【大分トリニータ】社会貢献活動の社会的投資収益率(SROI)検証協同イベント実施報告
〜スポーツの力で社会貢献活動を始めてみませんか?〜
◆開催日時:2023年9月30日(土)14:00~18:00 ◆開催試合:2023明治安田生命J2リーグ第37節 大分トリニータ VS 大宮アルディージャ
◆開催場所:レゾナックドーム大分 ニータンパーク
<実施目的>
大分トリニータは産学連携によるスポーツを通じた新しい社会貢献活動を、帝京大学塚本研究室(国際体操)、ネットワンシステムズ株式会社(古着deワクチンとユニバーサルスポーツ)、OBS大分放送(CHANGE FOR THE BLUE in 大分県)、株式会社大分フットボールクラブが主体となり行います。また上記の社会貢献活動について、帝京大学塚本研究室と筑波大学松尾研究室の協力を得て、①広告換算(報道分析)②SNS分析(間接受益者の反応)③主体への定性調査 ④ブース参加者への定量調査、などを通して、社会効果の調査分析を行いました。
❶ⅰ古着deワクチン・ⅱユニバーサルスポーツ
ⅰ:家庭で不要となった衣類をお持ちいただき、仕分け作業において障がいのある方の雇用を生み、回収キッド数に応じて発展途上国の子どもたちにポリオワクチンが届けられます。
古着は発展途上国で販売されるため、当該国現地での選別・販売など現地の方々の雇用にもつながります。
ⅱ:年齢や国籍、障がいの有無に関わらず、皆が一緒に楽しむことができるスポーツのことです。誰でも参加でき、楽しめるという点から、共生社会の実現への寄与も期待されています。
❷海ゴミプロジェクト:海ごみの約8割は街からやってきます。美しい海は大分県そして世界みんなの財産です。街にゴミを捨てない・ゴミを見つけたら気軽に拾うという身近な活動から、みんなで海を守っていければと言う思いで活動しています。
❸国際体操プロジェクト:簡易的な体操を行い、世界交流を図るとともに健康維持に役立てる
9月下旬にしては気温の高い中、今回の企画がスタートしました。
トリニータにとっては初めての試みであり、多くの学生たちの協力のもとブース展開を行いましたが、当初の予想を超える参加者にお集まりいただき、最初は若干の混乱がありましたが皆様の協力のもと、計301名の方に参加頂きました。古着を持参いただく方、海ゴミ問題に積極的に取り組みスタジアム周辺のゴミ拾いをして頂いた方、世界の体操を実際に体験された方など、さまざまなかたちで多くの方に参加頂きました。古着deワクチンでは、265名、20袋(100ワクチン)の成果を上げる事が出来ました。
参加者の声
l スポーツの社会的価値を実感することができた
l 生活してる中でそんなに意識していないが、今回ですごく意識するようになった
l SDGなどを知るいいきっかけになる。社会的にいい価値
l ゴミを毎回拾っている、こういう取り組みでもっとごみ拾いなど知って欲しい。
l またやりたくなるイベントだった
帝京大学塚本研究室 塚本拓也 コメント
「SDGsキーワード回収スタンプラリー」は、大分トリニータ様、ネットワンシステムズ株式会社様、OBS大分放送様、と新規企画し、産学連携によるスポーツを通した新しい社会貢献活動ができたと思います。また、今回はこのようなステークホルダーの協働事業に対して、社会貢献活動の社会的投資収益率(SROI)の実証実験を行いました。これらの社会貢献活動の社会的インパクトを定量的に可視化することにより、スポーツを通じたパートナーシップの効果の明確化に繋がり、スポーツにより投資が集まることを期待します。今後も新しい社会貢献活動の事業が積極的に創出されることを期待します。
塚本研究室⇒https://www.instagram.com/p/CyiH8jGx9jh/?img_index=1
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