Morph、Ollamaセルフホスティング機能をリリース。パブリックネットワークから切り離された安全な環境で最新LLMを駆動。

クラウドプラットフォーム「Morph」は、Ollamaのセルフホスティング機能を実装。パブリックネットワークと完全に切り離されたセキュアな環境で、最新の大規模言語モデル（LLM）を運用可能にします。

株式会社Queue（本社：東京都、代表取締役：柴田直人）は、社内アプリケーション開発やAI活用を推進する企業向けに、クラウドプラットフォーム「Morph」において、Ollamaのセルフホスティング機能を新たに実装したことを発表いたします。

従来、最新の大規模言語モデル（LLM）の運用はパブリッククラウド上で行われ、セキュリティやコンプライアンス面での課題が懸念されていました。今回の新機能により、パブリックインターネットと完全に切り離された安全な環境下でLLMをホストすることが可能となり、企業独自の厳格なデータガバナンス要求にも対応できます。

■ 主な機能と特徴

• セキュアな運用環境: パブリックネットワークから隔離された環境で運用するため、データ漏洩や外部からの攻撃リスクを大幅に低減。

• 柔軟なモデル選択: 現在、deepseek‑r1、llama3.2、phi4、qwenなど、複数の先進的なLLMが利用可能で、業務内容やニーズに合わせた最適なAIソリューションを選択できます。

• 段階的なリリース: 利用申請を経たユーザーに対して段階的に導入を進める仕組みを採用し、安心して新技術を体験いただけます。

この新機能により、企業は安全性を確保しながら、最新のAI技術を活用した業務効率化や革新的なサービス創出を推進することが可能となります。利用申請は、ウェブサイトのお問い合わせフォームからご連絡ください。

Morphについて

Morphのサービス

Morphは、データアプリを構築するためのオープンソースのPythonフレームワークと、データアプリをデプロイするためのクラウドプラットフォームを提供しています。

データアプリとは？

データアプリとは、自社で保管しているデータを活用し、AIなどの処理結果をインタラクティブなダッシュボードとして共有するWebアプリのことです。Pythonによるデータアプリ開発は、LLMやAIモデルの自由なカスタマイズを可能にし、従来のツールでは実現できなかったデータ活用や業務改善を推進します。

サービスサイト: https://www.morph-data.io/jp