中期経営計画「Up Stage 2027」策定に関するお知らせ
株式会社アイネット(東証プライム:コード番号9600、本社:神奈川県横浜市、代表取締役:佐伯 友道、以下「アイネット」)は、本日開催の取締役会において、2026年3月期を初年度とする3か年の中期経営計画「Up Stage 2027」2026年3月期―2028年3月期を決議しましたので、下記にて、お知らせいたします。
1.中期経営計画の名称「Up Stage 2027」について
当社創業者である故池田典義は、当社の更なる発展を実現するために、常々「Up Stage Up Player」を合言葉に、当社の未来を切り開いて参りました。
改めて、創業者の想いを受け継ぎ、当社の持続的な成長を実現する決意を示すため、2027年度までの中期経営計画を「Up Stage 2027」と名付けました。
2.基本方針
(1)情報処理インフラの強化とDX推進
① クラウド、AI活用の強化により、顧客にDX(デジタルトランスフォーメーション)化の恩恵を!
② 高付加価値なインフラサービス、システム開発の提供により、社会をより豊かに!
(2)データセンター事業の拡大・最適化
① 省エネルギー・グリーンデータセンターを推進(2040年カーボンニュートラル達成)
② データセンターの容量・能力の増強、第3データセンターの実現
(3)人材育成・組織強化
① 次世代人材・経営幹部候補の育成
② システム開発人材・AIプロフェッショナル、インフラ要員・セキュリティ人材の育成、確保
③ 人材の多様性と女性活躍の推進を通して、最適化を図り、生産性向上を実現
(4)社会に必要とされる存在として
① 社会インフラを担う企業として、社会が求める最適なサービスの提供を継続
② 社会への感謝を忘れず、社会と共生していくため地域に還元、貢献
3.計数目標
2028年3月期「売上高500億円」「時価総額500億円(期末)」

計数目標(KPI) |
目標値 |
説明 |
売上高 |
500億円 |
年平均8.6%成長を想定 |
営業利益 |
35億円 |
営業利益率7.0% |
EBITDA |
65億円 |
EBITDAマージン13.0% |
ROE |
13% |
ROEは13%以上を目指す |
● 売上高は年平均8.6%成長を遂げ、計画の最終年度において500億円を達成する。
● 営業利益、EBITDAは、売上高の伸びを上回る成長を実現していく。
● データセンターなどの増設、能力増強に伴う減価償却費負担が重いが、収益性を改善することで、ROE、営業利益率を改善する。
1.定性目標
(1) サステナビリティ・SDGs
環境
● 2030年度、自社データセンターで利用する電気の50%を再生可能エネルギー由来に変更(2025年3月末現在25%)
● 2040年度、カーボンニュートラルを実現
社会
● グループ障がい者雇用比率3.2%(2028年3月末目標、2025年3月期平均3.0%)
● 管理職に占める女性の割合18.0%(2028年3月末目標、2025年3月末時点10.4%)
● 特例子会社アイネットデータサービスの拡充(人員も業務内容も拡大へ)
ガバナンス
● 資本コストを意識した経営の実現(政策保有株式の縮減等)
● グループガバナンスの強化、経営・モニタリング機能の高度化
● 次世代経営人財、コーポレート人財の育成
(2) 配当方針
「総還元性向40%以上、配当は累積配当とする」
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