LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 2018の集大成となるプロダクトをお披露目『LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 2018 プレゼンテーション(商談会) 』を実施。
〜2019年の新たな取り組みとして、隈研吾氏を筆頭とする世界的クリエイターとのコラボレーションプログラムや、2016年以降の「匠」作品が集う、初の一般向けイベント開催を発表〜
LEXUSは、1月24日(木)に常識にとらわれない新しい発想で“次世代の伝統工芸”に挑む若き「匠」をサポートするプロジェクト、「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 2018」に選出された50名の若き「匠」の作品を披露する『LEXUS NEW TAKUMI PROJECT2018 プレゼンテーション(商談会)』を開催しました。当日は、2018年度のプロジェクトの集大成となる全50名の若き匠の作品がお披露目され、約206名のバイヤーや業界関係者が来場し、商談を実施しました。また、小山 薫堂さんをはじめとする豪華サポートメンバーが、全作品の中から、4名の『注目の匠』を選出しました。
当日の発表会では、LEXUS International レクサスブランドマネジメント部Jマーケティング室 室長の沖野より、「LEXUSは日本発のライフスタイルブランドとして、匠の技術やテクノロジーに裏打ちされた卓越したつくり込みだけでなく、人の心と感性が何を望むのかを徹底的に考え抜く姿勢を大切にしている。LEXUS NEW TAKUMI PROJECT も、AI・テクノロジー時代にこそ真の価値が問われる “匠の技術”を、次世代に向けて進化させる若き匠を支援したいという、LEXUSの思想をもとに取組んでいる。」と話をし、この思想を体現したトレーラー映像を初披露しました。
また、2016年から始まり、3年間のLEXUS NEW TAKUMI PROJECTの活動で生まれた約150名の若き「匠」、および作品が集い、広く一般のお客様にお伝えする、PROJECT初の一般公開型イベントを京都で実施する事が発表されました。
このイベントでは、初の取組みとして、「匠」と、世界的なクリエイターとのコラボレーションにより作品を制作するプログラムの実施も発表。コラボレ―ターとして、隈研吾さんを筆頭に、『ソマルタ』のクリエイティブディレクターの廣川玉枝さん、『アンリアレイジ』代表の森永邦彦さん、クリエイティブディレクター兼プロダクトデザイナーの辰野しずかさんと世界的なクリエイターの御披露目が行われました。
最後にプロジェクトの総括として、スーパーバイザーの小山薫堂氏から、総括が行われ、「今年、最もクオリティの高い作品ができあがりました。LEXUS NEW TAKUMI PROJECTは大きなチャンス。今後も、レクサスというブランドの大きな後押しを利用して、世界に通用する、自分なりのブランドを作ってもらえたらと思います」と締めくくりました。
LEXUSは、これからも、LEXUS NEW TAKUMI PROJECTを通して日本全国の匠の活動に関する情報発信、国内外の百貨店やセレクトショップバイヤー、メディアに対するプレゼンテーションおよび商談機会の提供、レクサス販売店での作品の展示など、日本各地域の若き匠が日本全国に、そして世界へ羽ばたくことをサポートします。
LEXUSは、日本発のライフスタイルブランドとして、徹底したつくり込みと心配りで、独自のモノづくりにチャレンジを続けています。こうしたLEXUSが大切にしている「日本のモノづくり」を守り・育てたいという想いからLEXUS NEW TAKUMI PROJECTは、スタートしました。LEXUSは、これからも日本各地の若き「匠」の才能を発掘し、地域から日本全国へ、そして世界へと羽ばたくことを、サポートします。
<本年度の注目の匠・作品一覧>
■小山 薫堂選出の注目の匠
●高知県・木工家具職人 岡部 創太
高知県高知市生まれ。インテリアに興味を持ち、高校卒業後、県外の専門学校や工房で研鑽を重ね、2008年高知にUターンし、工房「COMMON MFG.」を設立。デザインから設計、製作までを一貫して行うスタイルで、広葉樹の無垢材を主体とした家具製作を行っている。素材がもつ特性に対して、素直に作ること。丈夫で使いやすく、簡素で心地よい形であること。時間や様式にとらわれない普遍的な物作りを目指している。
■生駒 芳子選出の注目の匠
●愛知県・せとやき作家 深田 涼
愛知県瀬戸市出身。2010年瀬戸窯業高等学校専攻科陶芸コース卒業。 "テーブルというキャンバス"をモットーに、明るい色が特徴で料理をする人が絵を描くように楽しめる絵具のような器をデザイン・制作。また、ガラスと陶器を組み合わせたアクセサリーブランド"Geysir"も立ち上げる。 やきものが作る色と質感が好きで研究する日々。使う人が幸せになる物作りを目指す。
■下川 一哉選出の注目の匠
●群馬県・雨ザラシ工房 革職人 小野里 健一
1977年群馬県高崎市生まれ。工業高校卒業後、建築会社に就職。 その後県内の鞄業界に転職し、革製品の製造・修理・販売に18年間従事。 2016年雨ザラシ工房を開業。現在も創作活動と並行して修理業務にも力を入れている。 平成28年度グッドデザインぐんまでは、主力商品の一つ「くりがま」が奨励賞を受賞。 県内外のクラフトフェアや個展を重ね、日々モノ作りと向き合っている。
■川又 俊明選出の注目の匠
●奈良県・木工作家 平井 健太
1984年静岡県生まれ。2010年飛騨高山で木工技術を習得後、アイルランドへ渡り「joseph walsh studio」に3年間勤務。 帰国後、奈良県川上村に移住し2017年「studio Jig」を開業。身に着けた特殊な技術により針葉樹の可能性を日々探っている。 国際家具デザインフェア旭川2017 ブロンズリーフ賞受賞。ウッドデザイン賞2017 優秀賞(林野庁長官賞)受賞
<本年度の注目の匠 作品一覧>
●高知県・木工家具職人 岡部 創太 作品
●愛知県・せとやき作家 深田 涼 作品
●群馬県・雨ザラシ工房 革職人 小野里 健一 作品
●奈良県・木工作家 平井 健太 作品
<サポートメンバープロフィール>
■スーパーバイザー
小山 薫堂(こやま くんどう)/プロデューサー
大学在学中に放送作家としての活動を開始し、これまでに「カノッサの屈辱」「料理の鉄人」「東京ワンダーホテル」「ニューデザインパラダイス」など斬新な番組を数多く企画・構成。初の映画脚本となる「おくりびと」では、第60回読売文学賞戯曲・シナリオ部門賞、第32回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、 第81回米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した。
くまモンの生みの親でもある。
■サポートメンバー
生駒 芳子(いこま よしこ)/ファッション・ジャーナリスト、アート・プロデューサー
VOGUE, ELLEの副編集長を経て、2004年〜marie claire の編集長を務める。2008年に独立後は、ファッション、アート、デザイン、エシカル、クール・ジャパンなど、幅広いトピックで編集・企画・プロデュースを行なう。2010年からはクール・ジャパン官民有識者会議の委員を務め、伝統工芸開発プロジェクト「FUTURADITION WAO」をプロデュース。公益財団法人三宅一生デザイン文化財団理事、三重テラスクリエイティブ・ディレクターなど。
下川 一哉(しもかわ かずや)/株式会社意と匠研究所 代表取締役
1963年、佐賀県生まれ。1988年、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。同年、日経マグロウヒル(現・日経BP社)入社。日経イベント編集、日経ストアデザイン編集などを経て、1994年に日経デザイン編集に配属。1999年より副編集長。2008年より編集長。2014年3月31日に日経BP社を退社、4月に意と匠研究所を設立。
川又 俊明(かわまた としあき)/クリエイティブプロデューサー
1975年茨城県生まれ。早稲田大学卒業後、DESIGN ASSOCIATION NPOを経て、2015年シンクシンク株式会社設立。15年に渡り、DESIGN ASSOCIATION NPOで統括プロデューサーとして、数々のクリエイティブ・プロジェクトのプランニング、プロデュース、ディレクションを担当。商品開発、イベント、展示、広告、CI、販促、映像制作、空間デザイン、映像制作、店舗開発、アート制作、デザインアワード等、その領域は多岐にわたる。現在、JAPAN DESIGN WEEK 総合プロデューサー。
<新プログラムコラボレ―ター>
隈 研吾(くま けんご)/建築家・東京大学教授
近作に、サントリー美術館、根津美術館、浅草文化観光センター、長岡市役所アオーレ、歌舞伎座、豊島区庁舎、ブザンソン芸術文化センター、FRACマルセイユがあり、現在、16カ国で多数のプロジェクトが進行中。著書は『小さな建築』(岩波新書)『建築家、走る』(新潮社)、『僕の場所』(大和書房)『広場』(淡交社)他、多数。
廣川玉枝(ひろかわ たまえ) /SOMARTA/クリエイティブディレクター
森永邦彦さん(もりなが くにひこ)/ANREALAGE/デザイナー
辰野しずか(たつの しずか)/クリエイティブディレクター・デザイナー
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