ナレッジキャピタル超学校 未来社会のデザインを考えるシリーズ 国循×ナレッジキャピタル 「全身を支える!血管医療の最前線」
全3回の連続講座 2019年1月9日(水) 開校
一般社団法人ナレッジキャピタル(代表理事:宮原 秀夫)ならびに株式会社KMO(代表取締役社長:小田島 秀俊)、国立循環器病研究センター(理事長:小川 久雄)は、2019年1月9日(水)にナレッジキャピタル超学校 「全身を支える!血管医療の最前線」を開校することをお知らせします。
ナレッジキャピタル超学校は、一般生活者と研究者が一緒に考え対話するプログラムです。会議室での授業形式ではなく、開放感のあるカフェ空間でコーヒーやアルコールドリンク(20歳以上)などを片手にカジュアルに受講できるのが特徴です。
本シリーズは、体の生命線である「血管」にスポットを当てた全3回の連続講座です。国立循環器病研究センターのスペシャリストが、あまり知られていない「静脈」に関する病気の予防法や、体全体に血液を送り出す「心臓血管」に関する病気の治療法、また、2012年11月に国立循環器病研究センターが世界で初めて開発に成功し、日本人工臓器学会で発表された「食用ダチョウの頸動脈を用いた再生型小口径人工血管」など、最先端の「血管医療」について、映像などを交えながらわかりやすく解説します。
以 上
<開催概要>
日 程:【第1回】2019年1月9日(水)【第2回】2019年1月30日(水)【第3回】2019年3月4日(月)
時 間:19:00~20:30(開場18:30)
会 場:グランフロント大阪北館1F「カフェラボ」
対 象 者:高校生以上
定 員:50名
参 加 方法:公式ウェブサイト(http://kc-i.jp/)より事前申し込み(先着順)※電話での申し込み不可
申し込み開始:【第1回】2018年12月26日(水)【第2回】2019年1月16日(水)【第3回】2019年2月18日(月)
料 金:500円(1ドリンク料金・税込み)
主 催:一般社団法人ナレッジキャピタル・株式会社KMO・国立循環器病研究センター <ナレッジキャピタル超学校 国循 × ナレッジキャピタル「全身を支える!血管医療の最前線」概要>
「血管の病気」と聞いて、具体的な病気を思いつく人はあまり多くはないでしょう。実は「人は血管と共に老いる」と言われ、血管は全身の健康を守る重要な鍵です。国立循環器病研究センターでは、心臓や脳をはじめとする全身の臓器を支えている血管を守る医療を行っています。本シリーズでは、他人ごとではない血管の病気全般について、また、人工血管の開発について、最新のトピックなどをご紹介し、皆さまを血管医療の最前線にご案内します。
■第1回 2019年1月9日(水)「静脈血栓塞栓:もう一つの血管「静脈」の病気」
足のむくみや、息切れ、体のだるさなどの症状に「静脈」が関与していることをご存知でしょうか?よく知られている「動脈」と違い、もうひとつの重要な血管である「静脈」の病気は驚くほど知られておらず、専門家もほとんどいないため、診断されずに困っている方が多くおられます。
多くの静脈の病気は、血の塊である血栓が関わっており、長時間の飛行機移動や立ち仕事をはじめ、震災後の車中泊や避難所生活など、生活の中で起こりえる病気です。ただ、これらの治療は大きく進歩しています。病気の成り立ちから、予防法、最新の治療まで分かりやすく紹介します。
講師:大郷 剛 / 国立循環器病研究センター 肺高血圧先端医学研究部 特任部長・肺循環科 医長
【講師プロフィール】
1996年香川医大卒業。2004年より国立循環器病研究センターにて循環器研修。2009年より英国キングスカレッジ留学を経て2015年より現職。専門分野は静脈疾患で特に肺塞栓や肺高血圧症を得意とし、世界に先駆けた静脈、肺血管の治療を発信している。
■第2回 2019年1月30日(水)「心臓外科手術の最前線」
心臓血管外科の手術は全身のすべての血管が集約してくる心臓を相手にします。ひとたび心臓が止まれば、全身に血が通わず、人は生きていけなくなります。病気になった心臓をいかに元に戻し、元気にするかが心臓外科医の仕事です。バイパス手術、弁膜症手術、心臓移植などの手術映像をお見せしながら、どのような病気にどのような手術を行うのかを解説します。
講師:藤田 知之 / 国立循環器病研究センター 心臓外科部長
【講師プロフィール】
1994年大阪大学卒業。大阪大学第一外科(心臓血管外科)に入局後、米国コロンビア大学やニュージーランド・グリーンレーン病院心臓外科を経て、2009年より国立循環器病研究センター心臓外科勤務。2013年より現職。心臓移植・人工心臓治療からロボット手術まで幅広い心臓外科手術を担当する。
■第3回 2019年3月4日(月)「人工血管」
病気になった太い血管は人工血管に置き換えることが可能で、毎年約7万本の人工血管が使われています。しかし、心筋梗塞などを治療するために必要な細い人工血管は、すぐに詰まってしまい実用化できませんでした。国立循環器病研究センターでは、最新の再生医工学技術を駆使して、食用ダチョウの頸動脈を材料とした、内径2mmの再生型小口径人工血管の開発に世界で初めて成功しました。いろいろな人工臓器と併せてご紹介します。
講師:山岡 哲二 / 国立循環器病研究センター研究所 生体医工学部 部長
【講師プロフィール】
1991年京都大学大学院工学研究科博士後期課程修了。工学博士。国立循環器病センター流動研究員の後、京都工芸繊維大学にて教鞭を執る。その間、米国マサチューセッツ大学留学。2004年より現職。人工血管を初めとする医療機器開発の他、新しい薬物送達システム(DDS)やイメージングシステムの開発を専門とする。
※ナレッジキャピタル超学校 とは
大学や企業、研究機関などのさまざまな分野の研究者と一般参加者が一緒に考え、対話するナレッジキャピタルならではのプログラムです。これまでにも「大阪大学」「京都大学iPS細胞研究所」「関西大学」「慶應義塾大学院メディアデザイン研究科」「国立民族学博物館」「大阪芸術大学」「JAXA」などと共同開催し、一般の参加者と研究者をつなぐ場と機会を提供しています。
(参考)これまでの「ナレッジキャピタル超学校」開催一覧 https://kc-i.jp/activity/chogakko/#c03
【施設概要】
・施設名
ナレッジキャピタル
・所在地
〒530-0011大阪市北区大深町3-1グランフロント大阪 北館
・施設案内
The Lab.みんなで世界一研究所(アクティブラボ.・カフェラボ・イベントラボ) 地下1階~3階
フューチャーライフショールーム 1階~6階
ナレッジシアター 4階
ナレッジサロン 7階
コラボオフィス・コラボオフィスネクス 7階~8階
カンファレンスルーム 8階・10階
ナレッジオフィス 9階~13階
コンベンションセンター 地下1階~地下2階
・運営組織 代表者
一般社団法人ナレッジキャピタル 代表理事 宮原 秀夫
株式会社KMO 代表取締役 小田島 秀俊
・事業者 (五十音順)
NTT都市開発株式会社
株式会社大林組
オリックス不動産株式会社
関電不動産開発株式会社
新日鉄興和不動産株式会社
積水ハウス株式会社
株式会社竹中工務店
東京建物株式会社
日本土地建物株式会社
阪急電鉄株式会社
阪急阪神リート投資法人
三菱地所株式会社
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