「経営者たちが語る『2021年の企業経営』〜THE OWNER Conference〜」に3,088名が参加、大盛況にて終了!590名のリアルな経営者の声を公開!

株式会社ZUU

株式会社ZUU(代表取締役:冨田 和成)と株式会社日本M&Aセンター(代表:三宅 卓)の合弁会社ZUUM-Aが運営する経営者向けメディア『THE OWNER』は2021年3月1日〜3月26日に「経営者たちが語る『2021年の企業経営』〜THE OWNER Conference〜」を開催し、総参加者数3,088名、平均満足度は7.6点(10点満点)となり、大盛況にて幕を閉じました。登壇者は総勢28名、計17回のセッションを行い、これまでにないバラエティに富んだ内容となりました。なお総参加者のうち経営者層に対して「会社経営における課題」に関するアンケート調査を実施したところ、経営のリアルな悩みに対する声があきらかになりました。


『Withコロナ時代の経営者のリアルボイス』
・有効回答数590名
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サマリー
「デジタル化・DXの推進や新規事業創出への課題は高まっている一方、デジタル化・DXへの戦略方針策定や専門性の高い人材の不足がボトルネックに」

●会社経営における課題
人材採用、デジタル化・DXが重点課題の一方、事業の成長性や新規事業創出に不安

●デジタル化・DXにおける課題
専門性の高い人材不足とデジタルにおける知見がなく戦略や方針がない

●新規事業創出における課題
既存サービスの見直しや拡大に加え、組織内に新規事業を推進する人材がいない

●ESG・SDGs、ダイバーシティにおける課題
リテラシーの不足による組織戦略や方針に手が行き届いていない、専門性の高い人材不足

●組織・人材における課題
人材採用、育成定着、社員のITリテラシー教育、社員同士のコミュニケーション不足に課題
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  • 「会社経営への課題」


人材・採用への課題が最も多く、次にデジタル化・DX、新規事業創出がほぼ同数とあきらかになりました。Withコロナ時代では経済・社会状況の変化のみならず、リモートワークや副業など個人と組織の関わり方にも大きな変化の波が訪れています。また、契約書やハンコのデジタル化への対応など経営者は日々新たな方針転換や対応を迫られている状況です。加えて長期的な成長を目指す経営者においては、新規事業創出といった課題も重なり、いかにこの困難な状況を乗り越え企業存続を果たしていくかが問われています。Withコロナ時代で特に課題感の大きい「デジタル化・DX」「新規事業創出」「ESG・SDGs、ダイバーシティ」「組織・マネジメント」の4つの観点からさらに課題を深堀りしました。
  • 「デジタル化・DXの課題」


「デジタル化・DX」の課題では、組織内にデジタル化・DXに詳しい技術者、人材がいないという回答が最も多くを占め、続いてデジタル化・DX推進の理解が不足しており戦略や方針がないという回答が多くありました。高度専門人材としてDX人材が高額の報酬にて採用されている傾向を見ると、多くの企業がデジタル化・DXを推進するために外部人材を必要としているということが読み取れます。DX人材の採用戦略は、Withコロナ時代の企業の成長に大きく影響を及ぼすと想定され、今後の動向に注目したいと思います。
 
  • 「新規事業創出の課題」


「新規事業創出」の課題では、組織内に新規事業を推進する人材がいないという回答が最も多く、次いで新規事業を担う人材の育成や新規事業アイデアの不足も課題としてあきらかになりました。新規事業を成功させることのハードルは決して低いものではありませんが、失敗しても挑戦を賞賛する社内文化を育てるなど、組織マネジメントにおける創意工夫も必要なのかもしれません。
  • 「ESG・SDGs、ダイバーシティの課題」


「ESG、SDGs、ダイバーシティ」の課題に対しては、リテラシーが不足しており、組織戦略や方針がないという回答が最も多くあり、その次にESG、SDGs、ダイバーシティに関連した施策の策定、実施ができていないに回答が集まりました。帝国データバンク*1がSDGsに関する企業の見解について調査したデータでも、SDGs に積極的である企業は全体の24.4%と4社に1社と決して少なくない一方で、SDGsを知りながらも具体的な施策に取り組んでいない企業は半数近くにのぼっているという結果が出ています。また、SDGsで掲げられている17の目標のうち、企業が現在力を入れて取り組んでいる項目で最も多い回答は「働きがいも経済成長も」で27.1%。次いで、 「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」(15.9%)、「つくる責任つかう責任」(14.8%)などが続いており、働き方改革や原材料・生産工程への配慮といった動きが見て取れる結果です。中小企業には、他社の事例を参考にしつつ、小さなことから取り入れていく動きが今後も求められそうです。

*1 SDGsに関する企業の意識調査 参照 https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p200708.html
 
  • 「組織・マネジメントの課題」


「組織・マネジメント」の課題では、会社経営への課題でも上位に上がった人材採用の他、育成や定着がうまくいっていないという回答が最も多く、次に社員のITリテラシー教育に課題を感じている企業が多いことがわかりました。これは急速に普及するテレワークによるデジタル化・DXへの対応も影響していると思われます。

上記項目に対して具体的な課題感について聞いたところ、自由記述欄にて下記コメントを得ました。

「新規事業やDXが本質的且つ現場課題ではなく、市場トレンドやキーワードとして推進されているケースが多く、既存のソリューションに陥りがち。」
「ICTのノウハウのある人材が不足している。経営戦略として投資思考がない」
「新規事業を行う人が成功しない限り評価が低くなってしまう人事制度になっている」
「新規事業に係るリスク評価のバイアスが高く、実行に移す協力を得る事が困難」
「創業150年の昭和どころか明治の感覚の組織なので、急降下墜落を避け、ソフトランディングをいかにさせて社員の受けるダメージを小さくするか。」

以上アンケート調査結果のご報告となります。

メディア、ブログなどで本調査データをご利用される際は「THE OWNER調べ」のクレジット表記とリンク(https://the-owner.jp/)の記載にご協力をお願い致します。

本カンファレンスで配信されたセッションについては、一部を動画コンテンツとして会員向けに アーカイブ配信を予定しております。
詳しくは『THE OWNER(ザ オーナー)』(https://the-owner.jp/)にてご確認ください。 引き続き、オーナー経営者のための経営課題解決型メディアとして、今後も経営者の悩みや課題に寄り添いながら、人間・社会・地球が持続可能な発展ができる世界を作る企業を応援するため、記事やオンラインセミナー、動画などさまざまな形のコンテンツをお届けしてまいります。

・株式会社ZUU 会社概要
代表者:代表取締役 冨田 和成
所在地:東京都目黒区青葉台3-6-28 住友不動産青葉台タワー9F
資本金:16.7億円(資本準備金含む)※2020年12月末時点

・プレスリリース問い合わせ先
pr@zuuonline.com

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会社概要

株式会社ZUU

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URL
https://zuu.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都目黒区青葉台3-6-28 住友不動産青葉台タワー9F
電話番号
-
代表者名
冨田和成
上場
東証グロース
資本金
8億7900万円
設立
2013年04月