【三菱UFJ銀行】電力供給の安定化をめざすeClearの決済ソリューション実現に大型ファイナンススキームを組成

電力の現物・先物市場を効率的につなぐことで電力市場全体を活性化!

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)の連結子会社である株式会社三菱UFJ銀行(以下、当行)は今般、卸電力取引におけるカウンターパーティリスク低減のサービスを提供する株式会社eClear(以下、eClear)と、大型のファイナンススキームを組成しました。このスキームは電力現物先渡市場・先物市場の流動性向上への貢献の為、当社の決済ソリューションの提供業務を金融機関として支援するものです。

現在の電力現物先渡市場は、電力事業者以外の参加者が限られているため、取引の秘匿性が乏しく、売り手・買い手ともに需給状況が同様であるため、価格形成が難しいという課題があります。また、先物市場では 多額の証拠金が参加者にとって負担となり、結果として現物・先物市場ともに取引の流動性が高まりつつある中で、さらなる活性化には課題を残しています。

また、生成AIの利活用拡大に伴う計算資源の電力消費量増加や中東情勢の緊迫などによる電力の量・価格の変動が懸念されるなか、政府が掲げる第7次エネルギー基本計画では我が国のエネルギー政策の要諦として「安全性を大前提に、エネルギー安定供給を第一として、経済効率性の向上と環境への適合を図る」ことが示されています。

eClearは、日本最大の電力ヘッジ卸取引マーケットプレイス [1]を運営する株式会社enechainの子会社で、当行も49%出資する持分法適用会社です。eClearは当行の信用力を背景に、取引の拡大・機能拡張を進め、電力の現物・先物取引双方において第三者として決済ソリューションを提供し、現物・先物市場を効率的につなぐことで電力市場全体を活性化させ、電力供給の安定化をめざします。

MUFGはスタートアップ支援を通じて産業育成、イノベーション支援に貢献すると共に、電力の先物市場と現物市場の双方に参入し、電力市場全体の発展と電力供給の安定化に対してより一層貢献し、さらには産業発展や社会課題解決の実現に貢献していきます。

さぁ、世界を驚かせに行こう!

STARTUP×MUFG

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[1] 事業者間でエネルギー商品の取引を行う場のこと

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ビジネスカテゴリ
銀行・信用金庫・信用組合
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会社概要

URL
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業種
金融・保険業
本社所在地
東京都千代田区丸の内 1-4-5
電話番号
-
代表者名
亀澤 宏規
上場
東証1部
資本金
-
設立
2005年10月