【慶應義塾】COVID-19が重症化する人は血液の代謝産物組成が異なる
-感染初期での重症化リスクの予測マーカーを同定-
京都大学大学院 医学研究科 がん免疫総合研究センター マルチオミクスプラットフォームの、前田黎 技術補佐員、関夏実 研究員、杉浦悠毅 特定准教授(研究開始時:慶應義塾大学医学部医化学教室専任講師)らの研究グループは、SARS-CoV-2(COVID-19の原因となるウィルス)に感染した患者さんの血清を用いて、軽症のまま回復した人と重症化した人を感染初期に比較し、重症化リスクを予測するためのバイオマーカーとなる代謝産物を明らかにしました。
今回発見した代謝産物は発熱などの発症から5日以内の患者血清で検出されました。従って感染初期に症状が出て病院を受診した際に、血液検査で重症化リスクがあるかどうかを予測できることが期待されます。
本成果は、2023年12月20日にイギリスの国際学術誌「 Nature Communications 」にオンライン掲載されました。
今回発見した代謝産物は発熱などの発症から5日以内の患者血清で検出されました。従って感染初期に症状が出て病院を受診した際に、血液検査で重症化リスクがあるかどうかを予測できることが期待されます。
本成果は、2023年12月20日にイギリスの国際学術誌「 Nature Communications 」にオンライン掲載されました。
▼全文は本学のプレスリリースをご参照ください。
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2024/1/16/240116-3.pdf
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