2/8 GP ASPENDOSレースレポート ジェラールがプロ初優勝&ベンジャ3位&横塚10位でフィニッシュ

2025年2月8日にトルコで行われたGP ASPENDOSのレースレポートです。
UCIレースデビュー2戦目にしてジェラルド・レデスマが逃げ切り優勝で実力を発揮。後続のメイン集団のスプリント勝負ではベンジャが3位に、そして粘った横塚が10位に入り、UCIポイントを獲得。2/8時点で国内UCIランキングで最高順位となった。





レースは130kmの距離で、中盤の80kmまでは平坦基調、そこから標高600mまで厳しい斜度を含む2段階に分かれた山岳が設定されたプロフィール。
平坦区間でアシストの横塚、向川、阿部、木村がしっかりと役割をこなし、エースのベンジャ、ジェラールの力を温存することができた。
残り10km付近でジェラールが単独で逃げを成功させる。すぐ後方のメイン集団ではベンジャが他チームの選手を抑え、ジェラールとのタイム差を1分まで広げながらゴールに近づく。

水を得た魚のように最後まで踏み続けたジェラールはガッツポーズを繰り出し、ゴールラインを超えて優勝した。昨年までスペイン国内のクラブチームで活動し、2025年からチームへ加入。UCIレースデビュー2戦目でいきなりの勝利を掴んだ。
メイン集団はラスト2kmでアタックした1名の先行を許したが、残る5名でのスプリント勝負をベンジャが制して3位でフィニッシュ。
後続の第2集団から横塚が果敢に単独エスケープ。粘りの走りでUCIポイント圏内の10位でフィニッシュ。
チームとしてもシーズン序盤で大きな成果を挙げた。

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