腰負担軽減をさらに加速。10 月 21 日アシストスーツ新製品発売

当社最安値ライン「マッスルスーツ Soft-Power EASY-LIFT」当社初の高所作業向け「マッスルスーツ HARNESS PLUS」

株式会社イノフィス

2024年10月2日 14時31分

　東京理科大学発スタートアップの株式会社イノフィス（東京都八王子市、代表取締役社長：乙川直隆）は、補助力はそのままに、より購入しやすく当社史上最安値で販売する「マッスルスーツ Soft-Power EASY-LIFT（ソフトパワーイージーリフト）」および、フルハーネス安全帯に取り付けて使用する、当社初の高所作業向け「マッスルスーツ HARNESS PLUS（ハーネスプラス）」を、10 月 21 日(火)から公式サイト他にて新発売いたします。

　イノフィスは、「生涯にわたり自立した生活を実現する」という理念を掲げ、少子高齢化という課題に直面する日本から世界に向けて、人々がより長く活躍できる社会を目指し、人に寄り添った製品の開発・提供を行っています。2014 年に「腰補助用マッスルスーツ」の販売を開始して以来、「機能を保ちつつ、より軽量・低価格に」をモットーに、市場やユーザーのニーズを迅速に製品化。おかげさまで、マッスルスーツ® ※1 シリーズの累計出荷台数は、2024 年 4 月 30 日時点で国内外 3 万台を突破しました※2。

　新製品「マッスルスーツ Soft-Power EASY-LIFT」は、農作業や介護、個人運送など、法人・個人問わずご利用いただける、当社最安値のエントリーモデルです。これまで費用面で導入が難しかった小規模事業者や個人の方にも、導入を加速させます。また、「マッスルスーツ Harness Plus」は、当社初の高所作業向けアシストスーツで、配筋工事や建設資材の運搬時に使用することを想定しています。これら 2 つの製品は、対応しきれていなかった業種や事業規模に向けて設計され、身体的負担の軽減を通じ、採用難や事業継続といった業界課題を解決し、人々が生涯活躍できることをサポートする製品として、自信を持って提供いたします。

※1 マッスルスーツ®は、株式会社イノフィスの登録商標です。※2 初代機種からの累計出荷台数。

■ 新製品①｜マッスルスーツ Soft-Power EASY-LIFT（ソフトパワーイージーリフト

　農作業や建設業、運送業など日々腰の負担の大きな作業をしている方々に向け、しっかりした

アシスト力と、作業の邪魔をしない衣服のような身軽さはそのままに、個人でも導入しやすい手

頃な価格を実現したエントリーモデルです。腰部の負担を 33％軽減し、本体重量も 310g で軽く

動きやすいのが特徴です。また装着も簡単で、洗濯可能で取扱いが簡単なことも魅力の一つです。

メーカー希望小売価格：22,000 円（税込）

サイズ：１サイズ（適応身長 150~200cm）

ブランドサイト：https://musclesuit.co.jp/easy_lift/

【参考資料：日本大多数の小規模農家の課題】

　日本の農業は高齢化と農地の縮小が進んでおり、多くの農家が 1～5 ヘクタールの小規模農家（農林水産省の定義）に該当します。こうした小規模農家では、家族経営が主で 2～3 人で運営され、大規模な機械の導入が難しいため、手作業や小型農機具での作業が中心です。そのような環境下では、特に恒常的な腰への負担により、体を壊して事業継続が難しくなるケースも多発しています。小規模農家の方にもエントリーしていただきやすい最安値の価格でありながらも、約 33％の補助力をもつ、軽くて動きやすい新製品は、今後の農業継続にも寄与すると考えています。

※出典：令和 6 年農林水産省資料（https://www.maff.go.jp/j/kobetu_ninaite/nougyoukeiei_jousei_r6apr_set.pdf）

■ 新製品②｜マッスルスーツ HARNESS PLUS（ハーネスプラス）

　フルハーネス安全帯に取り付けて使用する、高所作業向けアシストスーツです。配筋工事などの長時間の中腰作業や、建設資材運搬時などの腰の負担を軽減します。フルハーネスで国内シェアトップの藤井電工株式会社による安全落下試験を行い、同社製フルハーネス（X 型）の規格に適合していることが確認されています。藤井電工社製ツヨロンフルハーネス X 型に適合しており、本体重量 210g で軽く、さらに簡単装着、洗濯可能で取扱いが簡単なことが特徴です。

メーカー希望小売価格：未定
サイズ：１サイズ（適応身長 150~200cm）
ブランドサイト：https://musclesuit.co.jp/harness_plus/

【参考資料：見逃されていた高所作業での身体的負担】

　建築系の高所作業では、建物の構造や形状に応じた機械の設計が困難であり、現在の技術では安全性の十分な対応も難しい状況です。精密な作業や高コストも大きな障壁となっています。長時間作業や不自然な姿勢により、腰痛や肩こりを引き起こし、高所作業による心理的ストレスも作業者の健康に影響を与える可能性があります。また、高所作業ではフルハーネスの着用が義務付けられており、その干渉が長年の課題でしたが、国内シェアトップの藤井電工株式会社の協力により、効果的な製品化が実現しました。

■ イノフィスの沿革と製品展開

　2014 年に「腰補助用マッスルスーツ」の販売を始めて以来、「機能はそのまま、より軽量に、より低価格に」をモットーに、市場やユーザーのニーズから即座に製品化につなげたことで、販売数を伸長させて参りました。特に昨年 2023 年には、シリーズ最強の補助力※3 を誇る外骨格型アシストスーツ「マッスルスーツ Exo-Power （エクソパワー）」、弊社初となるサポータータイプの「マッスルスーツ Soft-Light（ソフトライト）」、人工筋肉の技術をサポータータイプに組み込んだ「マッスルスーツ Soft-Power（ソフトパワー）」を立て続けに発売しました。その中でも「マッスルスーツ Soft-Power」は高いアシスト力と衣服のような着心地が評価され、大手企業から官公庁にいたるまで、幅広い業種企業に導入が急速に進んでおります。新製品 2 種を加えると、現在では 8 種類のモデルを展開し、現場のニーズに応じた提案を行っています。

※３自社調べ