サブカル界の鬼才・根本敬が人生で初めて挑んだ巨大絵画完成までを追うマンガ『根本敬ゲルニカ計画』が10月3日発売! アーティストになりたい人、必読の一冊。
特殊漫画家・根本敬が挑んだ巨大絵画完成までを、『ナガサレール イエタテール』(太田出版)などで知られる人気マンガ家のニコ・ニコルソンが追いかけた、アートの現場のルポマンガ。現代美術家・会田誠が指南する絵画の技法と表現にも注目。現代美術の専門誌『美術手帖』の人気連載がコミックになって登場。
「ゲルニカ計画」とは、特殊漫画家・根本敬が“個⼈の意思を超えた⼤きな何かに突き動かされて”、ピカソの《ゲルニカ》サイズ(349×777cm)の絵画を描くプロジェクト。現代美術家・会田誠が画材アドバイザーを務めた。本書は、『ナガサレール イエタテール』(太田出版)などで知られる漫画家ニコ・ニコルソンが、根本が絵を完成させるまでを追うルポルタージュである。
マンガでは、根本や会田の芸術と向き合い方が垣間見えるほか、会田が教える絵の具などの画材の取り扱い方、キャンバス張りやドローイングといった実践、ピカソの《ゲルニカ》の歴史まで、美術にまつわるユニークな知識が散りばめられている。会田誠による表現と技法の実践的アドバイスは、アーティストを目指す人も必見だ。
連載全12話に加え、巨大絵画ができるまでを追ったドキュメントフォト(撮影・江森康之)、スペイン美術研究者・松⽥健児による根本敬とゲルニカ論、ニコ・ニコルソンによる単行本限定の描き下ろしマンガを掲載。
【登場人物紹介】
根本 敬(ねもと・たかし)
特殊漫画家。1958年東京都生まれ。『月刊漫画ガロ』81年9月号掲載「青春むせび泣き」で漫画家デビュー。以降「特殊漫画」の道を突き進み、漫画界の極北に位置する。漫画界のみならず、音楽界やアート業界にも熱烈な支持者やフォロワーを持つオルタナティブ界の最重要人物とされる。
会田 誠(あいだ・まこと)
現代美術家。「ゲルニカ計画」の画材アドバイザー。1965年新潟県生まれ。89年、東京藝術大学美術学部絵画油画専攻卒業。91年、東京藝術大学大学院美術研究科修了(油画技法・材料研究室)。絵画、写真、映像、立体、パフォーマンス、インスタレーション、小説、漫画など表現領域は国内外多岐にわたる。
【著者プロフィール】
ニコ・ニコルソン
漫画家。2008年にエッセイコミック『上京さん』(ソニー・マガジンズ)でデビュー。自身と家族の東日本大震災からの復興を描いたエッセイコミック『ナガサレール イエタテール』(太田出版)は第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品に選ばれた。そのほかの著書に『わたしのお婆ちゃん 認知症の祖母との暮らし』(講談社)、『アルキメデスのお風呂』(KADOKAWA)など。
【書誌情報】
『根本敬ゲルニカ計画』
著者:ニコ・ニコルソン
発売:2019年10月3日
定価:1500円+税
仕様:A5変形、並製、120ページ
ISBN:978-4-568-43115-5 C3070
Amazonはこちら https://www.amazon.co.jp/dp/4568431158
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