吉備中央町と泉大津市が農業連携に向けた協議を開始
~ふるさと納税制度見直しを契機に新たなコメの流通モデル創出へ~
泉大津市(市長:南出賢一)と吉備中央町(町長:山本雅則)は、このたび、新たな農業連携の構築に向けた協議を開始しました。
吉備中央町では、ふるさと納税の返礼品に関する制度見直しにより、町の主力産品であるお米の流通に一定の影響が想定されており、これまで築いてきた地元農業の価値を今後も広く届けていくため、新たな“出口”の創出が重要なテーマとなっています。
一方、泉大津市ではこれまで、農業に強みを持つ全国9つの自治体と連携し、独自の「コメのダイレクトサプライチェーン」を構築してきました。連携先で生産された有機JAS米や特別栽培米を、学校給食や妊婦支援事業などに活用することで、都市部からの消費拡大と農業振興に寄与する取り組みを進めています。
今回、両市町の課題解決に向けた方向性が一致したことから、7月31日に泉大津市・南出市長が吉備中央町を訪問。泉大津市が展開する「自治体間農業連携スキーム」の活用に向けた意見交換を行い、あわせてコメの圃場を視察しました。
両市町は、令和8年度産米からの出荷を視野に、相互の強みを活かしながら、食と農を通じた持続可能な地域づくりに向けた連携を模索していきます。

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