郡山市と株式会社サムポローニアがAI-OCRを活用した「相続人調査」の実証実験を開始![福島県郡山市役所]
全国の自治体で初めて相続人調査に「AI-OCR」を活用して、固定資産税賦課業務の効率化を図ります!

株式会社サムポローニア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:竹内 澄成)と郡山市が固定資産税賦課業務における相続人調査の省力化を目的とした共同実証プロジェクトに関する連携協定を締結し、同社が開発した「AI相続ミツローくん」を活用して全国の自治体で初めてとなる相続人調査の実証実験を9月1日(月)から行います。

竹内 澄成(たけうち すみなり) 代表取締役社長(写真中央)と椎根健雄(しいね たけお) 郡山市長(左隣)
自治体における相続人調査の課題
高齢社会の進行に伴い、自治体の相続人調査業務の負担は年々増大しており、不動産登記上の所有者が死亡した場合に現所有者(法定相続人)の調査が必要となります。
この相続人調査業務には戸籍の解読及び相続人特定を行うための民法知識を要するため、特定の職員に属人化しており、業務の効率化が急務となっています。
AI相続ミツローくんの活用による相続人調査業務のDX化
本実証で活用される「AI相続ミツローくん」は、同社が独自開発した相続人特定に特化したシステムであり、戸籍謄本をもとに相続関係図を自動生成し、法定相続人の特定や相続割合の計算までをワンストップで実施可能なサービスです。
● AI-OCRを活用した相続関係説明図の自動作成
スキャンした戸籍謄本のPDFファイルをAI-OCR技術で読み取り、法的根拠に基づく相続関係説明図 を自動生成することで、従来は職員の手作業に頼っていた工程の大幅な省力化が期待できます。
● 法定相続人の自動判定と相続持分の自動計算
読み取った戸籍データを基に、民法上のルールに即して法定相続人を自動的に特定し、持分割合も自動計算します。複雑な相続案件でも対応可能で、再計算の手間や人的ミスの削減に大きく寄与します。
● 特許技術に裏付けられた相続人特定ロジック
AI相続ミツローくんは、戸籍の解析から相関図の作成、法定相続人の特定、相続分の自動計算までを一貫して実施する、に最適なシステムです。この一連の処理には複数の特許技術が適用されており、同様の仕組みを他社が再現することはできません。相続関係の可視化や複雑な相続パターンへの対応など、他社システムにはない独自のアプローチが組み込まれています。

<AI-OCR>
人工知能技術を活用した光学文字認識システムであり、紙・PDF・画像に記載された文字をデジタルなテキストデータに変換する技術
今後の展望
本実証にて得られた知見や成果に基づき、固定資産税賦課業務の効率化のみならず、持続可能な行政サービス体制の構築を目指します。
株式会社サムポローニア
所 在 地 :東京都千代田区大手町2丁目2番1号 新大手町ビル4階
代 表 者 :代表取締役社長 竹内 澄成
事業内容:サムポローニアシリーズの開発・提供、登記ファイリングシステムの開発・提供等
U R L :https://www.sumpaulo.jp/
本件に関するお問い合わせ
・実証実験に関すること
郡山市税務部資産税課
電話:024-924-2091
Mail:shisanzei@city.koriyama.lg.jp
・製品及びサービスに関すること
株式会社サムポローニア 管理本部
Mail:sump-support@sumpaulo.jp
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