『アトラス加賀』第3回板橋区景観賞を受賞
石神井川を臨む街・地域・自然とつながる空間を明るく心地よい憩いの場として提供
旭化成不動産レジデンス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:高橋 謙治)は、当社の分譲マンション『アトラス加賀』が、東京都板橋区(区長:坂本 健)が発表した第3回板橋区景観賞を2024年3月27日に受賞しましたのでお知らせいたします。
板橋区景観賞は、良好な景観の形成に寄与していると認められる建築物やまちづくり活動などに対し表彰を行うことにより、景観まちづくりに対する区民の意識の高揚を図るとともに、良好な景観の形成の推進に資することを目的として設けたものです。
板橋区公式HP:https://www.city.itabashi.tokyo.jp/bousai/toshikeiakku/keikan/1033369/1051757.html
■受賞事業のご紹介
「アトラス加賀」は、旭化成の創始者である野口 遵が後世のために残した(財)野口研究所の跡地に建設された15階建て、227戸の大規模な共同住宅です。建築地の「加賀」の地名は、江戸時代に加賀藩前田家の約 22 万坪におよぶ広大な下屋敷があったことに由来します。当時は別荘として散策や鷹狩が開催されるような場所でしたが、その後、大名屋敷の跡地が自然豊かな住宅地として整えられました。
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石神井川の音、川沿いの緑、桜、遊歩道とのつながりを意識し共用空間を計画
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加賀という文化(歴史)の継承
総敷地面積6,000 ㎡超という広大さと、南東・南西の二方が公園に面し、かつ北東側が石神井川沿いの桜並木に面したロケーションという本件敷地の特徴を活かし、緑道と一体となった広場を新設したほか、高低差をベンチと融合した緩やかな階段によってつなぎ、石神井川を臨む明るく・心地の良い憩いの空間として再生しています。
特に意識したのは、地名の由来となっている加賀藩家屋敷跡地という文化歴史の継承をテーマとして、金沢の街の成り立ちや歴史・文化を本件建築で表現することです。金沢市内にはきれいな川が幾筋も流れ、街の風景となるとともに、友禅流しなど金沢の伝統工芸を支えています。そのため、石神井川が隣を流れる本件では、建物の外観を縦のライン基調とすることで、川の流れをイメージしています。さらに中庭「加賀庭園」には石神井川に向かって蛇行する川の流れをイメージとして御影石や自然の景石、樹木によって再現した石庭として表現しています。
さらに金沢の建物の特徴の一つとして「門構え」があり、様々な場所に門をくぐって入る仕組みになっているため、かつて加賀前田藩上屋敷であった東京大学の赤門や金沢駅の鼓門などに代表される「門構え」を本件に反映させようと考え、シンメトリーデザインと太い柱が特徴の「ゲートエントランス」へとつながりました。
■事業概要
所在地 |
東京都板橋区加賀1-8 |
竣工 |
2020年7月(完売済み) |
管理組合 |
アトラス加賀管理組合 |
事業者 |
旭化成不動産レジデンス株式会社 |
設計者・施工者 |
株式会社長谷工コーポレーション |
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