グロービス、学習管理システム「GLOPLA LMS」にて、生成AIを活用した研修業務支援サービス「GLOPLA AI」の実証実験を開始

株式会社グロービス

株式会社グロービス(東京都千代田区、代表取締役:堀義人)は、学習管理システム「GLOPLA LMS(Learning Management System)」(https://glopla.globis.co.jp)が提供するサービスの一部として、「ChatGPT」などの生成AIを活用した研修業務支援サービス 「GLOPLA AI」の実証実験を開始したことをお知らせします。

「GLOPLA AI」は、企業研修における一連の業務 従業員の学習に、生成AIを活用して支援するサービスです。研修のテーマ設定から実施後レポート作成まで広く人事担当者をサポートし、適切なフィードバックや学習履歴に応じたレコメンドを通じて、従業員の成長に貢献することを目指します。今回は、「GLOPLA AI」に実装予定の機能の一部を協力企業に対して提供し、育成業務の効率化への影響などを検証します。

「GLOPLA LMS」をはじめとするGLOPLAシリーズは、従業員の成長を加速させる一連のサービスの総称です。6,000社を超える研修実績を通してグロービスが蓄積してきた研修設計・運用の知見を活用し、今後複数のアプリケーションサービスへと拡張を予定しています。この度実証実験を開始する「GLOPLA AI」は、GLOPLAシリーズを包括的に支えるAIツールとして、研修の企画から運営・評価に関わる業務効率化、さらに研修カリキュラムの作成、テスト生成の自動化などへの高精度なコンテンツ作成までの活用を広げていく予定です。


<実証実験について>

今回の実証実験では、社内で行った生成AI検証の結果をベースとして、アンケート要約機能を協力企業に対して提供し、顧客の業務効率化への影響や、機能による成果物の品質などを検証します。


■提供予定の機能:研修に対するアンケート結果の要約作成機能

研修後のアンケート集計やレポート作成の自動化が可能になる他、研修レポートの精度向上を図ることができる機能です。


図1:研修レポートが生成されるまでのフロー

「GLOPLA LMS」と併せて「GLOPLA AI」を活用することで、研修を企画・運営する人事担当者は、研修の評価・報告業務をより効率的に行えるようになり、研修の企画や運用改善により注力しやすくなります。

また、機能が活用されるたびデータがAIモデルに学習されるため、記載すべき事項の欠損防止や、正確で良い要約の実現などの研修レポートの精度向上、さらに研修結果に対する新しい示唆・観点の提供が可能になります。研修後、参加者へよりタイムリーにフィードバックを伝えることも可能になり、従業員の学習の定着やステップアップにつながります。2023年8月から本実験を開始し、来年度の本格展開を目指します。今回の実証実験で得た知見をもとに機能のブラッシュアップや運用フローの構築を推進し、多くの企業にご利用いただける体制の実現を目指します。


<「GLOPLA AI」の特長>

1. グロービスが約30年間培ってきた研修事業の知見をもとに、企業内育成に最適化されたAIモデル

グロービスはこれまでに約6,700社に対して人材育成サービスを提供し、受講者数は累計約230万人にのぼります。「GLOPLA AI 」は企業研修事業で得た知見を元に、グロービス独自のファインチューニング*1を実施したAIモデルを構築しています。さらに「GLOPLA AI」は、導入企業ごとに個別化されたAIモデルを構築し、各社にとって最適な人材育成をアドバイスします。


*1 特定のタスクやデータセットに対して最適な結果を得るために、既存の学習済みモデルと新たに追加したモデルを活用し、汎用的に作られた学習モデルを再トレーニングする手法


2. セキュアな環境

昨今、AI活用において個人情報や機密情報の漏洩リスクが危惧されています。「GLOPLA AI」では、個人情報・法人情報・その他企業が指定した機密情報を除いた上で活用するよう、厳重な注意を払ってセキュリティ対策環境を構築しています。また、「GLOPLA AI」だけでなくGLOPLAシリーズで扱うすべてのデータについて、アクセス制御・不正検知等により適切に保護をしながら、効果的な活用を支援します。


図2:データ処理のフロー


テクノロジーによりビジネス環境が大きく変化するテクノベート*2時代を迎え、グロービスはテクノロジーを活用し変革を起こせる人材育成を推進しています。テクノベートに関する学習コンテンツなど、変化の時代に必要な力を身に着けられる学びを提供することはもちろん、「学びのあり方」そのものを進化させ続けています。また企業の人材育成においては、業務効率化と学習効果の向上に寄与し、企業での学びのあり方を変革するシステムとして学習管理システム「GLOPLA LMS」の開発・提供を進めてきました。


「GLOPLA LMS」はこれからも人事のDXを促進し、業務を効率化するとともに、自律的に学ぶ組織づくりに貢献します。

*2「テクノロジー」と「イノベーション」を組み合わせたグロービスの造語


「GLOPLA LMS(Learning Management System)」は、6,000社超の研修実績をもとに設計されたUI/UXで、快適な研修設計と受講体験をお届けする学習管理システムです。直感的に操作できるデザインとこだわりぬかれた機能により、集合研修や動画学習、e-Learning などさまざまな研修の一元管理を実現します。1992年の設立以来、30年以上企業研修に向き合ってきたグロービスならではの知見を活かし、企業の人事担当者の業務フローに合わせた最適な研修運用・導入計画のサポートを提供。これにより、研修を企画・運営する人事担当者は、従来、研修運営のオペレーション業務に使っていた時間を大幅に削減することができます。また、研修を受講する社員に対しては、研修の受講はもちろん受講状況を簡単に確認できるアカウントを提供、スマートフォンやタブレットなどデバイスを問わずアクセスできるので、いつでも快適に学習することが可能です。2021年の提供開始以来、株式会社ワコールや株式会社アイセロなどの企業に導入いただき、利用が拡大しています。


【GLOPLA LMSに関するお問い合わせ先】

グロービス・デジタル・プラットフォーム  GLOPLA事務局 

https://glopla.globis.co.jp/form/inquiry?utm_campaign=pr230731


グロービスは1992年の設立来、「経営に関するヒト・カネ・チエの生態系を創り、社会の創造と変革を行う」ことをビジョンに掲げ、各種事業展開を進めてきました。「ヒト」の面では、学校法人としての「グロービス経営大学院」ならびに、株式会社立のスクール「グロービス・エグゼクティブ・スクール」「グロービス・マネジメント・スクール」、企業内研修事業を行うグロービス・コーポレート・エデュケーションとeラーニングやオンラインクラスのほか定額制動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」などを提供するグロービス・デジタル・プラットフォーム、「カネ」の面では、ベンチャー企業への投資・育成を行うベンチャー・キャピタル「グロービス・キャピタル・パートナーズ」、「チエ」の面では、出版事業ならびに情報発信サイト・アプリ「GLOBIS 知見録」により、これを推進しています。さらに社会に対する創造と変革を促進するため、一般社団法人G1によるカンファレンス運営、一般財団法人KIBOW による震災復興支援および社会的インパクト投資を展開しています。


グロービス:

学校法人 グロービス経営大学院

・日本語(東京、大阪、名古屋、仙台、福岡、オンライン)/英語(東京、オンライン)

株式会社 グロービス

・グロービス・エグゼクティブ・スクール

・グロービス・マネジメント・スクール

・企業内研修

・出版/電子出版

・「GLOBIS 知見録」/「GLOBIS Insights」

・「GLOBIS 学び放題」/「GLOBIS Unlimited」

株式会社 グロービス・キャピタル・パートナーズ

顧彼思(上海)企業管理諮詢有限公司

GLOBIS Asia Campus Pte. Ltd.

GLOBIS Asia Pacific Pte. Ltd.

GLOBIS Thailand Co. Ltd.

GLOBIS USA, Inc.
GLOBIS Europe BV


その他の活動:

・一般社団法人G1

・一般財団法人KIBOW

・株式会社茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント


【取材に関するお問い合わせ先】

グロービス 広報室 担当:土橋涼

E-MAIL: pr-info@globis.com

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会社概要

株式会社グロービス

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URL
https://www.globis.co.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都千代田区二番町5-1 住友不動産麹町ビル
電話番号
03-5275-3900
代表者名
堀義人
上場
未上場
資本金
-
設立
1992年08月