IoT在庫管理システム「SmartMat Cloud」を運営するエスマット、シリーズCにて資金調達を実施し、累計調達額は35億円に
三菱倉庫CVC「MLCベンチャーズ」などから出資、製造業DXの社会実装を加速
株式会社エスマット(本社:東京都品川区、代表取締役:志賀 隆之/林 英俊)は、IoT在庫管理システム「SmartMat Cloud(スマートマットクラウド)」の事業成長に向け、シリーズCラウンドにおける資金調達を実施し、累計調達額が35億円に達したことをお知らせいたします。
今回のセカンドクローズでは、三菱倉庫株式会社のCVCファンドであるMLCベンチャーズ株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施したほか、株式会社静岡銀行および株式会社北國銀行からの融資による資金調達を行いました。

■ 資金調達概要
調達金額:約4億円
調達方法:第三者割当増資、融資
株主:MLCベンチャーズ(三菱倉庫CVC)
融資:静岡銀行、北國銀行
資金用途:プロダクト開発、採用、広告宣伝費
■ 実績と今後の展望
エスマットは、「モノの流れを超スマートに」をビジョンに、2018年11月より在庫管理・工程改善DXソリューション『SmartMat Cloud(スマートマットクラウド)』を提供しています。
『SmartMat Cloud』は、IoT重量計でリアルタイムに実在庫を把握することができ、在庫管理業務の効率化を実現します。その導入社数は1,200社以上にのぼり、サービス業界(医療・飲食・宿泊)に加え、近年では製造業での導入が急増しています。
特に、自動車・化学など国内を代表する大手製造業の半数以上で導入が進むなど、業界全体のDX推進に大きく寄与しています。
一方、日本社会全体が直面する労働人口減少という課題は、製造業においても深刻化しており、生産性の維持・向上と技術継承が喫緊のテーマとなっています。
当社は、在庫管理を起点に製造現場全体の業務効率化を支援するため、生産ラインのプロセス全体を改善する機能の開発を加速し、「現場にも経営にも変革をもたらす」ソリューションへと進化させてまいります。
■ 代表取締役 志賀 隆之 / 林 英俊 コメント
このたびのシリーズCセカンドラウンドにおいて、新たに三菱倉庫のCVCであるMLCベンチャーズ様をパートナーとしてお迎えできたことを、心より嬉しく思います。MLCベンチャーズ様とは、スマートマットを活用した自社施設での在庫管理の効率化を起点とする物流業界における在庫管理の課題解決 や、製造業を中心とする取引先への販売代理店として、新たな市場の開拓や営業活動を共に推進してまいります。
また、静岡銀行様および北國銀行様からはご融資をいただき、地域における深刻な課題である人手不足の解消に向けた取り組みをさらに加速させてまいります。
エスマットは、「モノの流れを超スマートに」というビジョンのもと、今回の資金調達を通じて、より一層その実現に向けて歩みを進めてまいります。
◾️ SmartMat Cloud(スマートマットクラウド)の概要

SmartMat Cloudは、現場のあらゆるモノの実在庫をIoTで見える化し、在庫管理をかんたん自動化・工程カイゼンを進めるDXソリューション(SaaS)です。従来、多大な人手を掛けていた棚卸、人手では不可能だったリアルタイムでの実在庫把握など高度な員数管理、さらに発注まで完全自動化することで省人化・高度化を実現します。
2018年冬の事業開始以降、製造業・サービス業に加え、医療機関など、幅広いお客様に採用。既に1,200社を超えるお客様に活用されています。
◾️ 株式会社エスマット(旧:スマートショッピング)
「日々のモノの流れを超スマートに」することを目指し、IoT重量計を使った在庫管理自動化・DXソリューションを開発。製造業、医療機関などのBtoB向けには、あらゆる在庫の管理・棚卸や発注を自動化するSaaS「SmartMat Cloud」(https://www.smartmat.io/)を展開しています。
会社名:株式会社エスマット(旧:スマートショッピング)
所在地:東京都品川区東五反田2丁目9−5 サウスウイング東五反田
代表者:志賀 隆之/林 英俊
設立:2014年11月
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