持続可能な社会のあり方を考える国際研修を香港と台湾の大学と協働で実施
Goi教授によるケースメソッド授業について(1日目)
国際研修に先駆け、各校の学生は遠隔授業で企業の社会的責任や、持続可能なビジネスモデルの事例を学んできました。1日目の授業では日本のスタートアップ企業であるmymizuを事例に取り上げ、日本で初の試みとなる事業をどのように展開し発展させていくのか、また翌日訪れるリコーのようなすでに確立されたSDGsモデルを持つ企業とはどのように異なる戦略で今後市場に拡大していくべきかなどを、ケースメソッドの手法にのっとって意見交換を行いました。
リコーエレメックス株式会社へのフィールドワークについて(2日目)
2日目は地域に密着し地球環境保全、次世代育成、コミュニティ発展の貢献に取り組むリコーエレメックス株式会社へ訪問をしました。学生たちは担当者から、2011年から恵那で着手された森林保全活動やその森林資源を地域の人々と共有できるよう設立された「リコーえなの森中山道里山協議会」などについて講義を受け、実際に保全が行われている森を散策しました。午後からは岩村町の重要伝統的建造物群保存地区を訪れ、美しい城下町の風景を楽しみました。
伝統文化体験について(3日目)
最終日は株式会社カクキュー八丁味噌と抹茶ミュージアム 西条園へ工場見学に訪れ日本の特産品の製造工程を見学しました。抹茶ミュージアムでは実際に抹茶の粉挽を体験しお茶室で抹茶を試飲するなど日本の伝統文化に触れました。
名古屋商科大学について
1953年の開学以来、世界標準の経営教育を追求。国内初となる3つの国際認証(トリプルクラウン)を取得。現在は5学部10学科2研究科を設置し、世界59カ国174校の提携校とともに交換留学や国際ボランティアなどを積極的に実施。ビジネススクール(経営大学院)は、世界QSランキングにおいて5年連続で国内第1位を獲得(2022年)。「THE(Times Higher Education ranking)」の2023年度日本版において、国際性の分野で東海北陸地区で3年連続第1位、国内では第15位にランクインしています。
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