「中間支援組織」のあり方を示す「民間NPO支援センターとしてめざしたい姿」を公開しました
全国のNPO支援センター有志で2年にわたり議論し、いま注目されている「中間支援組織」のあり方について「組織」「役割」「姿勢」の3つの切り口でまとめました。
認定特定非営利活動法人日本NPOセンター(所在地:東京都千代田区、代表:大島誠)は、全国のNPO支援センターを対象とした「民間NPO支援センター・将来を展望する会」を主催しています。この度、同会で2年にわたり議論しまとめた「民間NPO支援センターとしてめざしたい姿」を公開しました。
これは、これからのNPO支援センターのあり方として共有したい価値観を「組織」「役割」「姿勢」の3つの切り口からまとめたものです。この文書が、NPO支援センターのこれまでの成果を確認し、課題を見つめ、時代に合わせて変わっていくための議論の軸になればと考えています。ぜひご覧ください。
■経緯
2022年から政府の骨太の方針で「中間支援組織を通じたNPO支援」に言及がされるようになりました。この傾向は表現は少しずつ変わるものの2025年の骨太の方針でもより明確になり引き継がれています。しかし、「中間支援組織」は元来曖昧な表現で、実際にも各省庁が独自の解釈で中間支援組織を想定した施策を打ち出しています。私たちはNPO支援センターとして中間支援機能を備え、そのあり方を議論してきました。その視点から「中間支援組織」に対する私たちの考えをまとめ、自己認識として共有する必要があるのではないかと考え、議論の結果をまとめました。
「民間NPO支援センターとしてめざしたい姿」の3つの切り口
■組織のあるべき姿
1.多様な主体と信頼でつながり、人や情報などの資源が集まる組織
2.共感性財源を確保し、柔軟な運営をする組織
3.活動地域全体のNPOの底上げに向けて、地域内外のつながりをつくる組織
4.情報収集と発信、社会との対話・コミュニケーションを行う組織
5.組織運営と事業推進に多世代・多様な人たちが参画し成長できる組織
■NPO支援センターが果たす役割
1.NPOの自立・自律支援
2.多様な主体のつながりづくり
3.アドボカシー・政策提言
■NPO支援センタースタッフが大切にしたい姿勢
1.NPOやその先の当事者に寄り添い、その声に耳を傾ける姿勢
2.多様な価値観を尊重する姿勢
3.市民参加を拡げる姿勢
4.NPOが向き合う社会問題の構造を捉える努力をする姿勢
5.NPOの側に立脚する姿勢
この文書の詳細は、以下からご覧いただけます。
https://www.jnpoc.ne.jp/activity/npo-supporter/to-know/npo-support-center-vision-2026/
■起草委員
★:グループリーダー
【組織のあるべき姿】
大久保 朝江(認定特定非営利活動法人杜の伝言板ゆるる 顧問)
大野 覚(認定特定非営利活動法人茨城NPOセンター・コモンズ 常務理事・事務局長)★
松元 広樹(特定非営利活動法人ひらかた市民活動支援センター 副理事長・運営委員長)
【NPO支援センターが果たす役割】
髙田 篤(街活性室株式会社/中間支援機能に関する研究会 幹事)
手塚 明美(特定非営利活動法人藤沢市市民活動推進機構 理事長)
野尻 智周(特定非営利活動法人ぎふNPOセンター 事務局長)★
町田 英俊(NPO法人とちぎ協働デザインリーグ)常任理事
松村 渉(特定非営利活動法人ひろしまNPOセンター 事業部長)
【NPO支援センタースタッフが大切にしたい姿勢】
青木 ユカリ(特定非営利活動法人せんだい・みやぎNPOセンター 常務理事・事務局長)
石田 祐(認定特定非営利活動法人杜の伝言板ゆるる 代表理事)
永井 美佳(社会福祉法人大阪ボランティア協会 事務局長)★
吉田 真也(東京ボランティア・市民活動センター 統括主任)
【事務局】
吉田建治(認定特定非営利活動法人日本NPOセンター 事務局長)
三本裕子(認定特定非営利活動法人日本NPOセンター 企画スタッフ)
■問い合わせ先
認定特定非営利活動法人日本NPOセンター(担当:吉田、三本)
100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1新大手町ビル245
TEL: 03-3510-0855
MAIL:jncenter@jnpoc.ne.jp
