【最短1か月からの月額制】「力触覚制御」搭載ロボットのレンタルサービス始動
~初期投資はレンタル料のみ。ロボット導入の新たな選択肢で中堅・中小製造業の自動化を加速~
セレンディップ・ホールディンス株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役社長兼CEO 竹内 在)のグループ会社であるセレンディップ・ロボクロス株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役社長 和田正信 以下、セレンディップ・ロボクロス)は、モーションリブ株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長 溝口貴弘 以下、モーションリブ)と協業し、同社が開発した「力触覚制御」技術搭載の協働ロボット向け遠隔化・自動化ユニット「URH」と、ロボクロスの協働ロボットレンタルソリューション「ロボクロス」を組み合わせたレンタルパッケージサービスを、2025年9月1日より提供開始いたします。
本サービスは、初期投資はレンタル料のみ・最短1か月から利用可能で、実機検証を通じた高精度な費用対効果の評価を実現します。また、神奈川・名古屋の拠点において、実機確認や操作体験、各種ご相談も受け付けています。
■ サービス開始の背景
日本の中堅・中小製造業では、深刻な人手不足や熟練技術者の高齢化に伴う技術継承の問題が顕在化しています。特に、研磨やバリ取り、精密組立、機能検査といった「微妙な力加減や感覚」を要する作業の自動化は、従来の協働ロボットでは困難とされてきました。
さらに、ロボット導入には数百万円~数千万円単位の初期投資が必要であり、導入効果を事前に検証できる仕組みのニーズが高まっています。
■ 「技能伝承トライアルレンタルパッケージ」の概要
モーションリブが開発した「URH」は、アームにかかる力を常にセンシングし、リアルタイムに動作を補正する「力触覚制御」技術を搭載しています。これにより、従来の「位置制御」主体のロボットでは対応が難しかった工程でも高い効果を発揮します。

【適用例】
・研磨・バリ取り:複雑形状でも均一な加工圧で安定品質を実現
・精密組立:部品のはめ込み時に力を感知し、破損リスクを低減
・機能検査の自動化:打音・接触検査を定量データ化し、品質のばらつきを抑制
サービスの概要は以下の通りです。

サービス名 |
URH×ロボクロス 協働ロボットレンタルパッケージ |
提供開始日 |
2025年9月1日 |
利用期間 |
最短1か月から |
料金 |
月額制(詳細はお問い合わせください) |
提供内容 |
URH本体、協働ロボット2台、ロボット架台2台、設置・操作、効果測定サポート |
提供対象 |
全国の中堅・中小製造業 |
実機確認・相談場所(要予約) |
(神奈川)モーショリブ株式会社 神奈川県川崎市幸区新川崎7-1 (名古屋)セレンディップ・ロボクロス株式会社 愛知県名古屋市中区錦1-5-11伊藤忠ビル7F ※10月以降対応予定 |
■ サービスの特長
セレンディップ・ロボクロスは、このURHと自社の協働ロボットレンタル「ロボクロス」を組み合わせ、最短1か月から利用可能なレンタルパッケージとして提供します。
これにより、導入前に自社ラインでのPoC(概念実証)を低コストかつ短期間で実施でき、次のメリットが得られます。
初期投資を抑えて実機を試験導入 作業工程での再現性と効果を定量的に検証 導入判断の迅速化と投資リスクの低減 自動化困難領域の生産性改善を促進
■ 今後の展望
本サービスを通じ、これまで自動化が難しかった製造現場の合理化を促進し、日本の中堅・中小製造業の生産性向上と競争力強化に貢献してまいります。
■会社概要
セレンディップ・ホールディングス株式会社
本 社: 愛知県名古屋市中区錦一丁目5番 11 号
設 立: 2006年8月
代表者: 代表取締役社長兼CEO 竹内 在
URL: https://www.serendip-c.com/
事業内容: 経営受託及び事業再生、投資事業、経営コンサルティング
セレンディップ・ロボクロス株式会社
本 社: 愛知県名古屋市中区錦一丁目5番 11 号
設 立: 2018年7月
代表者: 代表取締役社長 和田 正信
URL: https://www.serendip-rxm.com/
事業内容: 協働ロボットの販売、レンタル、開発・導入コンサル
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