新潟県見附市の「短期就労マッチングシステム構築事業」を受託

~見附市公式のスキマバイトサービス「みつけマッチボックス」開設に伴う事業者説明会を開催~

株式会社Matchbox Technologies

 株式会社Matchbox Technologies(マッチボックステクノロジーズ、本社:新潟県新潟市中央区、代表取締役社⻑:佐藤 洋彰、以下当社)は、この度、新潟県見附市(市長:稲田亮 いなだりょう)より「短期就労マッチングシステム構築事業」を受託しました。見附市は、市公式のスポットワークプラットフォーム「みつけマッチボックス」を開設し、7月17日(木)よりサービスを開始いたします。また、サービス開始に先駆けて、6月18日(水)・19日(木)に、見附市内の事業者向けに説明会を開催いたします。 

 当社は1日・数時間単位の求人と働き手をオンラインでマッチングする自治体公式就業プラットフォーム「自治体公式マッチボックス(https://business.matchbox.jp/government)」の構築・運用をサポートしています。見附市が開設する「みつけマッチボックス」では、利用企業が見附市を就業地とした求⼈を無料で掲載でき、Webサイトおよびアプリケーション上に集約された求人には、見附市内の求職者を中心に全国から閲覧・応募が可能です。 

 見附市は本事業を通じ、市内の事業者の人材確保支援を行うと同時に、市民に柔軟な就労機会を提供し、就業機会の最大化をめざします。 

 見附市では、2000年を境に生産年齢人口の減少が続いており、従来からの地場産業であるニット産業をはじめ、多くの産業で人手不足が深刻化しています。また、市民の働き場所の確保、若手人材の確保に向けた地元企業の認知度向上といった課題を抱えています。本事業では、短時間勤務や体験就業といった柔軟な働き方の提供により市内の求職者の働き方の選択肢を広げることで、主に若者に向けた地元企業への興味・認知の向上、および幅広い世代に向けた就業機会の最大化を図ります。また、市内の事業者に対しては、地域内での働き手の確保、学生との接点の創出による若手人材の採用促進などを支援します。 

 見附市は本事業を通じ、子育てや介護などの理由でフルタイムで働けない求職者に向けた柔軟な就労機会の新規創出、学生や移住検討者への体験就業機会の提供などを行い、多様な人材が自分らしく活躍できる地域づくりを推進します。これにより、市民が暮らしやすい環境を整備し、人口流出の抑制、UターンIターンの増加、新規移住者の増加を図り、次世代を担う若者や子育て世代が「住みたい」と感じる、より魅力的な市への発展をめざしていきます。

■「みつけマッチボックス」とは

「みつけマッチボックス」は、見附市公式のスポットワークプラットフォームです。見附市内の企業は、1日・数時間単位の短期・単発求人を無料で簡単に掲載できます。単発での人材活用により、繁忙期の一時的な需要に対応できるほか、体験就業をきっかけに繰り返し働いてくれる求職者を増やしていくことで、慢性的な人手不足の解消にもつながります。また、「みつけマッチボックス」では、休業手当や割増賃金の計算・支払い、年少者や外国籍者の就業制限、働き手の勤務状況に応じた税区分の変更など、さまざまな労務管理が自動化されており、企業は安心して求人を出すことができます。

 求職者は、スマートフォンなどから気軽に求人を検索し、自分の都合や希望に合わせて1日・数時間単位で求人に応募可能です。柔軟な就労が可能なため、子育て中の女性、学生、定年退職後のシニア層など、幅広い人材がそれぞれのライフスタイルに合わせて活躍できます。また、市が公式に運用することで、市の住民が心理的に利用しやすい点も特徴です。

 地元企業が柔軟な働き方の選択肢を提供することで、多くの働き手が集まるという好循環を創り出し、産業労働力の確保と地域住民の所得向上を実現することで、持続的な地域経済の発展をめざします。

長期雇用につながる仕組み「セルフソーシング」も活用可能

「みつけマッチボックス」では、単発求人の掲載だけでなく、長期雇用につながる仕組み「セルフソーシング機能」が利用可能です。セルフソーシングとは、企業が自社独自の人材データベースを構築し、過去の就業経験者や登録制アルバイト、アルムナイ(OB・OG)、現役従業員などをデータベースに登録、必要な時に自社の人材データベース内の信頼できる人材に向け、単発での求人を募集することができる仕組みです。これにより、信頼できる人材やスキルを持った人材の確保が可能となり、同じ人材にリピート勤務を促すことで、単発だけでなく継続的な雇用につなげていくことも可能です。

■開設に向けた企業向け事業者説明会のご案内

 7月17日(木)のサービス開始に先立ち、企業・事業者向けの説明会を実施します。

日程:2025年6月18日(水)・19日(木) ①10:00~11:30 ②14:00~15:30 ③17:00~18:30   

※日程が合わない場合は、各社ごとに個別で説明をいたします。

会場:見附市文化ホール アルカディア 小ホール

登壇者:みつけマッチボックス運営事務局(株式会社マッチボックステクノロジーズ)

内容:みつけマッチボックスとは・活用事例・操作体験会・質疑応答など

申し込み方法:下記URLよりお申込みください。

※申し込みは6月17日(火)まで。定員に達し次第受付を終了する場合があります。

申し込みURL:https://b.mxbx.jp/press_setsumeikai_mitsuke_2505

問い合わせ先:みつけマッチボックス運営事務局  Tel:050-5536-4648

       見附市 地域経済課 商工労働係  Tel:0258-62-1700

■見附市のコメント

 見附市ではこの度、人手不足に悩む市内事業者と多様な働き方を望む求職者をつなげるため、求人求職サイト「みつけマッチボックス」を開始します。「みつけマッチボックス」では、企業と求職者をマッチングするプラットフォームを設け、短時間や一日単位など求職者の都合に合わせて柔軟に働くことができる環境を整備します。求人の登録は見附市内の事業者のみで、求職者は市内・県内はもちろん全国の人が登録でき、介護や育児等で時間の制約がある人、退職後のシニア世代など、新たな人材を掘り起こします。 市内事業者の皆様は、就業促進、人手不足緩和、企業PRのため、ぜひ「みつけマッチボックス」に求人登録してご活用ください。

■自治体公式マッチボックスの選定理由

 マッチボックステクノロジーズは、以下の点で評価いただき、本事業の委託先に選定されました。

① 多くの企業や市民が利用できる公共性を備えており、加えてコンプライアンス・労働者保護の観点で特許技術を活用したシステムによる高い信頼性があること

② 自治体や企業の負担を抑えながらも、労働力不足を根本的に解消する仕組みであり、加えて登録状況や就労実績などのデータを可視化して雇用支援に活用していけるという持続的発展性を有していること

③ 公式プラットフォームの構築に必要な技術と実績があり、十分なサポート体制が整備されていること 

 上記に加え、繊維産業や製造業を主要産業とする見附市では、働き手の技術が問われる業種も多いため、「セルフソーシング機能」を活用することで、従来のスキマバイトのような短期就労人材の募集が困難だった業種においても柔軟な就労機会の提供が可能となる点なども評価されています。

 私たちマッチボックステクノロジーズは、人材雇用・労務管理を一体とした人材マネジメントのデジタル化により、雇用側の金銭的・人的コストの効率化および「あらゆる人が柔軟に働ける社会」の実現をめざしています。今後も、地方自治体との連携を通し、地方の人材課題の解決に貢献してまいります。

                                            以上

見附市について

 新潟県のほぼ中央に位置し、長岡市と隣接する見附市は、豊かな自然と都市機能がバランスよく共存した暮らしやすい地域です。県内で最も小さな市ですが、人口約3万7千人を擁しており、ニット産業をはじめとする製造業が主要産業となっています。また、市の東部には丘陵地帯、西部には平野が広がり、市域の約半分が田畑という農業も盛んな地域です。市内を流れる刈谷田川と、その周辺に広がる田園地帯では、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。さらに、市の中心部には「みつけイングリッシュガーデン」が整備されており、約2.2ヘクタールの敷地に英国式庭園の美しい景観が広がります。バラやシャクヤク、ダリアなど季節ごとの花々が彩りを添え、市民や観光客の憩いの場として親しまれています。

「matchbox(マッチボックス)」について

 「マッチボックス」は、スポットワークの管理内製化を可能にするセルフソーシング®︎型のHRプロダクトです。現役従業員に加え、アルムナイ(退職者)や登録制アルバイト、一度雇用したスポットワーカーなどを、企業に合わせて開発したシステム内にメンバー登録することで、自社独自の人材プールを構築し、採用にかかる時間やコストを大幅に削減します。また、採用から給与労務までの全ての工程を、システムを通じて簡単に一元管理することができるため、業務の効率化にも最適です。事業所側が信頼できる人材を選定することを可能としたほか、求職者側への配慮として休業手当の支給や企業への与信調査などを行うなど、企業側と働き手の双方に対してフェアで安全なサービスを目指しております。マッチボックスは、企業と働き手の信頼関係をベースとしたコミュニティの構築により、あらゆる人が柔軟に働ける環境を実現させています。

「マッチボックス」サービスページ:https://business.matchbox.jp

「Matchbox Technologies」について

 私たちは「雇用主も従業員も無理なく、自分らしく働けるセカイ」の実現を目指し、「企業の柔軟な職場環境づくりを、テクノロジーで実現する」というミッションのもと、企業や自治体の抱える人材課題の解決を支援しております。2020年より、スポットワークの管理内製化Saas「matchbox」の展開を開始し、これまでに7,432の事業所に導入。また、新潟県や大阪府をはじめとする8県13自治体に、自治体公式就労プラットフォームとして導入いただいています。私たちは、資本力の差による競争に巻き込まれるのではなく、本来注力すべき「社会課題の解決」に注力し続けたいという思いから、知財戦略を重視しています。現在、スポットワークおよびセルフソーシングに関する特許を国内外に30件以上出願しており、基本特許を含む15件の特許を取得済みです。Matchbox Technologiesは、スポットワークの柔軟性と信頼できる人材コミュニティの構築を両立させる新しい働き方のスタンダードを、世の中に広く伝えていきます。またその第一人者として、今後ともコンプライアンスを遵守した安心安全なサービスの研究開発を進め、社会課題の解決に努めてまいります。

企業ページ:https://www.matchboxtech.co.jp/about-us

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会社概要

株式会社Matchbox Technologies

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URL
https://matchboxtech.co.jp/about-us/
業種
情報通信
本社所在地
新潟県新潟市中央区女池上山3-14-10
電話番号
-
代表者名
佐藤洋彰
上場
未上場
資本金
4億3000万円
設立
2015年07月