる一方で、地形上の迷いやすさにも配慮が必要です。そのため競技参加者全員がココヘリの発信機を携行することで、万が一の際の迅速な位置特定を可能にします。
導入の背景と意義
健康志向の高まりにより、高齢者による登山や自然系スポーツへの参加が増えています。一方で、年齢に伴う体力低下や既往症の悪化などにより、自然環境下で体調を崩すリスクも指摘されています。
ココヘリのユーザーレポート(集計対象期間:2024 年10 月~2025 年3 月 ※)では、捜索対象者のうち年代別では60代が31%と最多であり、体調の急変や既往症の悪化によって行動不能に陥るケースが目立ちます。地域や気候によってはまだまだ残暑が厳しいため、心疾患や脱水症状のリスクが高まり、より厳格な体調管理と安全対策が求められます。
こうした背景を踏まえ、ねんりんピック岐阜2025のオリエンテーリング種目では、自然の中で安心して挑戦できる環境を整えるためにココヘリを導入します。ココヘリは携帯通信に依存せず、専用受信機で発信機の電波を直接探知できる仕組みを持ち、電波の届きにくい山間部でも位置を特定可能です。
参加者全員に発信機を配備することで「万が一」への備えをより強固とし、運営側・参加者双方に安心を提供します。
※「ココヘリ」ユーザー シーズンレポート 2024年10月~2025年3月
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000039904.html
ねんりんピック岐阜2025 公式サイト
https://nenrin-gifu2025.pref.gifu.lg.jp/
「ココヘリ」ウェブサイト
AUTHENTIC JAPAN 会社概要
AUTHENTIC JAPAN株式会社
代表取締役社長:久我 一総
本社:福岡県福岡市中央区赤坂1-6-15-4F
URL:https://www.authjapan.com/
事業内容:山岳捜索サービス「ココヘリ」などの展開
「ココヘリ」とは
国内で唯一へリで山岳遭難者を捜索できる会員制の「民間へリ捜索サービス」です。山小屋などの民間組織による救助活動費用や公的機関の捜索打ち切り後に実施される民間の捜索費用を保険金としてお支払いする「山岳保険」に対して、「ココヘリ」は捜索サービスとして遭難者の生存率をあげることができます。
「ココヘリ」は発信機の電波とヘリ・ドローンを利用することで、従来の”目視での捜索”と比べ捜索時間を大幅に短縮し、「ここにいる」という0mの距離まで遭難者の位置を特定。捜索時間を長期化させないことが特徴です。
ココヘリ会員にそれぞれ専用の発信機を貸与し、会員は必ず発信機を身に着けて登山を行います。遭難事故発生時には、登山計画書にある山域をめがけてヘリを飛ばす準備を進めます。ヘリ・ドローンに受信機を搭載し、会員が身に着ける発信機と「直接通信」することで、スマートフォンが通信圏外の山域地帯でも迅速な捜索が可能となります。こうした「命を守る」ことへの高い性能が登山家に強く支持され、会員数は17万人を超えるまでに達しています。
代表取締役 久我 一総の略歴
1978年、福岡県福岡市生まれ。西南学院大学文学部外国語学科英語専攻卒業。2002年パナソニックシステムネットワークスに入社し、SCM部門の責任者としてイギリスの子会社へ出向。10年後に帰国し、商品企画部門へ異動。2011年にAUTHENTIC JAPANを立ち上げ、退職。現在に至る。
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