ISID、CBS APACと日本企業で初のパートナーシップ契約を締結

~「選択データ移行」サービス開始により、SAP S/4HANAⓇ移行を幅広くサポート~

株式会社電通総研

株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:名和 亮一、以下 ISID)は、SAP S/4HANAⓇへの移行手法のひとつである「選択データ移行」サービスをグローバルで展開するcbs Corporate Business Solutions Asia Pacific Pte. Ltd. (本社:シンガポール、MD APAC:ホルガー・ボック、MD Japan:クリスチアン・ケタラー、以下 CBS)と、2021年9月1日に、パートナーシップ契約を日本の企業として初めて締結しました。

CBSは、SAP S/4HANAⓇへの選択データ移行手法が可能な世界でも数少ないSAPパートナーです。ISIDは、本契約に基づき、CBSの手法を日本に展開するとともに、ISIDが提供する「SAP S/4HANA移行トータル支援サービス」等と融合させ、顧客のSAP S/4HANAⓇ移行を幅広くサポートしてまいります。
  • 提携の背景とねらい
SAP ECC6.0のメインストリームサポート終了を2027年に控える中、最新版のSAP S/4HANAⓇ移行への本格的な検討を進める企業が増加しています。
SAP S/4HANAⓇへの移行方法はこれまで、既存システムのデータや業務プロセスを単純移行するブラウンフィールド手法や、システムを一から組み立て直すグリーンフィールド手法が主流でした。それらの利点を組み合わせ、業務要件に合わせて必要なデータを選択的かつ段階的移行する、第3の手法である選択データ移行手法が注目を集めています。

CBSは、グローバルでのSAP移行事業により培ったノウハウに基づき、独自の選択データ移行ツール「CBS Enterprise Transformer® for SAP S/4HANA」を開発・提供しています。CBS Enterprise Transformer® for SAP S/4HANAによる選択データ移行は、お客様のビジネス・ITニーズに対する高い柔軟性を備えるほか、実績と将来を見据えたビジネスプロセスを維持するだけでなく、お客様のビジネスに真の利益をもたらします。

ISIDはこれまで、独自の「SAP S/4HANA移行トータル支援サービス」を軸に企業のSAP S/4HANAⓇ移行をリードしてきました。このISIDの知見にCBSのノウハウおよびツールを融合させることで、お客様にSAP S/4HANAⓇ移行に向け最適な移行方法を提供します。
  • CBSの選択データ移行サービスについて
SAPパートナーであるCBSは、選択データ移行を検討するコミュニティであるSAP S/4HANAⓇ Selective Data Transition Engagementの創立メンバーで、これまでにSAPと協力し選択データ移行のアプローチを開発・提供しています。CBSは、SAPのデータ構造を踏まえ、選択データ移行に向けた高い技術を保持しており、選択データ移行のために開発した世界で初のソフトウェアであるCBS Enterprise Transformer® for SAP S/4HANAをはじめ、顧客ニーズに応じた独自アプローチを確立しています。これらを組み合わせたCBSの選択データ移行サービスは、品質管理や監視における自動化ツールを備え、プロジェクト全体を可視化し、顧客システムのダウンタイムを最小限に抑えながら、迅速かつ安全なSAP S/4HANAⓇ移行を実現します。

図:CBSの選択データ移行アプローチ図:CBSの選択データ移行アプローチ


今回の提携に際し、CBSグループの創設者でありCEOのハラルド・スロブスキーは以下のように述べています。「ISIDと共に選択的データ移行の導入推進ができることを嬉しく思います。ISIDの知見をもってすれば、この柔軟な移行アプローチは日本のお客様にとって大きなメリットになることを確信しています。」

今後、両社の知見を結集したソリューションの提供を通じ、日本企業の更なるデジタルトランスフォーメーション推進に向けた次世代ERP導入を加速させてまいります。
 
  • SAP S/4HANA® Selective Data Transition Engagementについて

SAP S/4HANA®への移行において、信頼性が高く実績のある移行アプローチを提供するために、SAPはパートナーのエキスパートグループであるSAP S/4HANA® Selective Data Transition Engagementを設立しました。(https://support.sap.com/en/offerings-programs/support-services/data-management-landscape-transformation/selective-data-transition-engagement.html

CBSは、SAP S/4HANAへの代替アプローチを提供するコミュニティであるSelective Data Transition Engagementの創設メンバーであり、SAPと協力して選択データ移行アプローチを開発・提供してきました。CBSのチームは、トランスフォーメーションソフトウェアcbs Enterprise Transformer® for SAP S/4HANAを用いて、お客様のシステムダウンタイムを最小限に抑えながら、迅速かつ安全なSAP S/4HANAへの移行を実現しています。
  • CBSについて
cbs Corporate Business Solutionsは、1995年に設立された、デジタルトランスフォーメーションと企業全体のソリューションのための国際的なコンサルティング会社です。中堅企業から大企業まで、エンド・ツー・エンドで世界中の企業のデジタル・ビジネスプロセスを設計、最適化、管理しています。CBSは、グローバルな産業界のお客様の企業変革を実現するために、業界に特化したコンサルティングの専門性と、包括的な手法であるM-cbsに基づくソフトウェア主導の変革ソリューションを組み合わせ、デジタルエンタープライズへの道のりを迅速に価値あるものにしています。
CBSは、ハイデルベルクの本社に700人以上の従業員を擁しています。CBSのチームメンバーは、シンガポール、クアラルンプール(マレーシア)、東京(日本)にあるオフィスで、アジア太平洋地域のお客様のお手伝いをしています。詳細については、公式ウェブサイト(https://www.cbs-consulting.com/apac/)をご覧ください。
 
  • ISID SAP SOLUTIONについて
ISIDはSAP ERPを補完する様々なソリューションを併せて提供することで、お客様の業務の高度化とSAP ERPの投資価値最大化を強力にご支援します。(URL:https://erp.isid.co.jp/s/
 
  • 電通国際情報サービス(ISID)について
ISIDは、「HUMANOLOGY for the future~人とテクノロジーで、その先をつくる。~」をビジョンに、社会や企業のデジタルトランスフォーメーションを、確かな技術力と創造力で支援しています。金融、製造、ビジネスソリューション、コミュニケーションITの4領域で培ったソリューションの提供に加え、テクノロジーや業界、企業、地域の枠を超えた「X Innovation(クロスイノベーション)」を推進し、顧客、生活者、社会の進化と共存に寄与するソリューションを生み出し続けます。詳細は、公式WEBサイトをご覧ください。

* 本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
 

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会社概要

株式会社電通総研

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URL
https://www.dentsusoken.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区港南2−17−1
電話番号
03-6713-6100
代表者名
岩本 浩久
上場
東証プライム
資本金
81億8050万円
設立
1975年12月