京都サンガF.C.選手と京都府内の子どもたちをつなぐ、遠隔サッカーコーチングを官民連携で実施
マルコ・トゥーリオ選手がサンガタウン城陽から遠隔で計40人の子どもたちを指導
KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:松田 浩路、以下 KDDI)、株式会社京都パープルサンガ(本社:京都府京都市、代表取締役社長:飯野 晃、以下 京都サンガF.C.)、京都府(知事:西脇 隆俊)は、2024年8月に共同発表した、サッカーを通じた子どもたちを支援する活動「KDDIみらい共創プログラム」の一環として、京都サンガF.C.の選手と京都府内の小学校と中学校を4K相当の高画質映像でつないだ、「遠隔サッカーコーチング」(以下 本取り組み)を2025年3月25日に実施しました。
「KDDIみらい共創プログラム」は、少子化が進展し、学校や地域によってはチームスポーツのメンバー集めや指導者不足が課題となるなか、子どもたちがそれぞれの地域でお互いの距離を気にすることなく、好きなスポーツを自由に楽しむことができる環境の構築を目的に、官民連携で実施しています。


本取り組みでは、京都サンガF.C.のマルコ・トゥーリオ選手と藤田(ふじた)聡(さとし)ジュニア育成部コーチが、京都府北部の福知山市立日新中学校サッカー部と南部の綴喜郡井手町の山吹サッカークラブの小中学生に、遠隔でサッカー指導を実施しました。選手とコーチがいるサンガタウン城陽と支援先2カ所の計3カ所を、4K相当の高画質映像でボールタッチや身体の使い方も鮮明に確認できる空間自在ワークプレイスでつなぐことにより、時間の取りづらい現役選手から複数地域への同時指導ができました。
また、両支援先でスムーズな通信環境を確保するために、サンガタウン城陽から離れた地域でも空が見えればどこでもつながる衛星ブロードバンド「Starlink」を導入し、本取り組みを実現しました。

参加した子どもたちからは「(遠隔だったが)コーチや選手が隣で見てくれているようで、細かい部分までよく見えた。これからもサッカーを頑張りたい!」などの声が寄せられました。
また、サッカー指導を体験したマルコ・トゥーリオ選手は「直接プロの指導に触れる経験は貴重であり、とても大切。このような経験を活かして、子どもたちがサッカー選手になる夢を叶えてくれると嬉しい。」と述べ、藤田聡コーチは「奥の選手まで見え、反応もリアルタイムで臨場感があった。普段の指導と変わらず指導ができた。」と、遠隔サッカーコーチングの可能性を感じていました。
今後は、2025年6月頃に2回目の遠隔コーチングを実施し、また、秋頃には子どもたちが遠隔サッカーコーチングで磨いたスキルを披露するスペシャルマッチを開催する予定です。一緒に練習した仲間たちに加え、京都サンガF.C.の選手が集まり、子どもたちは大人数での試合を楽しみ、保護者の方々には子どもたちの成長を感じていただける機会を提供していきます。
■「KDDIみらい共創プログラム」について
KDDI、京都サンガF.C.、京都府の3者が官民連携で、サッカーを通じて子どもたちを支援する取り組みです。少子化が進展し、学校や地域によってはチームスポーツのメンバー集めや指導者不足が課題となるなか、子どもたちがそれぞれの地域でお互いの距離を気にすることなく、好きなスポーツを自由に楽しむことができる環境の構築を目的に実施します。
京都府内の小中学生のサッカーチームを対象に、衛星ブロードバンドStarlinkを使った高画質映像でのプロ選手による遠隔サッカーコーチング、その練習の成果を発揮できるスペシャルマッチ、試合開催を実施予定です。
取り組みの詳細は特設サイトをご参照ください。

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