シワ悩み、気になり始める多くは35歳。
シワが気になる部位「ほうれい線」「手指」「目元・目尻」の順。シワ改善意識の若年化、顕著。
株式会社ナリス化粧品(代表者:村岡弘義 本社:大阪市福島区)は、20〜59歳の全国の女性、約2,000名に、女性の肌悩みの代表格であるシワについてアンケートを実施しました。当社では、シワは年齢に比例し、悩みが増え、ケアをしている女性が増えていると予想していましたが、悩みに応じてケアをしているわけではない実態や、シワの部位による意識の差などが浮き彫りとなりました。
(実施期間:1次調査2月10日~2月16日、2次調査2月19日~21日 調査方法:インターネットによるアンケート調査 N=1,994※項目によってN数が異なります。)
(実施期間:1次調査2月10日~2月16日、2次調査2月19日~21日 調査方法:インターネットによるアンケート調査 N=1,994※項目によってN数が異なります。)
2021年3月16日
【調査トピックス】
1. 気になるシワの部位、「ほうれい線」「手指」「目元・目尻」の順。
女性が気になるシワの部位は「ほうれい線」で6割超。「手指」「目元・目尻」に続いて「首元」、「顔全体」 「眉間」「おでこ」「口元」の順。全世代で気になる部位の順は、ほぼ同じ傾向。
2. シワ悩み、気になり始める多くは、35歳。シワ悩みの曲がり角は35歳と55歳。
「ほうれい線」は、全世代で、「気になる」と答えた人数が、「気にならない」と答えた人数を上回る。
「目元・目尻」は30歳で、「手指」「首元」は35歳で、「気になる」と答えた人数が、「気にならない」と答えた人数を上回る。
「口元」「眉間」「顔全体」は、55歳で、「気になる」と答えた人数が、「気にならない」人数を上回る。
3. シワのケア、「している派」も「していない派」も約5割。全世代を通じて差はなし。
最もケアしているシワの部位は、「目尻・目元」続いて「ほうれい線」「顔全体」の順。
手指のケア、最もしているのは20代前半。
4.全世代の女性が、初めてシワが気になり始めたのは「約5年前」が1位。
背景に、シワ意識の若年齢化。
5. 「ナイアシンアミド」成分名の認知度は約4割。20代前半では約7割。
【調査結果】
1.気になるシワの部位、「ほうれい線」「手指」「目元・目尻」の順。
20〜59歳の全国の女性1,944名に、「おでこ」「目元・目尻」「ほうれい線」「眉間」「口元」「手指」「顔全体」「首元」とシワのできやすい部位ごとに、気になるか、気にならないかについて聞きした。最も気になると答えた部位は、「ほうれい線」で、「とても気になる」と「まあまあ気になる」を合わせると6割を超える女性が「気になる」と答えています。次いで、「手指」「目元・目尻」で、約半数の女性が「気になる」と答えており、「首元」「顔全体」「眉間」「おでこ」「口元」と続きますが、それらは、約4割の女性が気になると答えています。
2、シワ悩み、気になり始める多くは35歳。
部位ごとに聞いたシワの悩みを、年齢別で確認したところ、年齢による気になる部位の順位は変わりませんでした。ただし、「とても気になる」と「まあまあ気になる」を合わせた「気になる」女性と、「あまり気にならない」「全く気にならない」を合わせた「気にならない」女性という観点で見てみると、「気になる」の1位であるほうれい線では、20代の女性でも「気になる女性」が、44.3%で、「気にならない」女性の34%を上回り、その差は年を重ねるほどに開き、50代
後半では、「気になる」75.2%に対し、「気にならない」は22.4%です。
「気になる」部位2位の「手指」では、全体では、「気になる」が、53.1%です。20代前半では「気になる」41.0%に対し「気にならない」38.6%で、「気にならない」女性が少ないですが、35歳から39歳の30代後半で、「気になる」52.4%、「気にならない」37.7%と逆転します。また、「気になる」部位3位の「目元・目尻」では30代前半で、「気になる」女性が「気にならない」女
性を逆転します。首元では、30代後半で逆転。また、「顔全体」「口元」は、35歳~54歳までは、「気になる」女性と「気にならない」女性がほぼ同数、眉間は、40歳~54歳までが、ほぼ同数ですが、55歳でどの部位も圧倒的に「気になる」女性が「気にならない」女性を大きく上回ります。このことから、シワについて、多くの女性は35歳くらいと、55歳くらいの時に、何らかの変化を感じているのではないかと考えられます。
また、部位によって、年齢を重ねるにつれ、徐々に「気になる」が増える「ほうれい
線」、30歳から34歳くらいで「気になる」が増えた後は、あまり「気になる」人数が増えない「目元・目尻」、55歳を境にぐっと「気になる」が増える「眉間」など、部位によって意識の変化が大きく異なることもわかりました。
3、シワのケア、「している派」も「していない派」も約5割。全世代を通じてほとんど差はない。
いずれかの部位のシワが「気になる」と答えた1,776名の女性に、シワのケアについて聞きました。シワは多くの女性が「気になる」と答えていますが、シワのケアをしている女性もしていない女性はほぼ半数で、全世代を通じてもケアをしている女性としていない女性は、ほぼ半数です。最も多くケアをしている部位は、「目元・目尻」続いて「ほうれい線」で、すべての世代の女性がケアしているのも1位「目元・目尻」、2位「ほうれい線」で、どの世代でも大きな差は見られません。
ただし、手指や、首元については、全世代の中で、20代前半の女性が最も多くケアしていると答えています。当社では、この調査を実施する前には、年齢を重ねていくにつれ、シワのケアをしている女性が増えていくものであろうと予想していましたが、すべての部位でケアしている女性としていない女性の割合は年齢によってほとんど差がないということがわかりました。
4、 全世代の女性が、初めてシワが気になり始めたのは、「約5年前」が1位。
シワが気になる女性と気にならない女性の割合で比較したときに、35歳と55歳にターニングポイントがあることがわかりました。女性に、そういった認識があるのかどうかを知るために「初めてシワが気になった年齢」を聞き、各世代別に分析してみました。不思議なことに、すべてのシワの部位で、すべての世代において、「初めてシワが気になった」のは、25歳から29歳の女性は、「21歳から25歳頃」、30歳から34歳の女性は「26歳から30歳頃」というように、すべての世代で、現在の年齢からマイナス5歳の年齢のゾーンが、「初めてシワが気になった」と答え、最大のボリュームゾーンでした。この調査では8個の部位別に、すべての部位で調査を行いましたが、そのすべての部位で、「初めてシワが気になった」年齢が、現在からマイナス5歳がボリュームゾーンであったことから、現在よりも過去の記憶は忘れやすいという人の特性を考慮しても、シワに関する意識の若年齢化が想像できます。
5. 「ナイアシンアミド」成分名の認知度は約4割。20代前半では約7割。
ここ数年、医薬部外品のシワ改善アイテムが、市場に多く発売されるようになりました。シワのケアをしていると答えた女性801名に、シワ改善成分としてよく使用される「ナイアシンアミド」について、成分名の認知度を聞いてみました。成分名と効果の両方を知る女性は、全体ではまだ17.5%と少数で、成分名は知っているが、効果はよくわからないと答える女性と合わせても、約4割にとどまりますが、20代前半では成分名も効果も知っている女性が4割を超えることから、シワ改善に対する興味の若年化が伺えます。
◆全体を通した考察
ここ数年、医薬部外品のシワ改善アイテムの登場により、開発の激化や新製品の増加を体感していましたが、今回の調査によってシワに関する女性の意識や知識の変化を大きく感じる結果となりました。化粧品業界では、「シワケアは早くても40代から」、という意識や、「秋冬に行うケア」というような意識が一般的なイメージがありましたが、マスク着用機会が増えるといった環境の変化もあり、シワのケアは、若年齢化と、通年化にシフトしていくことが想像できます。シワには、年齢を重ねることで、その人の温かみや包容力となる魅力的なシワもあるため、一概に悪いものではありませんが、ご自身が気になると思われるシワは、ない方が良いと考えるのが女心です。今回、35歳くらいと55歳くらいがシワ意識の転換期であることがわかりましたが、シワケアは、早く気づき、早くケアを始めることで悩みの訪れを遅らせることができるものと考えます。
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