プロロジス、CEO職の交代を発表
共同創業者 会長兼CEOハミード・モガダムがCEOを退任し、エグゼクティブ・チェアマンとして在任 現プレジデントのダン・レターが2026年1月にCEO就任、取締役に就任
物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(NYSE:PLD、日本本社:東京都千代田区丸の内)は、2月19日(米国時間)に、共同創業者であるハミード・R・モガダムが2026年1月1日をもってCEO職を退任することを発表しました。
モガダムは40年以上にわたり革新的なリーダーシップを発揮してきましたが、退任後もエグゼクティブ・チェアマンとして在任し、プロロジスのビジョンである「永続的な卓越性(Enduring Excellence)」に基づいた戦略的な指針を提供し続けます。
後継計画の一環として、現在プレジデントを務めるダン・レターがハミード・モガダムの後任となりCEOに就任します。レターは2004年にプロロジスの前身であるAMBプロパティ・コーポレーションに入社。業界における豊富な経験を持ち、協調と革新を基盤としたリーダーシップスタイルを確立しており、プロロジスの次の成長フェーズを率いることとなります。なお、レターは本日付で取締役会のメンバーに加わりました。
永続的な卓越性実現のためのCEO交代
モガダムは1983年、サンフランシスコにてプロロジスの前身であるAMBプロパティ・コーポレーションを共同創業しました。彼のリーダーシップのもと、同社はスタートアップから世界的なリーディング企業へと成長。1997年にはIPO(株式公開)を果たし、2011年にはプロロジスとの合併を実現しました。モガダムが掲げる「カスタマー、従業員、地域社会、投資家への価値提供」という理念は、プロロジスのミッションと企業文化の礎となっています。
モガダムは、次のように述べています。
「このたびの役職交代は、プロロジスの継続的な成功を確実なものにするため、慎重に計画されたものです。私は20年以上にわたりダンと共に働いてきましたが、彼のリーダーシップには絶対の信頼を寄せています。彼は当社の価値観を体現し、長期的なビジョンに献身しています。ダンと経営陣を、新たな役職のもとで引き続きサポートしていくことを楽しみにしています。現在、ダンはプロロジスの主要事業領域であるグローバルの不動産事業、資本投資、ストラテジックキャピタル、プロロジス・エッセンシャルズなどを統括しています。彼は当社の著しい成長において重要な役割を果たしており、会社を次のステージへと導くのに最適な人物です。」
レターは、次のようにコメントしています。
「ハミードは40年以上前にこの会社を創業し、以後プロロジスは驚異的な成長を遂げてきました。現在の当社の規模、サプライチェーンにおける役割、規律ある財務戦略に鑑みて、当社の未来は非常に明るいと言えます。ハミードや経営陣とともに、さらなる成長と強化を進められることを楽しみにしています。」
■ ダン・レターについて
レターは、プロロジスのプレジデント就任以前は、投資事業の責任者を務め、投資委員会、開発事業、複数マーケットにおける買収・売却を統括していました。
2004年、AMBプロパティ・コーポレーションにシカゴの開発マネージャーとして入社。その後、16年間にわたり、米国西部・中部の2大市場において、責任の範囲を拡大しながら活躍しました。グローバルな役割に就く前は、米国中部地域プレジデントを務め、同エリアの戦略策定や、開発・買収・運営管理を担っていました。
レターはマルケット大学(米国ウィスコンシン州)で土木工学の学士号を取得し、現在はNareit(全米不動産投資信託協会)諮問機関およびリアルエステート・ラウンドテーブル*のメンバーを務めています。
*リアルエステート・ラウンドテーブル:米国ワシントンD.Cに本部を置く、非営利の公共政策シンクタンク。米国の不動産業界を代表するリーダーたちで構成され、不動産業界の持続可能な成長を促進するための政策提言等を行います。
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