HTC傘下のVIVE Arts、グローバルアート取引プラットフォームをローンチ
HTC(台湾)傘下のVIVE Artsは、12月9日(木)、新規プラットフォームをローンチし、デジタルアートのエコシステム構築を目指します。まず12月17日(金)から、オープン記念セール「Timeless Mucha(みんなのミュシャ)」として、ミュシャ財団と提携し、アルフォンス・ミュシャが描いたアールヌーヴォーの代表作を世界市場向けにNFTとして販売します。またセールと同時にミュシャ財団による展示会「Mucha to Manga – The Magic of the Line(ミュシャからマンガへ ― 線の魔術)」が台湾の台北で開催されます。展示会期間中は毎月新しいNFTを販売し、最終の2022年4月にはスペシャルオークションを実施します。
VIVE Artsは、12月9日(木)、アートおよびカルチャー分野向けの新しいグローバルアート取引プラットフォームを発表、公開いたしました。このプラットフォームはVIVE Artsを次のステージへと発展させるものであり、デジタルアートの完全なエコシステムを構築し、アーティストや団体が革新的なアートワークや作品を創作、展示、販売できるように支援する最新技術を活用しており、物理的な世界とオンラインの両面でグローバルなオーディエンスにリーチします。オープン記念セールを12月17日(金)から実施し、チェコ出身の著名な画家、アルフォンス・ミュシャ(1860~1939)によるアールヌーヴォーを代表する名作のNFTを、ミュシャ財団との長期的な提携企画の一環として販売します。「Timeless Mucha(みんなのミュシャ)」セールは台湾の台北でミュシャ財団が開催する展示会「Mucha to Manga – The Magic of the Line(ミュシャからマンガへ ― 線の魔術)」の開始とともに行われ、展示会の期間中、月ごとに新しいNFTシリーズが公開され、最終月にはスペシャルオークションが実施されます。
アルフォンス・ミュシャ「四芸術:音楽、詩、絵画、ダンス」、ミュシャ財団の厚意による
- VIVE Artsのエグゼクティブ・ディレクター、セリーナ・イェからのコメント
- ミュシャ財団のエグゼクティブ・ディレクター、マーカス・ミュシャ氏からのコメント
- VIVE Artsプラットフォームについて
VIVE Artsのプラットフォームは直観的で使いやすいデザインが特徴で、アートファンや長年コレクターをしている人、そして新しい購買層に訴求し、アーティストの知名度に縛られることなく選ばれた多様なデジタル作品に出会える場となります。プラハのミュシャ財団、ロンドンのサーペンタインギャラリー(開催予定のドミニク・ゴンザレス・フェルステル氏の展示をVIVE Artsがサポート)、台北のチーウェンギャラリー、プラットフォームのdslcollection、Photography of China、Radiance VRなどの著名な団体と提携し、特別なコラボレーションや新しいコミッション、NFTアートに注力します。パートナーは今後も増える予定です。VIVE Artsはアーティストと団体のサポートに尽力し、カルチャー分野における外してはならない重要事項や要求に応えるプラットフォームをはぐくんできました。社内専属のアーティスト担当者、アートアドバイザー、テクニカルチームによる独自のエンドツーエンドのサポートを提供し、新しいものを育て、デジタルアートを充実させるための長期的な関係の構築を目指します。
VIVE Artsの高度な技術インフラと社内専門知識に基づき、プラットフォームにはカスタマイズ可能な非常に柔軟なオプションが用意されており、クリエイターと購買者の双方にとって取っつきやすいデジタルアートマーケットとなっています。プラットフォームでは、VR、AR、XRと、あらゆる形のデジタルアート作品を扱うことが可能で、クリエイターはNFTエディションの数と販売形式を規定でき、支払い手段として通常の通貨と暗号通貨の両方に対応しています。イーサリアムだけでなく、VIVE Artsもまた、持続的なデジタルアートの未来のために、より供給側に配慮したPoS(プルーフ・オブ・ステーク)およびPoSA(プルーフ・オブ・ステーク・オーソリティ)ブロックチェーンを提供します。アーティストと団体は個々の取引で利益を得られ、業界最先端の暗号化・セキュリティ・認証システムを備えたVIVE Artsのサービスを享受できます。VIVE Artsは進化しつづけます。今後プラットフォームのメタバースへとの統合が進み、ユーザーはこのVRの世界に入り込んでアーティストや作品、体験を探すことができるようになります。
- 将来のNFT取引について
オープン記念セールのあとも展示会終了までの間、各月の始めに新しいNFT販売を行い、「黄道十二宮」、連作「月と星」、「ジョブ」や、当時もっとも有名であったパリの女優サラ・ベルナールを描いた演劇『ジスモンダ』のポスターなどの有名な作品を扱う予定です。2022年4月の最終販売は、1912年に第1作目が完成しプラハ市に寄贈されたミュシャの壮大な連作「スラヴ叙事詩」の110周年を記念して、2週間のスペシャルオークションとともに実施されます。ミュシャ財団とVIVE Artsのコミッションにより受賞歴のあるデジタルスタジオNexus Studiosが制作した没入型VRアート作品、『Slav Epic VR(スラヴ叙事詩VR)』(2019)のNFTが2点作成されています。このVRアート作品は、「スラヴ叙事詩」の最初の作品である「故郷のスラヴ人」の鮮やかな世界に命を吹き込み、2019年に台北の国立故宮博物院で初披露されたものです。観た人々は、ミュシャのイマジネーションの中に引き込まれ、心に響く彼の作品を文字通り体感できます。『Slav Epic VR(スラヴ叙事詩VR)』のNFTのうち1点はミュシャ財団がそのまま保管し、もう1点がVRヘッドセット付きで販売される予定です。NFT販売の利益はすべて、ミュシャ財団の使命の援助に充てられます。
プラットフォームではアルフォンス・ミュシャのNFT販売以外にも、カナダの有名な映像作家のマルコ・ブランビヤ氏、新鋭メディアアーティストのナンシー・ベイカー・ケイヒル氏、ロンドンとベルリンを基盤にするアート集団のKeiken、イタリアのコンテンポラリーアーティストのカローラ・ボンフィリ氏、中国のインターディシプリナリィ男性ソプラノアーティストJU-EH氏、ロンドンで活動するムービングイメージアーティストのスキ・チャン氏、台湾の新鋭メディアアーティストのムスキキ・チーイェン氏、英国アーティストのエリオット・ドッド氏、米国のコンテンポラリーアーティストのテッド・ローソン氏など、VIVE ArtsとともにNFT作品づくりに現在関わっているアーティストたちを紹介します。
詳細についてのお問い合わせ先:
Sophie Balfour-Lynn(Sutton) sophiebl@suttoncomms.com
- VIVE Artsについて
ホームページ:https://www.vivearts.com/
- ミュシャ財団について
ホームページ:http://muchafoundation.org/
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