HPE Aruba Networking、IT運用の簡素化をAIOps主導のクラウド型管理とHPE GreenLakeの新しいNaaSで促進

HPE

HPE Aruba Networking Centralの次世代版は、AIで強化されたネットワーク管理を先駆け、「Agile NaaS」戦略によりHPE GreenLakeを通じた重要なネットワークサービスの提供を簡素化
ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)(日本ヒューレット・パッカード合同会社 本社:東京都江東区、代表執行役員社長:望月 弘一)は本日、IT部門によるネットワーク管理プロセスの簡素化と運用の俊敏性を支援する、クラウドネイティブなネットワーク管理ソリューションであるHPE Aruba Networking Centralの次世代版を発表します。また、HPE Aruba Networkingは、お客様およびチャネルパートナーがHPE GreenLakeプラットフォーム上で月額サブスクリプションにより導入、展開、管理が可能なNetwork-as-a-Service(NaaS)を発表します。

多くの企業では、IT要員の不足や負荷の増大が続いており、複数のベンダーによるネットワーク製品や機能の管理を担うことができる人材が不足しています。ネットワークのトラブルシューティングや最適化に費やす時間を短縮できるよう、HPE Aruba Networking Centralクラウドネットワーク管理プラットフォームは、運用を効率化し、生産性を向上させるために再設計されました。IT運用のための人工知能(AIOps)を活用して手作業を減らし、ネットワークチームがより戦略的で価値の高いプロジェクトに集中できるようにします。

HPE Aruba Networkingはまた、Agile NaaSフレームワークも発表します。パートナーによるオンデマンドネットワーキングの販売、エンドユーザーのお客様による利用を容易にすることを目的に設計されたフレームワークです。新しいサービスパックというパッケージ化された製品シリーズをHPE GreenLake for Aruba networking( https://www.hpe.com/jp/ja/hpe-greenlake-for-aruba.html )に追加し、パートナーはお客様向けの設計およびデリバリーサービスに、月額制のNaaSテクノロジーサブスクリプションを簡単に提案できるようになります。

HPE Aruba Networkingのエグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるフィル・モットラム(Phil Mottram)は次のように述べています。

「モダナイズされたネットワークは、次代のデジタル体験の促進や新たなビジネスモデルを展開するにあたってのバックボーンです。HPE Aruba Networking CentralにおけるAIOpsの進化は、エッジからクラウドにわたって増大を続けるワークロードをつなげながら、運用の複雑さをもっと効果的に管理できるようにすることでシームレスなハイブリッドワーク体験を実現する次のステップです」

次世代のHPE Aruba Networking Centralは、工場の自動化、カスタマイズされたお客様の体験、店舗、モバイル、オンラインを問わずシームレスなショッピング体験を提供するオムニチャネル小売事業、二酸化炭素排出量の削減など、業界を問わず幅広いビジネス成果を実現します。新しいデザインは、従来のネットワーク管理ツールからの飛躍的な進歩を遂げ、以下の特長を備えています。
  • オペレーターを中心に据えたデザインでユーザー体験を簡素化し、スキルのレベルに関わらず多くの人が利用できるよう、直感的なナビゲーションと認知負荷を軽減するエンティティを中心とした「ソーラーシステム」表示を提供
  • 業界初の「タイムトラベル」機能により、ネットワークの文脈に相関した「ポイント・イン・タイム(時点)」ビューを実現し、特定の時点まで数分で復旧が可能
  • マルチレイヤーで物理的および論理的なトポロジービューを「サンバースト」表示し、大規模で複雑なネットワークの可視化を実現
  • デバイスの健全性とクライアントエクスペリエンスを示すインテリジェントな保証指標により、迅速なファーストレベルトリアージが可能
  • AIを活用したフルスタックインサイトにより、根本原因分析(RCA)、影響評価、的確な対応策の提案を強化
  • デバイスに依存しないDay 0およびDay 1ワークフローと100% APIサポートにより、大規模なネットワーク構成の自動化を実現

Lopez Research社の創設者兼主任アナリストのマリベル・ロペス(Maribel Lopez)氏は次のように述べています。
「モダンなネットワークを管理するためのツールは、ITチームが急速に変化する環境への対応をサポートするものである必要があります。しかし残念ながら、多くのネットワーク運用担当者が、管理ツールがネットワークの問題を解決できていないと感じています。必要とされているのは、AIOps環境向けに構築された新世代の管理ツールです。Day0の計画からDay1の展開、Day2のトラブルシューティングと最適化までのワークフローが一元化される必要があります。ビジネスの要件がテクノロジーとネットワークの時間軸を推進するべきで、その逆であってはいけないのです」

Agile NaaSはArubaのフレームワークで、お客様がNetwork-as-a-Serviceで新しい利用方法を適切に選択・導入し、ビジネス成果をより早く提供できるように支援します。
  • ネットワークチームが事業部門と連携して、個々の要件に応じたNaaS戦略を策定できるようにするためのツール
  • さまざまな導入・展開・管理モデルをサポート
  • ネットワーク全体をリフレッシュすることなく、Network-as-a-Serviceを段階的に導入可能
  • 世界最高レベルのZero TrustとSASEセキュリティ、クラウドパフォーマンスとスケール、AIを活用した自動化により、最良のネットワーク基盤からスタートが可能

HPE GreenLake for Aruba networking上の新しいサービスパック
  • Network Policy NaaSサービスパック:Arubaの受賞歴あるClearPassネットワークアクセスコントロールソリューションをベースとしたサービスパックです。標準化されたNaaSネットワークポリシーは、2022年以降に発表した8つのNaaSサービスパックである有線、無線、SD-Branch NaaSへの追加オファリングです。
  • 提供開始時期:新しいNetwork Policyサービスパックは、日本国内では2023年11月以降受注開始予定です。

IDCのエンタープライズネットワーク部門リサーチマネージャーであるブランドン・バトラー(Brandon Butler)氏は次のように述べています。
「世界中の企業が将来の接続戦略を策定するにあたって、俊敏でビジネスニーズに対応し、運用が簡単で、変革を強力に推進するモダンなエンタープライズネットワークの加速に注力しています。HPE Aruba Networkingは、企業にはそれぞれ独自のニーズがあることを認識し、お客様やパートナーがビジネス成果に焦点を当てたネットワーキングの利用および提供方法を変革する最前線にいます。このたび発表された機能強化により、HPE Aruba Networkingは、AI、セキュリティ、自動化、Network as-a-Serviceの分野で成熟したポートフォリオを進化させ続けています」

調査会社であるSayers社のクライアントサービス担当シニアバイスプレジデントであるジョエル・グレイス(Joel Grace)氏は次のように述べています。
「多くの企業がITスキル不足、データの複雑化、ネットワーク運用要件の多様化などが相まって、ネットワーク運用の重圧に直面しています。そのため、ネットワーク管理業務の自動化を進め、同時にAIOpsを利用して、ネットワークをサービスとして提供することで合理化を図りたいと考えています。HPE GreenLake for Aruba networkingで提供するサービスパックは、お客様がEdge-to-Cloudインフラストラクチャを一カ所で構築・運用し、すべてをサービスとして決済するために、まさに必要なものです」

Axis Security社 および Athonet社の統合について
HPEは先日、HPE Aruba Networkingのポートフォリオを拡大する2つの買収を発表しました。プライベート5GコネクティビティのAthonet社( https://www.hpe.com/jp/ja/japan/newsroom/press-release/2023/022701.html )および、包括的なSASEセキュリティソリューションのAxis Security社( https://www.hpe.com/jp/ja/japan/newsroom/press-release/2023/030902.html )です。Axis Securityの買収は3月に完了し、同社のEdge-to-CloudセキュリティソリューションはHPE Aruba Networkingのテクノロジーと統合されます。Athonet社の買収はHPEの2023年度第4四半期中に完了する予定で、HPEは買収完了後、ソリューションをHPE Aruba Networkingのポートフォリオや既存の通信事業者向けソフトウェアと統合する計画です。


ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
Hewlett Packard Enterprise (NYSE: HPE) は、グローバルEdge-to-Cloudカンパニーとして、あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させる支援をします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEは独自でありながら、オープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションをas a Serviceで提供しています。クラウドサービス、コンピュート、HPC & AI、インテリジェントエッジ、ソフトウェア、ストレージを全てのクラウドとエッジにわたって一貫したエクスペリエンスで提供することで、お客様が新たなビジネスモデルを創出し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はhttps://www.hpe.com でご確認ください。

プレスルーム
https://www.hpe.com/jp/ja/japan/newsroom/press-release.html

# # #

このプレスリリースで使用されているその他の製品名は識別の目的のためのみに使用されており、それぞれの企業の商標である場合があります。

【お客様からのお問い合わせ先】
カスタマー・インフォメーションセンター
TEL:0120-268-186 または03-5749-8279
ホームページ: http://www.hpe.com/jp/


© 2023 Hewlett Packard Enterprise Development LP
製品およびサービスに関する保証条件は製品およびサービスに付属する保証書に明示された保証条件のみによるものとし、本ニュースリリースの記載内容はいかなる追加保証をも行なうものではありません。当社は本レターの記載内容に技術上の誤り、欠落または本ニュースリリース作成にあたっての誤り、記載漏れがあった場合でも何ら責任を負わないものとします。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://www.hpe.com/jp/ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都江東区大島2丁目2番1号
電話番号
-
代表者名
望月 弘一
上場
未上場
資本金
10億円
設立
1999年07月