<夏の電力不足に対する緊急意識調査>夏の電力不足に対し、78.2%の大企業が節電対策を予定約6割の総務担当者が「空調設定温度のルール化」を検討

〜室温と感染症対策を考慮した適切な換気のタイミングが難しいとの声も〜

株式会社UPDATER

 「顔の見えるライフスタイル」の実現を目指す株式会社UPDATER(所在地:東京都世田谷区、代表取締役:大石英司)のエアテック事業「みんなエアー」(https://minnaair.com/)は、大企業(従業員数1,000名以上)の総務担当者110名を対象に、夏の電力不足に対する意識調査を実施しました。
■調査サマリー




 

■調査概要:https://minnaair.com/blog/4463/

調査概要:総務担当の夏の電力不足に対する意識調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年6月30日〜同年7月1日
有効回答:大企業(従業員数1,000名以上)の総務担当者110名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

 

≪利用条件≫
1 情報の出典元として「みんなエアー」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://minnaair.com/

 
  • 78.2%の大企業が、節電の取り組みを予定

「Q1.今年の夏の電力不足に対し、お勤め先での節電の取り組みを予定していますか。」(n=110)と質問したところ、「具体的な取り組み内容が決まっている」が47.3%、「取り組む予定だが、内容を検討している」が22.7%という回答となりました。


・具体的な取り組み内容が決まっている:47.3%
・取り組む予定だが、内容を検討している:22.7%
・取り組む予定だが、内容の検討をしていない:8.2%
・取り組む予定はない:10.9%
・わからない/答えられない:10.9%


 
  • 節電の取り組み方、半数以上が「こまめな消灯」、「空調温度のルール化」、「必要な場所にのみ空調を活用」と回答

Q1で「具体的な取り組み内容が決まっている」「取り組む予定だが、内容を検討している」と回答した方に、「Q2.お勤め先での具体的な節電の取り組み予定の内容を教えてください。(複数回答)」(n=77)と質問したところ、「空室・不在時のこまめな消灯」が67.5%、「空調の設定温度をルール化する」が58.4%、「必要な場所にのみ空調を活用する」が54.5%という回答となりました。
 


・空室・不在時のこまめな消灯:67.5%
・空調の設定温度をルール化する:58.4%
・必要な場所にのみ空調を活用する:54.5%
・空調の省エネモードを利用:37.7%
・電球の間引き点灯の実施:33.8%
・エレベータを使用せずできるだけ階段を使用する:28.6%
・電気設備の使用時間を制限する:23.4%
・電球をLEDに変える:18.2%
・その他:1.3%
・わからない/答えられない:0.0%



 
  • 「クールビズの推進」や「毎月2回電気を終業時に一斉消灯する日を設定」などの節電方法も

「Q3.Q2で回答した以外に、お勤め先での具体的な節電の取り組みがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=77)と質問したところ、「クールビズの推進」や「毎月2回電気を終業時に一斉消灯する日を設定している」など40の回答を得ることができました。

 
<自由回答・一部抜粋>

・毎月2回電気を終業時に一斉消灯する日を設定している。
・クールビズの推進。
・会議室の消灯徹底。
・早帰り運動。
・お昼休みの時間帯は全部署の天井の電気を消灯している。
・待機電力カット(不使用機器プラグをコンセントから抜く)。
・電力消費計測機を設置する。
・温水は使わない。
・ライトダウンデーの設定。

 

 
  • 51.5%が、空調と換気の切り替えのタイミングにルールあり

Q2で「必要な場所にのみ空調を活用する」「空調の省エネモードを利用」「空調の設定温度をルール化する」のいずれかを回答した方に、「Q4.空調と換気の切り替えのタイミングに決まりやルールはありますか。」(n=68)と質問したところ、「ある」が51.5%、「ない」が33.8%という回答となりました。
 

 


・ある:51.5%
・ない:33.8%
・わからない:14.7%


 
  • 換気頻度のルール、60.0%が「1時間に最低1回」と設定

Q4で「ある」と回答した方に、「Q5.換気をしているおおよその頻度を教えてください。」(n=35)と質問したところ、「1時間に1回以上」が37.1%、「1時間に1回程度」が22.9%という回答となりました。
 


・1時間に1回以上:37.1%
・1時間に1回程度:22.9%
・2時間に1回程度:34.3%
・3時間に1回程度:5.7%
・4時間以上に1回程度:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%



 
  • 換気ルールを設定していない企業の65.2%が、「換気をするタイミングは難しい」と回答

Q4で「ない」と回答した方に、「Q6.換気をするタイミングは難しいと思いますか。」(n=23)と質問したところ、「非常にそう思う」が17.4%、「ややそう思う」が47.8%という回答となりました。


・非常にそう思う:17.4%
・ややそう思う:47.8%
・あまりそう思わない:17.4%
・全くそう思わない:8.7%
・わからない/答えられない:8.7%



 
  • オフィスのピーク時電力消費は「空調が約48%」を占める事実について(*1)、66.4%が知らず

「Q7.あなたは、平均的なオフィスにおけるピーク時の電力消費の内訳は、「空調が約48%」を占めている事実を知っていますか。」(n=110)と質問したところ、「知っている」が33.6%、「知らない」が66.4%という回答となりました。

*1「電気機器の消費電力の実態と節電対策の提案」一般社団法人電気設備学会(2012年9月)
https://www.ieiej.or.jp/activity/environment/pdf/2015_magazine201209.pdf


・知っている:33.6%
・知らない:66.4%



 
  • 8割以上が換気のタイミングを図ることで、省エネと感染症対策、快適な職場環境を実現したいと期待の声

「Q8.必要十分な換気のタイミングを図って省エネと感染症対策、快適な職場環境を実現したいと思いますか。」(n=110)と質問したところ、「非常にそう思う」が37.4%、「ややそう思う」が44.5%という回答となりました。


・非常にそう思う:37.4%
・ややそう思う:44.5%
・あまりそう思わない:12.7%
・全くそう思わない:0.9%
・わからない/答えられない:4.5%




 
  • まとめ

今回は、大企業(従業員数1,000名以上)の総務担当者110名を対象に、夏の電力不足に対する意識調査を行いました。

 
今年の夏の電力不足に対し、78.2%の大企業が節電の取り組みを予定していることが分かりました。節電の取り組み方として、半数以上が「空調温度のルール化」「必要な場所にのみ空調を活用」と回答しており、51.5%の企業が「空調と換気の切り替えのタイミング」にルールを設けているようです。換気頻度のルールを伺うと、60.0%が「1時間に最低1回」で設定していると回答しました。

 
なお、平均的なオフィスのピーク時の電力消費は「空調が約48%」を占める事実について、66.4%の総務担当者が知らないと回答しており、8割以上から換気のタイミングを図ることで、「省エネと感染症対策、快適な職場環境を実現したい」と期待の声が挙がりました。

 
今年の日本の夏は深刻な電力不足が叫ばれており、日々ニュースで節電が呼びかけられています。なお、政府は電気料金の高騰対策として、節電をした家庭や企業を優遇する新たな制度を来週発表し(2022年7月21日予定)、家庭では節電でのポイント付与などが行われるようです。大企業においては電力の過剰使用に対する対策が毎年行われますが、熱中症や感染症対策としての懸念もあり空調の節電に関しては悩みを抱えやすいことが分かりました。また、夏の空調と換気のタイミングについて、特にルールを設けていない企業では、「換気をするタイミングは難しい」と考えられているようです。既に消灯や空調の設定など、電力の過剰使用対策をし尽くした総務担当者の悩みである「さらなる効果的な節電」への取り組みは、適切な換気のタイミングを図る方法を検討してみることかもしれません。

 


■みんなエアーについて

みんなエアーでは、「みんなの力で世界の空気をアップデート」をテーマに、‟空気”を切り口として、様々な社会課題を解決する事業です。現在は「働きやすい環境を全国に100万スポット創出する」ことを目標に、「おいしい空気プロジェクト」などを進行中。職場のストレス計測や空気質モニタリングにより、「人」と「環境」に合わせた空気づくりをサポートしています。

 

■AIR Lab.JOURNALについて

AIRLab.JOURNALでは、空気にまつわるさまざまな疑問の解決やエビデンスに基づく情報のほか、企業や店舗での取り組み事例インタビュー、みんなエアーが行った実態調査なども公開しています。
編集メンバーは、元は空気業界とは無縁の普通のママ3名。
専門用語やリスクの記載が多い論文・記事を見る中で、私たちの生活に密着した空気の話だからこそ、それらの研究成果をわかりやすく解説し、
『空気清浄機でウイルスは除去できる?空気環境対策で知っておきたいこと』
https://minnaair.com/blog/2470/
『さまざまな業種にアンケートしたコロナ対策実態調査』
https://minnaair.com/blog/category/view-by-data/
『ウェルビーイングのリーディングカンパニーに聞く空気環境対策』
https://minnaair.com/blog/3055/   など、具体的に暮らしに役立つ情報として発信します。

メディアURL : https://minnaair.com/blog/

 

 

■「みんなエアー」事業概要

事業名    :みんなエアー
事業開始   :2020年3月
サービス内容 : 空気質調査、24時間空気質計測・データ化管理、空気環境対策機器の販売・リース・レンタル、アフターサービス、オウンドメディア運営                          
ソリューション: 空気のDXサービス『MADO』、ウイルスガード製品(進和テック株式会社製)、エアロシールド(エアロシールド株式会社製)、 KOROSUKE (ヨーホー電子株式会社製)、7 Guards Pro(DR.C医薬株式会社製)) 他  
主要導入先  : 株式会社エポスカード、株式会社SBI証券、TBSラジオ、サンドラッグ、        他  全国約2000施設へ導入
URL      : https://minnaair.com/

 

■会社概要

会社名     :株式会社UPDATER
設立    :2011年5月
代表取締役   :大石英司
所在地     :東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22 サンタワーズセンタービル8F
事業内容    :電力事業(電力小売事業、再生可能エネルギー発電所の開発・販売・メンテナンス、地域新電力コンサルティング事業等)、空気環境対策事業(みんなエアー)、ライフスタイル事業(TADORi等)
URL       :https://minden.co.jp/

 

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株式会社UPDATER

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URL
https://minden.co.jp
業種
電気・ガス業
本社所在地
東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22 サンタワーズセンタービル8F
電話番号
03-6805-2228
代表者名
大石英司
上場
未上場
資本金
13億498万円
設立
2011年05月