社会問題化するダークパターンを徹底解説。UXコンサルタントMaria Rosala氏とDarkpatterns.jpがタイアップ。消費者の誤解を招くUXデザイン撲滅のノウハウを配信開始

「ダークパターン」「ディセプティブパターン」と呼ばれる消費者の誤解を招くUXデザインがもたらす社会的リスクを解説し、ユーザー保護とビジネスの両立を実現するデザイン手法を提案

株式会社オレコン

ウェブサイトやアプリのデザインにおいて、ユーザーを企業にとって都合の良い選択肢に誘導するダークパターンの撲滅を目指すDarkpatterns.jp(運営元:株式会社オレコン、東京)は、ユーザーリサーチとインターフェースデザインの先駆者であるコンサルティング会社 Nielsen Norman Group(本社:米国、以下 NN/g)と連携し、ダークパターン対策でタイアップしたことをお知らせします。

タイアップ内容を見る▶https://darkpatterns.jp/blog/deceptive-patterns/

■ディセプティブパターンとは

ディセプティブパターンとは、ユーザーを意図的に不利益な行動へ誘導するデザインのことで別名ダークパターンとも呼ばれています。この手法は、ウェブサイトやアプリで多く見られ、たとえば以下のようものがあります。

  • 解約が非常に難しく、ユーザーがそのまま契約を続けてしまう

  • 不要なオプションが自動的に追加され、気づかずに購入してしまう

  • ユーザーに罪悪感を与える表現で、望まない選択をさせる

これらは一時的に企業の利益を上げることがありますが、ユーザーの信頼を損ない、消費者トラブルや法的リスクを引き起こす要因となります。近年では、こうした手法が各国で規制対象となりつつあり、企業は誠実なデザインへの転換を求められています。

■タイアップ背景

チューリッヒ大学による2019年の調査では、Google Playストアからサンプリングした無料かつトレンド入りしている240のアプリのうち、95%にディセプティブパターンが含まれていることが発覚しました。

参照:”Deceptive Patterns in UX: How to Recognize and Avoid Them” https://www.nngroup.com/articles/deceptive-patterns/

こうしたデザインの広がりに伴い、国際的な規制が強化されつつあります。日本では現在ディセプティブパターン(ダークパターン)に対する法規制はないものの、消費者契約法や景品表示法など関連した法規制があり、企業は対策が求められています。

本プロジェクトは、世界的UXコンサルタントMaria Rosala氏と連携し、企業がディセプティブパターンを排除し、誠実なデザインを実現するためのノウハウを提供します。

■タイアップの内容

タイアップページ▶https://darkpatterns.jp/blog/deceptive-patterns/

本プロジェクトでは、Maria Rosala氏がディセプティブパターンのリスクとそれを回避するデザイン手法について深く掘り下げます。

■3つのポイント

1.ディセプティブパターンとは何か

 ・ユーザーを不利益な行動へ誘導する手法の定義と実例

 ・デザインが社会的に与える影響の具体例

2.デザイン倫理の重要性

 ・ユーザー保護を優先したデザイン手法の必要性

 ・ディセプティブパターンの長期的リスク(信頼低下、法的リスク)

3.未来のデザイン

 ・ディセプティブパターンの排除によるビジネス価値の向上

 ・ユーザー体験と収益改善の両立

Maria Rosala氏のコメント

ディセプティブパターンは短期的な利益をもたらすかもしれませんが、長期的には企業のブランド価値や社会的信頼を損なう危険性があります。

私たちの目標は、企業がユーザーと誠実に向き合いながらもビジネス成果を達成できるデザインを提案することです。

Maria Rosala氏について

米国のコンサルティング会社Nielsen Norman Group(NN/g)のリサーチディレクター。NN/gではリサーチの指導や管理を担当し、世界中のチームにUXトレーニングを提供するほか、クライアントと連携して製品やサービスのユーザーエクスペリエンス向上を支援しています。

Darkpatterns.jp編集部代表 山本琢磨よりコメント

ダークパターンは一時的に成果を上げるかもしれませんが、長い目で見るとユーザーの信頼を失い、企業にとって大きなマイナスになります。

私たちは今回のプロジェクトを通じて、企業が誠実なデザインでユーザーとの信頼関係を築きながら、成長を続けられるサポートをしていきたいと考えています。

Darkpatterns.jpについて

本プロジェクトのほかにも、Darkpatterns.jpでは以下の活動を展開中です。

デザインガイドラインの提供: 誠実なデザインを採用するための指針を策定

事例共有: ダークパターン排除の成功事例をブログやセミナーを通じて発信

啓発活動: デザイナーや企業向けの教育プログラムやワークショップを開催

これらの取り組みを通じて、ディセプティブパターン(ダークパターン)の撲滅を目指し、企業が社会的信頼を回復しながら持続可能な成長を遂げるための支援を行います。


会社概要

Nielsen Norman Group(NN/g)

住所:8 The Green, Suite #14572 Dover, DE 19901 USA

設立:1998年

URL:https://www.nngroup.com/

事業内容:情報技術コンサルティング

株式会社オレコン

住所:〒107-0051 東京都港区元赤坂1-2-7  赤坂Kタワー4F

代表者:山本琢磨

設立:2013年4月18日

URL: https://orecon.co.jp/

事業内容:マーケティング事業・コンサルティング事業・グループの経営統括/管理

関連ページ:

ダークパターン添削サービス:https://darkpatterns.jp/correction_service/

最新のブログ記事:https://darkpatterns.jp/blog/


■メディア関係者の皆さまへ

本取り組みに関する取材やインタビューをご希望の方は、以下の連絡先までお問い合わせください。

Email:info@darkpatterns.jp

Tel: 050‐1722‐1116


すべての画像


会社概要

株式会社オレコン

1フォロワー

RSS
URL
https://orecon.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区元赤坂1-2-7 赤坂Kタワー4F
電話番号
050-3754-3452
代表者名
山本琢磨
上場
未上場
資本金
1100万円
設立
2013年04月