産業用AIの実践―IFS、業界別シナリオでAIの実運用効果を紹介

IFSジャパン株式会社

IFS、Anthropic、1X Technologies、Siemens、Boston Dynamicsとの新たなパートナーシップで フロンティアAI・ロボティクス・グリッド技術・ビジネスアドバイザリーのエコシステムを拡張

2025年11月13日、米国ニューヨーク – 産業用AIソフトウェアのリーディングプロバイダーであるIFSは、本日「Industrial X Unleashed」にて、産業用AIソフトウェアのリーディングプロバイダーであるIFSは、本日、ニューヨーク・トライベッカで開催中の自社イベント Industrial X Unleashed にて、次世代の産業AIイノベーションとその実運用事例を紹介しました。同イベントでは、IFS.aiの産業現場での活用例に加え、実際のユーザー事例を通じた新たなパートナーシップも発表されました。

開会にあたり、IFSのCEO、マーク・モファットは次のように述べています。

「AIを活用して経済成長を促進し、社会や地球にポジティブな影響をもたらすチャンスは今まさにあります。しかし重要なのは、産業現場でAIを活用することです。これまでの報道ではオフィス業務向けの一般的な生産性向上が注目されてきましたが、IFSはフィールドで働く現場の作業者に対して、業界固有の文脈に沿ったAIを提供できる唯一の存在です。ここにこそ、最も大きなイノベーションと効率向上が生まれるのです。」

産業用AIの成長を加速

IFSは、航空宇宙・防衛、エネルギー、建設・エンジニアリング、製造、通信、輸送など、IFSがサポートするハードコア産業向けに、急成長中のAI企業とのパートナーシップを通じて、IFS.aiの能力を現場に適用する取り組みを紹介しました。主な取り組みは以下の通りです。

フロンティアAIモデル:

 Anthropicとのパートナーシップにより、IFS Nexus     Blackが Resolve をリリース。Claudeにより駆動されるこのソリューションは、業界固有のAIを現場の作業者の手に直接届け、作業プロセスを変革し迅速な価値提供を実現します。Resolveは、映像、音声、温度・圧力データ、複雑な設計図などのマルチモーダルデータを解析し、故障を予測・防止します。 実運用事例として、世界最大の独立系蒸留所 William Grant & Sons がResolveを導入。導入数週間で現場作業者向けの生産性ソリューションを展開し、エンジニアがダウンタイム発生前に保守課題を予測・解決できるようになり、資産の信頼性向上、計画外停止の削減、チームの高付加価値業務への注力を可能にしました。 

物理的AIとロボティクス:

 Boston Dynamicsとのコラボレーションでは、ユーティリティ分野でのIFS産業AIの活用事例を披露。Eversource(ニューイングランド最大のエネルギー供給企業)が、サービス効率と4.4百万世帯への提供改善のための計画を紹介しました。 また、1X Technologiesとのパートナーシップも発表され、ヒューマノイドロボットを産業現場に導入する機会が広がります。 

グリッドと電力:

 Siemens Grid Softwareとのパートナーシップにより、IFS.aiを活用して次世代の自律型インテリジェントグリッドを設計。資産投資計画やグリッドインフラのアップグレードを実現します。 

専門家のコメント

Constellation Researchの創設者兼会長、R "Ray" Wang氏は次のように述べています。

「産業用AIのリーダーシップがついに現れました。フロンティアAIモデルやインフラプラットフォームが注目を集める中、これまで欠けていたのは、ミッション・クリティカルな業務フローにAIを直接組み込むオーケストレーション層です。顧客は、製造、ユーティリティ、航空宇宙、エネルギーなどの分野で深い専門知識を持つ信頼できるAIパートナーを求めています。AI時代は、既存ソフトウェアにAI機能を追加するだけではありません。次世代の知能型産業オペレーションにおける制御プレーンを設計し、自律的な実行をリアルタイムで行い、意思決定の迅速化と具体的な成果を達成することが求められています。」

イベント登壇者(抜粋)

  •  モハメド・カンデ(PwC)

  •  プラサード・サティアヴォル(Accenture) 

  • ガーヴァン・ドイル(Anthropic) 

  • Dr. メリー・フレイン(Boston Dynamics) 

  • ランジット・バワ(Deloitte) 

  • ダリル・ウィリス(Microsoft) 

  • ステファニー・ウォーナー(MIT CISR) 

  • Dr. サビーネ・エアリングハーゲン(Siemens Grid     Software)

IFSについて

IFSは、産業用AIおよびエンタープライズソフトウェアの分野で世界をリードするプロバイダーであり、製造、資産管理、サービス運用を通じて、地球を支え、守るハードコアなビジネスを支援しています。IFSのテクノロジーは、製品を製造し、複雑な資産を保守し、サービス重視の業務を管理する企業が、産業用AIの変革力を活用し、生産性、効率性、持続可能性を向上させることを可能にします。

IFS Cloudは、AIを活用した完全にコンポーザブルなプラットフォームであり、お客様の特定の要件やビジネスの進化に柔軟に対応できるよう設計されています。ERP、EAM(企業資産管理)、SCM(サプライチェーン管理)、FSM(フィールドサービス管理)などのニーズを包括的にカバーします。IFSのテクノロジーは、AI、機械学習、リアルタイムデータ、アナリティクスを活用して、お客様が十分な情報に基づいて戦略的な意思決定を行い、「サービスの瞬間 (Moment of Service™) 」を実現できるように支援します。

IFSは1983年に、最初のお客様の敷地の外にテントを張った5人の大学の友人によって設立されました。彼らは、年中無休で対応し、お客様のニーズを第一に考えていました。それ以来、IFSは80カ国で7,000人以上の従業員を抱えるグローバルリーダーに成長しました。機敏性、顧客中心主義、信頼という基本的な価値に基づいて、IFSは価値を提供し、戦略的変革を支援することで世界的に認められています。当社は、この分野で最も推奨されるサプライヤーです。その理由については、ifs.com/jaをご覧ください。

 

※本プレスリリースは、2025年11月13日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。

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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町1‐2-1 Otemachi Oneタワー 27階
電話番号
03-5456-5480
代表者名
大熊 裕幸
上場
未上場
資本金
-
設立
1997年01月