DHL Express、日米貨物路線を拡充

・DHL Air UK運航の中部-米シンシナティ路線を倍増し、週6便から週12便に　　・米国からの輸送所要日数を1日短縮し、中部地区のサービスを大幅に向上　

国際エクスプレスのリーディングカンパニー、DHLジャパン株式会社（代表取締役社長：トニー  カーン　本社：東京都品川区）は、2022年9月6日（火）より、DHL Air UK運航の中部国際空港からの日米間貨物路線を週6（往復週3）便から週12（往復週6）便へ増便しました。この増便によるサービスオペレーション体制の強化により、中部地区における米国からの輸入貨物の同日配達エリアが拡大、輸送所要日数が1日短縮するなどサービスが大幅に向上します。

9月13日（火）に会見したDHLジャパン株式会社代表取締役社長のトニー カーン（左）、中部国際空港株式会社代表取締役社長の犬塚力氏（右）

DHLジャパン株式会社 代表取締役社長のトニー カーンは、「このたびの増便により、当社の航空ネットワークの運用を強化し、日米路線の高い需要に応えることができ嬉しく思います。これにより、日米路線は週2,434トンの運航が可能となります。 中部国際空港を活用する唯一のインテグレーターとして、中部地区のお客様へより一層のスピードと信頼性の高いサービスを提供してまいります」と述べています。

中部国際空港に着陸したDHL Air UK貨物機

中部国際空港株式会社代表取締役社長の犬塚力氏は、「このたびのDHL Air UKの増便は、北米との関りが深い自動車産業や航空機産業を始めとする皆様の期待に応えるものであり、中部地域の企業の競争力が更に向上するものと歓迎いたします。今後もセントレアでのネットワークを更に拡大いただけるよう、DHL Expressのセントレアでの事業展開を最大限サポートしてまいります」と述べています。

DHL Air UKは、英国に本社を置くDHLグループの貨物航空会社です。今年6月、同社にとってアジア圏への初就航となる、ヨーロッパ、アメリカ、アジアを結ぶ大陸間フライト（香港～中部～シンシナティ～英国イーストミッドランズ）を開始し、日本発着路線として中部国際空港とDHL Expressの米州におけるハブ空港がある米国シンシナティを結んでいます。 

DHLは、国際エクスプレス業界で唯一、中部国際空港を拠点としたエアネットワークを構築しており、特に中部地区における輸送サービスにおいて優位性を持っています。このたびのDHL Air UK増便により、日本の製造業が集積する中部地区向けに、最重要貿易相手国の一つである米国からの輸入サービス向上を実現した意義は大きいと言えます。

DHL Expressは、国境を越えたタイムセンシティブな貨物需要の強固な成長に対応するため、継続的に投資を実施しています。220の国・地域に広がるグローバルネットワークにおいて、320機以上の専用機を15のパートナー航空会社とともに運航し、毎日2,300便以上のフライトを活用し、グローバル規模の貨物輸送網を支えています。